JUSTICE(海軍残留if編)
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「ルナ大佐!追い風の関係で入港予定時刻より2時間ほど早くマリンフォードへ到着出来そうなのですが、報告してよろしいですか!
」
船首からまっすぐに水平線を見つめていたルナに伝令係が声を掛けた
「お願いします、帰ったらセンゴク元帥に真っすぐ来るように言われているので逐一報告を上げてください」
ルナの返事に対してバシッと敬礼して、伝令は甲板から艦橋へ上がっていった
今回の出港直後に舞い込んできたのは“黒ひげ”によって“火拳”が捕縛され海軍に引き渡された
そして異例の速さで“火拳”の処刑が決定しことを伝える電伝虫
そこから想定されるのは、仲間思いで知られる“白ひげ”海賊団の“火拳”救出もしくは、処刑に対する報復で海軍との全面戦争
ルナはそれよりも兄であるルフィのことを心配していた
ルナは“火拳”のエースとはあまり交流がなかった
ルフィとは別で村で暮らしていたからか、何度かルフィに誘われて山へ上がった時に毎回のようにエースから痛い思いをさせられたからむしろ嫌いだった
川に落とされたり罠にかけられたり・・・“終着駅”に置き去りにされたり
でもルフィは、エースを兄と慕っているので、今回のニュースを耳にすれば、エースの救出に参加する可能性は大いに考えられる
むしろ“白ひげ”と関係なく単身で乗り込んで来るかもしれない
『そんなことになればルフィまで処刑されてしまう・・・どうするのが最善・・・??』
船に並走して飛んでいるウミネコに問いかけてみたが答えてくれるはずもなく
ふぅ・・・・とため息混じりに軍艦の手摺に顎を乗せてぼやいてみる
『おじいちゃんでもどうしようもできないだろうし・・・困った・・・あ、海賊旗みっけ!』
そう呟いたルナはぴーん!っとおもちゃを見つけた子供のように顔を上げた
タッタッタッ!
『見張り員さん!2時の方向に船影!見たことないから大した海賊団ではないと思う!船首向けて!拿捕する!』
瞬時に月歩でマストの上の見張台の高さまで駆け上がったルナは見張員に一方的に言って2時方向へ飛び出していった
「了解!艦橋こちら見張り台・・・・あああ!ルナ大佐ぁぁぁ!」
了承したと敬礼しながら無線を握った見張員が艦橋を呼び出しながら叫んだ
“こちら艦橋、どうした!!”
無線が響いたであろう艦橋から、ざわざわとしたノイズを含んだ回答が入る
敵襲ではないかとざわついているに違いない
「2時方向に無名の海賊と思われる船を1隻発見し・・ルナ大佐がお一人で飛んでいってしまいました!!!早く!早く2時方向!!」
“なァァァ!すぐに応戦の準備!!船首2時方向へ!機関全速!!”
見張員の報告内容にクルー達は大慌てで船首を向けた
「着岸!」
マリンフォードの岸壁に静かに着岸した軍艦が1隻
『入港ごの作業任せてもいいですか?』
その軍艦から、ラッタルをかける前に飛び降りようと手摺に足をかけているルナ
まもなく到着すると連絡した無線でんでん虫からセンゴク元帥が入港後真っ直ぐに自分のところへ来るようにと指示が出ていると聞いたルナは素直にその命令を遂行しようとしている
「はい!ルナ大佐!先程拿捕した海賊も書類を完成させてもらってますので監獄を移すだけです!」
副官はそんなルナを笑顔で送り出した
『ありがとう、じゃぁお願い・・・ぃやッッ!!』
飛び降りようと体重を前にかけたところで、ルナの肩にナニかが触れた
ブワッ
「ひぇぇぇ!」
思わず腰から下げた刀で振り払うと刀の切っ先は副官の鼻先から15センチほどのところで止まり副官は思わず悲鳴をあげる
パラパラ・・・
足元にキラキラと光る糸が落ちてきた
『これは・・・「フッフッフッ!前のは“まぐれ”じゃなかったんだな!いいなァルナ!益々ものにしたいぜェ!」
ルナが足元に気を取られていると頭上から聞き覚えのある不快な笑い声が降ってきた
すたッ
そしてルナの前にど派手なピンク色が楽しそうに降り立った
『私、超敏感肌なんです!そして・・・蜘蛛みたいなドフラミンゴさん無理です!!』
「フッフッ!蜘蛛じゃぁねェし、敏感肌で片付く問題じゃねェが、まァ可愛いから許す」
嫌な顔を全く隠さずに顔を歪めて答えたルナだったが、ドフラミンゴはそれを心底楽しそうに笑った
「そんなに嫌な顔するなよォ!お前との“クルーに手を出さない”って約束、律儀に守ってるんだぞ、俺は!褒めろよ!抱きしめていいぜ?」
そう言ってルナに向かって両手を広げたドフラミンゴ
『・・・約束守ってくれてありがとうございます、でも虫嫌いだから絶対に嫌!』
間髪入れずにルナは全力で拒絶する
「いやいやいや、虫じゃねェし!」
『それよりどうしてここに?』
ドフラミンゴのツッコミを完全に無視してルナは冷たく質問した
「“白ひげ”とヤるために招集されたんだよ!そしたらちょうど、ルナが入港してきたって聞いたから迎えに来てやった!褒めろよ!」
年嵩の副官から見て、おそらく本当にルナのことが気に入っているらしいドフラミンゴは重ねて褒めろとルナにせがんだ
『頼んでませんし!』
一方ルナの方は、本機で拒絶している
虫が嫌いなことは知っているが、彼女にはこのピンクの大男が巨大な蜘蛛に見えているのだろうか
「フッフッフッ!つれねェなァ!なァ!部屋まで案内してくれよ!こんな危ないやつ、一人でここに放置してくのは心配だろォ?」
『・・卑怯な言い方!嫌いです!でも本部へは私も用があるので・・不本意ですが案内します』
「フッフッフッ!ありがとよ!」
やっと構ってもらえるネタにたどり着いたドフラミンゴは心底嬉しそうに、ルナ方は脅迫と言える発言を無視できず心底嫌そうにしながら軍艦を降りていった
「・・・ドMか・・・?」
やりとりを見届けていた副官はがポツリと零した
」
船首からまっすぐに水平線を見つめていたルナに伝令係が声を掛けた
「お願いします、帰ったらセンゴク元帥に真っすぐ来るように言われているので逐一報告を上げてください」
ルナの返事に対してバシッと敬礼して、伝令は甲板から艦橋へ上がっていった
今回の出港直後に舞い込んできたのは“黒ひげ”によって“火拳”が捕縛され海軍に引き渡された
そして異例の速さで“火拳”の処刑が決定しことを伝える電伝虫
そこから想定されるのは、仲間思いで知られる“白ひげ”海賊団の“火拳”救出もしくは、処刑に対する報復で海軍との全面戦争
ルナはそれよりも兄であるルフィのことを心配していた
ルナは“火拳”のエースとはあまり交流がなかった
ルフィとは別で村で暮らしていたからか、何度かルフィに誘われて山へ上がった時に毎回のようにエースから痛い思いをさせられたからむしろ嫌いだった
川に落とされたり罠にかけられたり・・・“終着駅”に置き去りにされたり
でもルフィは、エースを兄と慕っているので、今回のニュースを耳にすれば、エースの救出に参加する可能性は大いに考えられる
むしろ“白ひげ”と関係なく単身で乗り込んで来るかもしれない
『そんなことになればルフィまで処刑されてしまう・・・どうするのが最善・・・??』
船に並走して飛んでいるウミネコに問いかけてみたが答えてくれるはずもなく
ふぅ・・・・とため息混じりに軍艦の手摺に顎を乗せてぼやいてみる
『おじいちゃんでもどうしようもできないだろうし・・・困った・・・あ、海賊旗みっけ!』
そう呟いたルナはぴーん!っとおもちゃを見つけた子供のように顔を上げた
タッタッタッ!
『見張り員さん!2時の方向に船影!見たことないから大した海賊団ではないと思う!船首向けて!拿捕する!』
瞬時に月歩でマストの上の見張台の高さまで駆け上がったルナは見張員に一方的に言って2時方向へ飛び出していった
「了解!艦橋こちら見張り台・・・・あああ!ルナ大佐ぁぁぁ!」
了承したと敬礼しながら無線を握った見張員が艦橋を呼び出しながら叫んだ
“こちら艦橋、どうした!!”
無線が響いたであろう艦橋から、ざわざわとしたノイズを含んだ回答が入る
敵襲ではないかとざわついているに違いない
「2時方向に無名の海賊と思われる船を1隻発見し・・ルナ大佐がお一人で飛んでいってしまいました!!!早く!早く2時方向!!」
“なァァァ!すぐに応戦の準備!!船首2時方向へ!機関全速!!”
見張員の報告内容にクルー達は大慌てで船首を向けた
「着岸!」
マリンフォードの岸壁に静かに着岸した軍艦が1隻
『入港ごの作業任せてもいいですか?』
その軍艦から、ラッタルをかける前に飛び降りようと手摺に足をかけているルナ
まもなく到着すると連絡した無線でんでん虫からセンゴク元帥が入港後真っ直ぐに自分のところへ来るようにと指示が出ていると聞いたルナは素直にその命令を遂行しようとしている
「はい!ルナ大佐!先程拿捕した海賊も書類を完成させてもらってますので監獄を移すだけです!」
副官はそんなルナを笑顔で送り出した
『ありがとう、じゃぁお願い・・・ぃやッッ!!』
飛び降りようと体重を前にかけたところで、ルナの肩にナニかが触れた
ブワッ
「ひぇぇぇ!」
思わず腰から下げた刀で振り払うと刀の切っ先は副官の鼻先から15センチほどのところで止まり副官は思わず悲鳴をあげる
パラパラ・・・
足元にキラキラと光る糸が落ちてきた
『これは・・・「フッフッフッ!前のは“まぐれ”じゃなかったんだな!いいなァルナ!益々ものにしたいぜェ!」
ルナが足元に気を取られていると頭上から聞き覚えのある不快な笑い声が降ってきた
すたッ
そしてルナの前にど派手なピンク色が楽しそうに降り立った
『私、超敏感肌なんです!そして・・・蜘蛛みたいなドフラミンゴさん無理です!!』
「フッフッ!蜘蛛じゃぁねェし、敏感肌で片付く問題じゃねェが、まァ可愛いから許す」
嫌な顔を全く隠さずに顔を歪めて答えたルナだったが、ドフラミンゴはそれを心底楽しそうに笑った
「そんなに嫌な顔するなよォ!お前との“クルーに手を出さない”って約束、律儀に守ってるんだぞ、俺は!褒めろよ!抱きしめていいぜ?」
そう言ってルナに向かって両手を広げたドフラミンゴ
『・・・約束守ってくれてありがとうございます、でも虫嫌いだから絶対に嫌!』
間髪入れずにルナは全力で拒絶する
「いやいやいや、虫じゃねェし!」
『それよりどうしてここに?』
ドフラミンゴのツッコミを完全に無視してルナは冷たく質問した
「“白ひげ”とヤるために招集されたんだよ!そしたらちょうど、ルナが入港してきたって聞いたから迎えに来てやった!褒めろよ!」
年嵩の副官から見て、おそらく本当にルナのことが気に入っているらしいドフラミンゴは重ねて褒めろとルナにせがんだ
『頼んでませんし!』
一方ルナの方は、本機で拒絶している
虫が嫌いなことは知っているが、彼女にはこのピンクの大男が巨大な蜘蛛に見えているのだろうか
「フッフッフッ!つれねェなァ!なァ!部屋まで案内してくれよ!こんな危ないやつ、一人でここに放置してくのは心配だろォ?」
『・・卑怯な言い方!嫌いです!でも本部へは私も用があるので・・不本意ですが案内します』
「フッフッフッ!ありがとよ!」
やっと構ってもらえるネタにたどり着いたドフラミンゴは心底嬉しそうに、ルナ方は脅迫と言える発言を無視できず心底嫌そうにしながら軍艦を降りていった
「・・・ドMか・・・?」
やりとりを見届けていた副官はがポツリと零した