JUSTICE(海軍残留if編)
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『わぁぁぁ!!モモンガ中将やっぱりすごい!』
軍艦の大砲も効かない大型の海王類に飛び込んで行って、体内から刀で致命傷を与えて甲板に降り立ったモモンガは刀以外血の一滴もついていない
ルナは感嘆の声を上げた
部下達の声ももちろん混じっているし、多勢なので音量事態は部下達の方が何倍も大きいが、やはり好意を抱いている相手の声はしっかりと聞こえてくるものだ
長期任務で航海中に余計な汚れは勘弁だということが大部分を占めるが、格好をつけたいというのも嘘ではない
素直にルナの歓声は気分が高揚した
「海楼石を施してあるとはいえ、視覚的にはそろそろ限界だな、九蛇の船はまだ見えないか?」
しかし、普段からポーカーフェイスが板についているモモンガはそんな素振りはおくびにも出さず、血に濡れた刀を持ったまま見張員の方を仰いだ
「「まだ見えません」」
背中合わせで360°全方位を確認した見張り2人は短くそう答えた
『モモンガ中将♡めっっっちゃカッコいい♡♡♡』
「ルナ少将、すっかりモモンガ中将の虜っすね」
「そりゃぁ強くてカッコいいですけど、なにがそんなに少将をメロメロにさせたんですか」
見張りの報告を聞いている近くで、こちらにハートマークを飛ばして潤んだ瞳を向けているルナとその様子に笑いながら質問する部下達
部下達に若干失礼な事を言われているが、物凄く気になっているネタだったので聞こえないふりをした
何故自分にここまで、ここ数日ずっと考えて考えて考えて答えが出ないのだ
彼女からすれば、多少強くて、見識があるかもしれない
だが、彼女の周りにはそんな輩はゴロゴロいる
元帥、大将達、古参の中将をはじめ将校達の中では、自分は特に突出したものなどないに等しい
年上で頼りになるなどというポジティブな言葉も、裏を返せばただのオッサンだし、自分より年上もゴロゴロと転がっている
中将以上の中では有り難い・・・のかまだ若い方だ
そんな自分の何が彼女の琴線に触れたのかはとても気になることだった
『モモンガ中将はぁー♡私の、白馬の王子様なのです!私、もう死んじゃったって思ったんです。それが目が覚めたら私を心配そうに見下ろすモモンガ中将♡抱きしめられた逞しい腕と胸筋に私は・・・♡♡♡』
「もう止めなさい!!」
ルナの言葉に恥ずかしくなったモモンガは思わず大声で制した
若干頬に血が集まっている自覚があった
王子様など、生まれてこの方言われたことのないセリフなのだから多少は許してほしい
言われ慣れていないのだ
「モモンガ中将、顔が真っ赤です」
そんなモモンガ気持ちを全く汲み取る気のない部下が指を差して指摘してきた
周りもちょっと笑っている気がするのが気に食わない
「ええい!うるさい!!」
生真面目にモモンガの様子を報告する部下に思わず怒鳴り声まで上げてしまった
『モモンガ中将♡あいつ、今日の夕御飯にしてもいいですか?』
先程までの黄色い声は何処へ行ってしまったのか
声のする方へ振り返ると、船の手すりに足をかけて、今にも飛び降りんばかりに乗り出したルナがこちらを向いていた
そのルナ手には包丁が握られていて、刃先と瞳はキラキラと輝いていた
「はァーーー・・・好きにしなさい」
もしかしてからかわれているのか?とも一瞬脳裏をよぎるが、そんな事をして彼女になんの利が得られるか皆目思い付かないので一先ず気にしないことにしてルナに許可を出した
『わーーーい!今日はお肉だ!』
上官であるモモンガの許可を得ると、嬉々として先程仕留めた海王類を解体するため、万能包丁を片手に降りていった
「「「万能包丁!!ルナ少将、可愛い♡」」」
「副長に最前線で作業させるな!!貴様らァ!!」
「「「はーーい!すみませーん!!」」」
キャッキャッと騒ぐ部下達にモモンガが一括すると、部下達もの内火艇をおろしてルナの手伝いに奔走し始め、バタバタと騒がしい足音で溢れていった
軍艦の大砲も効かない大型の海王類に飛び込んで行って、体内から刀で致命傷を与えて甲板に降り立ったモモンガは刀以外血の一滴もついていない
ルナは感嘆の声を上げた
部下達の声ももちろん混じっているし、多勢なので音量事態は部下達の方が何倍も大きいが、やはり好意を抱いている相手の声はしっかりと聞こえてくるものだ
長期任務で航海中に余計な汚れは勘弁だということが大部分を占めるが、格好をつけたいというのも嘘ではない
素直にルナの歓声は気分が高揚した
「海楼石を施してあるとはいえ、視覚的にはそろそろ限界だな、九蛇の船はまだ見えないか?」
しかし、普段からポーカーフェイスが板についているモモンガはそんな素振りはおくびにも出さず、血に濡れた刀を持ったまま見張員の方を仰いだ
「「まだ見えません」」
背中合わせで360°全方位を確認した見張り2人は短くそう答えた
『モモンガ中将♡めっっっちゃカッコいい♡♡♡』
「ルナ少将、すっかりモモンガ中将の虜っすね」
「そりゃぁ強くてカッコいいですけど、なにがそんなに少将をメロメロにさせたんですか」
見張りの報告を聞いている近くで、こちらにハートマークを飛ばして潤んだ瞳を向けているルナとその様子に笑いながら質問する部下達
部下達に若干失礼な事を言われているが、物凄く気になっているネタだったので聞こえないふりをした
何故自分にここまで、ここ数日ずっと考えて考えて考えて答えが出ないのだ
彼女からすれば、多少強くて、見識があるかもしれない
だが、彼女の周りにはそんな輩はゴロゴロいる
元帥、大将達、古参の中将をはじめ将校達の中では、自分は特に突出したものなどないに等しい
年上で頼りになるなどというポジティブな言葉も、裏を返せばただのオッサンだし、自分より年上もゴロゴロと転がっている
中将以上の中では有り難い・・・のかまだ若い方だ
そんな自分の何が彼女の琴線に触れたのかはとても気になることだった
『モモンガ中将はぁー♡私の、白馬の王子様なのです!私、もう死んじゃったって思ったんです。それが目が覚めたら私を心配そうに見下ろすモモンガ中将♡抱きしめられた逞しい腕と胸筋に私は・・・♡♡♡』
「もう止めなさい!!」
ルナの言葉に恥ずかしくなったモモンガは思わず大声で制した
若干頬に血が集まっている自覚があった
王子様など、生まれてこの方言われたことのないセリフなのだから多少は許してほしい
言われ慣れていないのだ
「モモンガ中将、顔が真っ赤です」
そんなモモンガ気持ちを全く汲み取る気のない部下が指を差して指摘してきた
周りもちょっと笑っている気がするのが気に食わない
「ええい!うるさい!!」
生真面目にモモンガの様子を報告する部下に思わず怒鳴り声まで上げてしまった
『モモンガ中将♡あいつ、今日の夕御飯にしてもいいですか?』
先程までの黄色い声は何処へ行ってしまったのか
声のする方へ振り返ると、船の手すりに足をかけて、今にも飛び降りんばかりに乗り出したルナがこちらを向いていた
そのルナ手には包丁が握られていて、刃先と瞳はキラキラと輝いていた
「はァーーー・・・好きにしなさい」
もしかしてからかわれているのか?とも一瞬脳裏をよぎるが、そんな事をして彼女になんの利が得られるか皆目思い付かないので一先ず気にしないことにしてルナに許可を出した
『わーーーい!今日はお肉だ!』
上官であるモモンガの許可を得ると、嬉々として先程仕留めた海王類を解体するため、万能包丁を片手に降りていった
「「「万能包丁!!ルナ少将、可愛い♡」」」
「副長に最前線で作業させるな!!貴様らァ!!」
「「「はーーい!すみませーん!!」」」
キャッキャッと騒ぐ部下達にモモンガが一括すると、部下達もの内火艇をおろしてルナの手伝いに奔走し始め、バタバタと騒がしい足音で溢れていった