JUSTICE(海軍残留if編)
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コンコンコン・・
『大佐 ルナ、七武海 ドンキホーテ・ドフラミンゴさんをお連れしました』
殺伐とした空気の会議室に軽やかなノックと、厳つい本部に似つかわしくない少女の声が響いた
ガタガタッ・ガターン!・・・・・カッカッカッカッガチャ!
「ルナ!何故こいつと!?クズに何もされとらんか?怪我はないか?嫌なことなかったか?」
普段は無駄な音を立てたりしないセンゴクが、大慌てで椅子から立ち上がって扉まで走ってきた
室内で見ていた面々は、倒れた椅子とセンゴクを交互に見て唖然としている
「フッフッフッ!会ってそうそう、ひでェ言われようだぜェ!連れてきてもらっただけだよォ!なァ?ルナ」
ドフラミンゴはそう言いながら自身とセンゴクの間にいる小柄なルナを覗き込むように背中を丸める
『・・・・手が・・髪の毛に3回、肩に3回、背中に5回触れました・・うしろから抱き着こうとしたのが2回・・・・糸が寄ってきたのが6回・・・』
少しだけ視線を上にしながら、拒絶を隠すつもりがない低い声でルナは道中にドフラミンゴが仕掛けたイタズラを暴露した
「おィおィ全部数えてたのかよォ!フッフッフッ!恐れ入ったぜ!」
返答が返ってくるだけでも嬉しいらしいドフラミンゴはおどけた態度でルナを覗き込む
「ルナこちらへ来なさい!ドフラミンゴ!私の可愛い孫に近づくな!!貴様!海に放り込むぞ!!!」
2人の言葉に焦りと怒りを覚えたセンゴクは、慌ててルナを招き寄せた
ギュッ
会議室に一歩入って、センゴクの腕にくっついた#dn=1#]は道中の出来事を身振り手振りを交えてさらに詳しく説明する
センゴクは腕にしがみついてぷんぷんぷんと可愛らしく怒りながら話すルナを、孫を甘やかす気満々のデレデレの顔でヨシヨシと頭を撫でながら聞いていた
「はぁーーー・・ルナその辺にしときな・・・本当にセンゴクが海へ捨てちまいそうだよ、ドフラミンゴ、あんたも!気持ち押し付けるだけが恋愛じゃないよ!考えな」
しばらく入り口でのやり取りを見守っていたおつるがいつまでも続きそうな雰囲気をぶった切った
『・・・はい』
「へいへいわかったよ、おつるさん」
おつるの言葉に素直に返事をするルナとドフラミンゴ
「ところでルナ、このあと小さい式典をやるので身綺麗にして参加しなさい!予定時刻は14:30だが、間に合うだろう?」
思い出したとばかりにセンゴクがルナの肩を掴んでニコニコしながら告げる
『はい!わかりました!では入港作業と式典用意のために失礼します!』
ルナは、もうドフラミンゴの存在は消え去ったかのように華麗に無視してピシッっと敬礼して、来た時とは違う軽やかで楽しそうな音をさせて廊下を走っていった
「・・・あんた、なんでルナの昇任式だって教えてあげないのさ、きっとあんたの盆持ちくらいにしか思ってないよ、あの子」
「びっくりさせてやりたくてな!なんせ、我が海軍創設以来初めての15歳少将の誕生だ
七武海の攻撃を見切れる・・・鍛えればもっと強くなる・・・あの子にはその才能を伸ばすための機会と場所と階級をやらなければ勿体ない!!」
「フッフッフッ!俺のおかげで昇進とァ、嬉し「クズのおかげなわけがあるか!!クズがちょっかい出したきっかけではあるが、あの子の実力が周りに示されただけのこと!!なにを自慢気なんだ!!」
ドフラミンゴの言葉を思いっきり遮り、センゴクが叫んだ
「まぁ・・・中将がいいようにされてるところ、簡単に対応してるわけだからね、相応の身分は与えられて当然
あの子ならやっかみもなにも解決できるだろ・・・あたし等でよく見てフォローしてけば大成するはずだよ」
「あァ!あの子は大事になければな!まだしばらくは私の直轄で勉強させるつもりだ」
おつるの言葉に、改めて“少将”の階級を与えることに責任感を感じたセンゴク
『戻りました〜!でもまたすぐに本部の方に行かなきゃ行けないから、荷物整理しますね!』
「「「おかえりなさいルナ大佐!」」」
「ルナ大佐、本部で用とは?」
出迎えてくれたクルー達に混ざって、副官が声を掛けた
『誰かの式典に参列しなさいって言われたの!多分センゴク元帥の授与証書を入れたお盆持つ係だと思う!ガープおじいちゃんが、女のコがいるとそれだけで華やぐからって前に言ってたから』
「・・・被授与者がルナ大佐では?」
『ええええ?今日もいっぱい海賊捕まえたけど、ボーナスってこと?!でもセンゴク元帥なにも言ってくれなかったよ!?』
「いえ!あの、七武海の件で・・・先日も今回も相手は悪戯程度とはいえ、七武海の攻撃を止めています・・・先日の会議の際はモザンビア中将が操作されてステンレス中将と刃傷沙汰になったとか・・・それを考えると“少将”への昇進もあり得るかと・・・」
「「「ルナ大佐、昇進するんですか!!わーーーーお祝いしましょう!」」」
『待って待って!違うから!だってなにも言われてないから!おわって戻ってきたらまたつたえます!それぞれ仕事が終わったらちゃんと休んでね!』
「「「はーーーい」」」
そんなやりとりをしてルナは艦内の私室へと消えた
『大佐 ルナ、七武海 ドンキホーテ・ドフラミンゴさんをお連れしました』
殺伐とした空気の会議室に軽やかなノックと、厳つい本部に似つかわしくない少女の声が響いた
ガタガタッ・ガターン!・・・・・カッカッカッカッガチャ!
「ルナ!何故こいつと!?クズに何もされとらんか?怪我はないか?嫌なことなかったか?」
普段は無駄な音を立てたりしないセンゴクが、大慌てで椅子から立ち上がって扉まで走ってきた
室内で見ていた面々は、倒れた椅子とセンゴクを交互に見て唖然としている
「フッフッフッ!会ってそうそう、ひでェ言われようだぜェ!連れてきてもらっただけだよォ!なァ?ルナ」
ドフラミンゴはそう言いながら自身とセンゴクの間にいる小柄なルナを覗き込むように背中を丸める
『・・・・手が・・髪の毛に3回、肩に3回、背中に5回触れました・・うしろから抱き着こうとしたのが2回・・・・糸が寄ってきたのが6回・・・』
少しだけ視線を上にしながら、拒絶を隠すつもりがない低い声でルナは道中にドフラミンゴが仕掛けたイタズラを暴露した
「おィおィ全部数えてたのかよォ!フッフッフッ!恐れ入ったぜ!」
返答が返ってくるだけでも嬉しいらしいドフラミンゴはおどけた態度でルナを覗き込む
「ルナこちらへ来なさい!ドフラミンゴ!私の可愛い孫に近づくな!!貴様!海に放り込むぞ!!!」
2人の言葉に焦りと怒りを覚えたセンゴクは、慌ててルナを招き寄せた
ギュッ
会議室に一歩入って、センゴクの腕にくっついた#dn=1#]は道中の出来事を身振り手振りを交えてさらに詳しく説明する
センゴクは腕にしがみついてぷんぷんぷんと可愛らしく怒りながら話すルナを、孫を甘やかす気満々のデレデレの顔でヨシヨシと頭を撫でながら聞いていた
「はぁーーー・・ルナその辺にしときな・・・本当にセンゴクが海へ捨てちまいそうだよ、ドフラミンゴ、あんたも!気持ち押し付けるだけが恋愛じゃないよ!考えな」
しばらく入り口でのやり取りを見守っていたおつるがいつまでも続きそうな雰囲気をぶった切った
『・・・はい』
「へいへいわかったよ、おつるさん」
おつるの言葉に素直に返事をするルナとドフラミンゴ
「ところでルナ、このあと小さい式典をやるので身綺麗にして参加しなさい!予定時刻は14:30だが、間に合うだろう?」
思い出したとばかりにセンゴクがルナの肩を掴んでニコニコしながら告げる
『はい!わかりました!では入港作業と式典用意のために失礼します!』
ルナは、もうドフラミンゴの存在は消え去ったかのように華麗に無視してピシッっと敬礼して、来た時とは違う軽やかで楽しそうな音をさせて廊下を走っていった
「・・・あんた、なんでルナの昇任式だって教えてあげないのさ、きっとあんたの盆持ちくらいにしか思ってないよ、あの子」
「びっくりさせてやりたくてな!なんせ、我が海軍創設以来初めての15歳少将の誕生だ
七武海の攻撃を見切れる・・・鍛えればもっと強くなる・・・あの子にはその才能を伸ばすための機会と場所と階級をやらなければ勿体ない!!」
「フッフッフッ!俺のおかげで昇進とァ、嬉し「クズのおかげなわけがあるか!!クズがちょっかい出したきっかけではあるが、あの子の実力が周りに示されただけのこと!!なにを自慢気なんだ!!」
ドフラミンゴの言葉を思いっきり遮り、センゴクが叫んだ
「まぁ・・・中将がいいようにされてるところ、簡単に対応してるわけだからね、相応の身分は与えられて当然
あの子ならやっかみもなにも解決できるだろ・・・あたし等でよく見てフォローしてけば大成するはずだよ」
「あァ!あの子は大事になければな!まだしばらくは私の直轄で勉強させるつもりだ」
おつるの言葉に、改めて“少将”の階級を与えることに責任感を感じたセンゴク
『戻りました〜!でもまたすぐに本部の方に行かなきゃ行けないから、荷物整理しますね!』
「「「おかえりなさいルナ大佐!」」」
「ルナ大佐、本部で用とは?」
出迎えてくれたクルー達に混ざって、副官が声を掛けた
『誰かの式典に参列しなさいって言われたの!多分センゴク元帥の授与証書を入れたお盆持つ係だと思う!ガープおじいちゃんが、女のコがいるとそれだけで華やぐからって前に言ってたから』
「・・・被授与者がルナ大佐では?」
『ええええ?今日もいっぱい海賊捕まえたけど、ボーナスってこと?!でもセンゴク元帥なにも言ってくれなかったよ!?』
「いえ!あの、七武海の件で・・・先日も今回も相手は悪戯程度とはいえ、七武海の攻撃を止めています・・・先日の会議の際はモザンビア中将が操作されてステンレス中将と刃傷沙汰になったとか・・・それを考えると“少将”への昇進もあり得るかと・・・」
「「「ルナ大佐、昇進するんですか!!わーーーーお祝いしましょう!」」」
『待って待って!違うから!だってなにも言われてないから!おわって戻ってきたらまたつたえます!それぞれ仕事が終わったらちゃんと休んでね!』
「「「はーーーい」」」
そんなやりとりをしてルナは艦内の私室へと消えた