JUSTICE(海軍残留if編)
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『ステンレス中将~!』
「ーーー!」
ただでさえ殺伐とした海軍本部で、七武海を交えた会議が終了し、苦い気持ちで執務室に戻ろうとしたステンレスは可憐な声で呼び止められ振り返る
「あァ、ルナ?どうしたんだ?」
パタパタと満面の笑顔で軽やかにこちらに駆けてくるルナにステンレスは自分の気分が浮上するのを感じた
『ステンレス中将、さっきの!虫虫の蜘蛛の糸のせいで怪我してらっしゃらないかと思って救急箱を持って来ました!大丈夫ですか??』
なにかを抱えていると思ったら怪我の心配をして救急箱を持ってきてくれたらしい
ステンレスは気持ちが急浮上し頬を染めた
「虫虫の蜘蛛・・・ハハハ!ルナは優しいな、鍔迫り合いで双方怪我はしていなが・・首・・を見てもらってもいいか?モザンビアのやつに掴まれたんだ、アイツ・・・馬鹿力だから」
ステンレスは会議室での出来事を思い出してまた苦い顔をしながら、首に手をあてる
『黒い点々があります!!お部屋、はいってもよろしいですか!?座って見せてください!!』
ルナはそう言ってステンレスにグッと近付いて背の高いステンレスを背伸びをしながら見上げる
ドキドキ・・・
身長差があるので、普段から見上げるかたちになるが、こんな手の届くような距離で話すことは多くない
そんな距離で上目遣いで“お願い”などされると、男としては生唾ものだ
恋愛沙汰に疎い目の前の天然娘は無自覚にやっているのだろうが・・・
さらに両手で抱えた救急箱の上にたわわな胸が乗っているのも絶対にわざとではないだろう
“しかし、あまりにも無防備!男の部屋へ入る危険さを教えてやらねば”
乗っかる胸から目が離せなくなっているステンレスは実は将校の中でも有名な女好きなのだ
ガチャッ
「散らかっているが、まァ入ってくれ」
そう言いながら執務室の扉を開き、さり気なくルナの背に手を添えて入室を促すように力を入れる
『わぁ・・・うっ血した痕がついてます!たくさん!包帯巻きます?』
扉に入って目の前の応接セットの長ソファに足を開いて座ったステンレスの足の間に立ってまじまじと観察したルナは声を上げる
“顔が近い・・”
ふわふわしたルナの髪がステンレス顎をくすぐる
「あの馬鹿力め!・・痛くはないが、包帯を巻くのとどちらが目立たんかな?」
『んんんん~・・こことこことこことここと・・ここ!指の跡がくっきりアザになってしまってます!あとこことこことこことこことここは少しマシで赤くなっているかんじで、ここに・・こぅー引っ掻いた感じの傷ができてます・・・モザンビア中将の手って大きいんですね』
ステンレスの言葉に、真面目に答えているルナだが、ステンレスは無骨な自分ら男の手とは違う柔らかく小さな指がちょんちょんとくすぐるように触って、最後にすっと撫でていったことでスイッチが入る
コツン・・
「・・・“キスマーク”のような痕がついてるってことかな?」
天井を見上げてルナに首がよく見えるようにしていたステンレスは我慢できずルナの頬に手を添えて、ルナのふわふわした前髪ががかかるオデコと自分のそれをコツンと合わせた
『きすまーく??』
“まさか・・・キスマークを知らないのか!?こういう初心な娘に1から教え込む・・・理想じゃないか!”
「・・・・つけてあげようか?」
意味を知らないらしいルナが疑問符をつけながら反復したのを、都合よく受けとってなんなら良からぬ妄想をしながらステンレスは頬に添えた手を少し下にやってルナの顔を上にむかせた
『え!?首締めるんですか!?』
がくっ
「・・なんでそうなるんだ・・・」
予想外過ぎる言葉に、ステンレスは妖しい雰囲気も吹っ飛んで思わず力が抜けてしまった
『モザンビア中将の指の跡と同じってことは私、首絞められるってことですよね!??なんで!?』
ちょっと顔を歪ませて痛そうな顔をしているところを見るに、ルナは本気でステンレスに首を締められると思っているらしい
「私がルナの首なんか締めたら簡単に折れてしまいそうだ!そんなことはせんよ・・・それより、こんなに近い距離について危機感を抱いてほしいね・・・こうしたら・・・お前はどうやって逃げるんだい?」
片方の耳に髪の毛をかけてあらわにして、ルナの小さく愛らしい耳に唇を寄せながら、ステンレスはまた妖しい雰囲気と、艶っぽい声音で質問した
同時に、開いていた足をグッと閉じて、間に立っているルナを拘束する
空いていたもう一つの手はすぅーッと背中下から上へと撫で上げた
「・・・女の子が男の部屋に簡単に入るもので・・ゴッ!!!ぐァッ!!!」
ステンレスは何が起きたかわからず思わず足も踏ん張るために開いてしまった
ひゅッ・・・すたん!
ステンレスの足の間からふわりと後ろへ一回転して、ルナは応接セットの向こう側に華麗に着地した
バタンッ
「「「「「なんか凄い音がしたぞ!大丈夫か?!」」」」」
突然扉が全開に開いてモモンガ・オニグモ・ストロベリー・ドーベルマン・ダルメシアンと錚々たる顔ぶれが飛び込んできた
このメンバー+スレンレスは中将のなかでも特に仲がいい方でお互いの執務室で寛いでいたり一緒にいることが多いのだ
今回も会議室での話を聞いて心配してスレンレスの執務室に入ろうとした矢先の出来事だった
「・・・・ルナ大佐は体操選手みたいな格好で何してるんだ?」
ソファで顔面を抑えているステンレスの反対側で、鉄棒の着地が完璧に決まった体操選手のようにして立っているルナにモモンガが声を掛ける
『ステンレス中将が、油断して拘束されたらどう逃げるかと質問されたので、額に武装色を施して頭突きして一端距離を取りました!!』
えっへん!と得意気に答えたルナに中将達の疑問符は見えていないらしい
「・・・・・完璧だ・・さすが、“智将”センゴク元帥に指南されているだけあるな・・・不測の事態にもよく判断している・・」
「「「「「・・・・・」」」」」
オデコから煙を上げ、涙目になっている“女好きの”ステンレスが何をしようとしていたかなんとなく理解した中将達は、冷たい目をステンレスに向けているが、ルナはきっと、ブラインド訓練かかなにかだと思っているのだろうから、余計なことは誰も言わない
ステンレスは同僚からの痛い視線を一心に浴びていた
『はッ!!でも私!怪我の手当てをしに来たはずなのに!!おでこにもシップします!!』
あわあわと慌てながらルナは救急箱近付く
「ルナ!あとは我々が代わろう」
「そうだ!先程ガープ中将が帰ってきていたぞ」
「あの人にはルナの元気な姿が何よりの癒やしだからな」
「顔を見せてきてあげなさい!」
“こくこくこく”
モモンガ・オニグモ・ストロベリー・ドーベルマンが口々に言って、ダルメシアンが首が取れそうなくらいにうなずいている
『え!ありがとうございます!じゃあお願いしちゃいます!』
そう言ってルナは嬉しそうに部屋を出て行った
「「「「「・・・・・」」」」」
「・・・・・」
ルナが出て行ったステンレスの執務室で5人の中将の視線がステンレスを責める
「つ!つい、な!?最近色気が出てきて・・・ちょっと我慢が・・・」
耐えきれなくなったステンレスがもごもごと言い訳する
「・・・はァ」
「女に見境ないのは勝手にすれば良いが・・・」
「ルナは駄目だろう・・」
「おつるさんに洗濯してもらおう・・・」
“こくこくこく”
モモンガ・オニグモ・ストロベリー・ドーベルマンが静かに告げて、ドーベルマンの提案にダルメシアンが思いっきり賛同している
「「「「「おつるさんに清めてもらおう」」」」」
「ぎゃ~~~」
ステンレスは5人に羽交い締めにされて連行された
「ーーー!」
ただでさえ殺伐とした海軍本部で、七武海を交えた会議が終了し、苦い気持ちで執務室に戻ろうとしたステンレスは可憐な声で呼び止められ振り返る
「あァ、ルナ?どうしたんだ?」
パタパタと満面の笑顔で軽やかにこちらに駆けてくるルナにステンレスは自分の気分が浮上するのを感じた
『ステンレス中将、さっきの!虫虫の蜘蛛の糸のせいで怪我してらっしゃらないかと思って救急箱を持って来ました!大丈夫ですか??』
なにかを抱えていると思ったら怪我の心配をして救急箱を持ってきてくれたらしい
ステンレスは気持ちが急浮上し頬を染めた
「虫虫の蜘蛛・・・ハハハ!ルナは優しいな、鍔迫り合いで双方怪我はしていなが・・首・・を見てもらってもいいか?モザンビアのやつに掴まれたんだ、アイツ・・・馬鹿力だから」
ステンレスは会議室での出来事を思い出してまた苦い顔をしながら、首に手をあてる
『黒い点々があります!!お部屋、はいってもよろしいですか!?座って見せてください!!』
ルナはそう言ってステンレスにグッと近付いて背の高いステンレスを背伸びをしながら見上げる
ドキドキ・・・
身長差があるので、普段から見上げるかたちになるが、こんな手の届くような距離で話すことは多くない
そんな距離で上目遣いで“お願い”などされると、男としては生唾ものだ
恋愛沙汰に疎い目の前の天然娘は無自覚にやっているのだろうが・・・
さらに両手で抱えた救急箱の上にたわわな胸が乗っているのも絶対にわざとではないだろう
“しかし、あまりにも無防備!男の部屋へ入る危険さを教えてやらねば”
乗っかる胸から目が離せなくなっているステンレスは実は将校の中でも有名な女好きなのだ
ガチャッ
「散らかっているが、まァ入ってくれ」
そう言いながら執務室の扉を開き、さり気なくルナの背に手を添えて入室を促すように力を入れる
『わぁ・・・うっ血した痕がついてます!たくさん!包帯巻きます?』
扉に入って目の前の応接セットの長ソファに足を開いて座ったステンレスの足の間に立ってまじまじと観察したルナは声を上げる
“顔が近い・・”
ふわふわしたルナの髪がステンレス顎をくすぐる
「あの馬鹿力め!・・痛くはないが、包帯を巻くのとどちらが目立たんかな?」
『んんんん~・・こことこことこことここと・・ここ!指の跡がくっきりアザになってしまってます!あとこことこことこことこことここは少しマシで赤くなっているかんじで、ここに・・こぅー引っ掻いた感じの傷ができてます・・・モザンビア中将の手って大きいんですね』
ステンレスの言葉に、真面目に答えているルナだが、ステンレスは無骨な自分ら男の手とは違う柔らかく小さな指がちょんちょんとくすぐるように触って、最後にすっと撫でていったことでスイッチが入る
コツン・・
「・・・“キスマーク”のような痕がついてるってことかな?」
天井を見上げてルナに首がよく見えるようにしていたステンレスは我慢できずルナの頬に手を添えて、ルナのふわふわした前髪ががかかるオデコと自分のそれをコツンと合わせた
『きすまーく??』
“まさか・・・キスマークを知らないのか!?こういう初心な娘に1から教え込む・・・理想じゃないか!”
「・・・・つけてあげようか?」
意味を知らないらしいルナが疑問符をつけながら反復したのを、都合よく受けとってなんなら良からぬ妄想をしながらステンレスは頬に添えた手を少し下にやってルナの顔を上にむかせた
『え!?首締めるんですか!?』
がくっ
「・・なんでそうなるんだ・・・」
予想外過ぎる言葉に、ステンレスは妖しい雰囲気も吹っ飛んで思わず力が抜けてしまった
『モザンビア中将の指の跡と同じってことは私、首絞められるってことですよね!??なんで!?』
ちょっと顔を歪ませて痛そうな顔をしているところを見るに、ルナは本気でステンレスに首を締められると思っているらしい
「私がルナの首なんか締めたら簡単に折れてしまいそうだ!そんなことはせんよ・・・それより、こんなに近い距離について危機感を抱いてほしいね・・・こうしたら・・・お前はどうやって逃げるんだい?」
片方の耳に髪の毛をかけてあらわにして、ルナの小さく愛らしい耳に唇を寄せながら、ステンレスはまた妖しい雰囲気と、艶っぽい声音で質問した
同時に、開いていた足をグッと閉じて、間に立っているルナを拘束する
空いていたもう一つの手はすぅーッと背中下から上へと撫で上げた
「・・・女の子が男の部屋に簡単に入るもので・・ゴッ!!!ぐァッ!!!」
ステンレスは何が起きたかわからず思わず足も踏ん張るために開いてしまった
ひゅッ・・・すたん!
ステンレスの足の間からふわりと後ろへ一回転して、ルナは応接セットの向こう側に華麗に着地した
バタンッ
「「「「「なんか凄い音がしたぞ!大丈夫か?!」」」」」
突然扉が全開に開いてモモンガ・オニグモ・ストロベリー・ドーベルマン・ダルメシアンと錚々たる顔ぶれが飛び込んできた
このメンバー+スレンレスは中将のなかでも特に仲がいい方でお互いの執務室で寛いでいたり一緒にいることが多いのだ
今回も会議室での話を聞いて心配してスレンレスの執務室に入ろうとした矢先の出来事だった
「・・・・ルナ大佐は体操選手みたいな格好で何してるんだ?」
ソファで顔面を抑えているステンレスの反対側で、鉄棒の着地が完璧に決まった体操選手のようにして立っているルナにモモンガが声を掛ける
『ステンレス中将が、油断して拘束されたらどう逃げるかと質問されたので、額に武装色を施して頭突きして一端距離を取りました!!』
えっへん!と得意気に答えたルナに中将達の疑問符は見えていないらしい
「・・・・・完璧だ・・さすが、“智将”センゴク元帥に指南されているだけあるな・・・不測の事態にもよく判断している・・」
「「「「「・・・・・」」」」」
オデコから煙を上げ、涙目になっている“女好きの”ステンレスが何をしようとしていたかなんとなく理解した中将達は、冷たい目をステンレスに向けているが、ルナはきっと、ブラインド訓練かかなにかだと思っているのだろうから、余計なことは誰も言わない
ステンレスは同僚からの痛い視線を一心に浴びていた
『はッ!!でも私!怪我の手当てをしに来たはずなのに!!おでこにもシップします!!』
あわあわと慌てながらルナは救急箱近付く
「ルナ!あとは我々が代わろう」
「そうだ!先程ガープ中将が帰ってきていたぞ」
「あの人にはルナの元気な姿が何よりの癒やしだからな」
「顔を見せてきてあげなさい!」
“こくこくこく”
モモンガ・オニグモ・ストロベリー・ドーベルマンが口々に言って、ダルメシアンが首が取れそうなくらいにうなずいている
『え!ありがとうございます!じゃあお願いしちゃいます!』
そう言ってルナは嬉しそうに部屋を出て行った
「「「「「・・・・・」」」」」
「・・・・・」
ルナが出て行ったステンレスの執務室で5人の中将の視線がステンレスを責める
「つ!つい、な!?最近色気が出てきて・・・ちょっと我慢が・・・」
耐えきれなくなったステンレスがもごもごと言い訳する
「・・・はァ」
「女に見境ないのは勝手にすれば良いが・・・」
「ルナは駄目だろう・・」
「おつるさんに洗濯してもらおう・・・」
“こくこくこく”
モモンガ・オニグモ・ストロベリー・ドーベルマンが静かに告げて、ドーベルマンの提案にダルメシアンが思いっきり賛同している
「「「「「おつるさんに清めてもらおう」」」」」
「ぎゃ~~~」
ステンレスは5人に羽交い締めにされて連行された