PROMISE(本編)
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パキパキパキッッつるッ
「え、わっきゃッッ」どてッ
「!!!ルナ!逃げろ!もういい!」
眼の前で尻もちをついたルナにエースは焦った様子で叫ぶ
「やだ!逃げるならエースも一緒だよ!!!ッきゃ!」
「ルナちゃぁ~ん、あんまおいたしすぎるとオジサン、痛~いお仕置きしちゃうよ」
「「黙れ青二才!!ルナに卑猥なこと言うな!!」」
1段下で待機していた大将 青雉がルナの足元を凍らせたようだが、余計な一言にルナをいたく可愛がっている二人の祖父に怒鳴られた
「え?加勢したのに、俺、怒られるの?ちょっとそれは理不尽じゃない?っていうか別に卑猥じゃないでしょーよ」
「いやぁ~ど~う考えてもクザンが悪いでしょ~
ルナちゃんにな~んかしたら俺もクザンにお仕置きしちゃうよぉぉ~」
「わしもじゃ・・・」
「え!?サカズキまで!?俺、加勢したのに!?あァ~もォ~まァいいや、あれだ、めんどくせェ」
ルナはセンゴクとガープにばかり気を取られていて、足元が青雉によって凍っていることに気づかず滑ってすっ転んでしまった
その上手首の傷から流れている血が凍って床に繋ぎ止められてしまった
しかし何故か、ルナを取り押さえるために加勢したはずの青雉が処刑台の2人だけでなく、横並びに座っている黄猿と赤犬にまで責められていた
ガッ・・ドン!
「この!じゃじゃ馬娘め!!大人しくしろ!」
「ッッ!離してッ!!」
「ルナ!あァ・・・やめてくれ!俺はどうなっても良いから!!こいつは!妹は殺さないでくれ!!」
センゴクに処刑台の床に押えつけられるルナを見てエースは手錠の外れた片手をルナの方へ伸ばしながらセンゴクに乞う
「エースが死ぬなんてダメ!私のお兄ちゃんでしょ!!そんなこと言わないで!」
ルナもエースに向かって手を伸ばした
「お前ら!!もう喋るな!お前達は兄妹ではない!」
エースに届きそうだったルナの腕を抑えて床に押し付けて拘束したセンゴクは肩越しでエースに振り返り鋭い視線を向ける
「エースもルフィもお兄ちゃんだもん!兄妹だん!!」
「そうじゃ!!エースもルナも、ルフィもみんな可愛いワシの孫じゃぞ!!」
「ガープ!!!貴様は黙っとれ!話がややこしくなる!!」
会話に乱入してきたガープが一番怒られた
「それより、ルナ!!お前、どこでその鍵を手に入れたんだ!!寄越しなさい!!」
「やだ!むぐッ・・・ごっくん!!」
センゴクに押えつけられていたルナは下を向いて鍵を飲み込んでしまった
「お、おい!こら!!無茶なことをする!!出せ!出しなさい!!」
「んぐ!!おえぇーー・・苦しいぃぃ止め・・て・・おえ!」
「センゴク元帥~!ちょっとォーそれェ、羨ましいんだけどォー俺がルナちゃんに・・・ピュンッ!おっわ!!危ねッ!!」
「ク~ザ~ン?そういう妄想するのは勝手だけど、ルナではいけないねぇ~」
「だからって撃つ?普通!びっくりしたわ!」
「・・・黄猿がやってなかったらわしがやっとったわ」
「なんなのもォー!あんたらもルナガチ勢だったの!?歳考えなよォー俺でギリアウトな感じなんだからさァーはァー・・・まァめんどくせェからいいや・・・」
青雉はそう言って階下で起きている海軍海賊入り乱れた戦場を見渡した
「アウトなら貴様も同じじゃろォて」