PROMISE(本編)
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「いざ!参ります!!」
そう言って、甲板に立つモモンガに真正面から突っ込んでいくルナ
手には訓練用のものと思われる木刀が握られている
「正面から馬鹿正直につっこむやつがあるか!」
「ぅおりゃああああ!!」
ガガガンッ!
真正面から真っ直ぐに振り下ろされた木刀を軽くいなすモモンガ
思いっきり振り下ろされた木刀はそのままの勢いで甲板に叩きつけられる
ちらりと見えた影が差すルナの口元が・・・と妖しく弧を描いていた
「!!ッふん!」
避けた先に風の刃が放たれたのだ
間一髪のところで月歩で上へ跳ぶ
「むぅー」
モモンガが見下ろすとこちらを見上げたルナはあからさまにむくれていた
「避けた先への畳み掛ける攻撃、見事!
・・・だが、まだまだ甘い!」
ちょっと、本当にちょっとだけむくれた顔も可愛いと思ってしまったが、顔に出さずにすんだ
ピュンッピュンッ
またも後ろから風の刃がモモンガを襲う それを避けると今度はルナ自身が飛び込んで来る
今日はそういう戦略のようだ
「攻撃がパターン化したら、せっかくの戦略も台無しだぞ!」
「・・・崩せ、竜巻」
「!!」
モモンガの足元に竜巻が発生し、モモンガのバランスを崩す
「ッかまいたち!」
さらに背後から風の刃が飛んで来た
「・・次」
四方八方から間髪入れず風が襲ってくる
ッッヒュッ
「太刀・・・風!」
「くっ!」
ガチーーン
攻撃が左より偏っていたのは右に死角を作る作戦だったようで、右なめ後ろに現れたルナが覇気と能力を乗せ全力で振り下ろしてきた木刀をモモンガはたまらず刀で受けた
「あ・・・」
「ゃっっったぁぁぁ!!!」
「「「うぉぉぉぉ!!ルナ大佐おめでとうーーーー!!」」」
まるで自分から一本取ったかのように軍艦から歓声が上がっているが、あれは自分の部下達のはずだ
「何なんだ貴様ら・・・ルナは最後まで隙を見せるなと言っただろォォッ!」
ドカッ
「っっわぁ!!」
刀を抜かせて完全に気を抜いていたルナの横っ腹にモモンガの蹴りがヒットし、海に向かって真っ逆さまに落ちる
ザパーーンッパクっ
「あ」
「「「「ぁぁぁあ!!」」」」
ルナは海面に叩きつけられる寸前に、飛び出してきた金魚のような海王類に丸呑みにされてしまった
モモンガは海に落ちたら拾いに行ってやろう位に思っていたが、まさか下から海王類が飛び上がってくるとは思わず、あんぐり口を開けて驚いている
ひゅるるるるん
ザクザクザクッっ
すたッ!
「びっくりしたぁぁぁ!!うわ~~~血だらけ」
「「「ルナ大佐、よかったーーーー!!」」」
水に戻る前に、ルナは飲み込まれた海王類を内部から風で粉々に切り裂き、船へ戻ってきたが、降り立ったその姿は、頭から足の先まで血で真っ赤に汚れていた
「モモンガ中将ー!あいつ食べれますかね!?回収してきていいですか??」
バサッ
「そんなことより艦長室のシャワーを使いなさい・・・し、下着が透けている・・」
普段は絶対に落ちることのない将校用の正義コートを脱ぎ、バサリとルナの頭にかけてこっそりと助言する
その顔は頬が少しだけ赤くなっていた
「・・・ぉお!すみません!風紀が乱れますね!お借りします!シャワー室借りるついでにモモンガ中将のシャツか何か借りられます?
身一つで投げ込まれて着替えもなくて、あはは!」
「そうだったのか!?早く言いなさい!今までどうしてたんだ」
「寝るときに下着だけ洗って寝てました!」
「・・・そうか・・すまなかったな、とりあえずクローゼットにワイシャツが何着かあるから好きなものを着なさい
支給服で着られそうなものを用意させる」
「了解です!ありがとうございまーーす!」
そう言いながらルナは艦内へ消えていった
“コートが歩いてるみたいだった・・可愛い”
「「「モモンガ中将!あの海王類、ルナ大佐が食べたいって言ってたので回収してきてあげても良いですか?」」」
「・・・ゴホン!あァ、食えそうな部分だけハムにでもしてやってくれ、あと、新品の支給服で一番小さいものをいくつかここへ持ってきてくれ!」
すっかりルナに骨抜きにされているらしい部下達は、ルナの言葉を聞き逃さないらしい
自分の声が少し上ずった感じになったことがバレていないかヒヤヒヤするモモンガであった
そう言って、甲板に立つモモンガに真正面から突っ込んでいくルナ
手には訓練用のものと思われる木刀が握られている
「正面から馬鹿正直につっこむやつがあるか!」
「ぅおりゃああああ!!」
ガガガンッ!
真正面から真っ直ぐに振り下ろされた木刀を軽くいなすモモンガ
思いっきり振り下ろされた木刀はそのままの勢いで甲板に叩きつけられる
ちらりと見えた影が差すルナの口元が・・・と妖しく弧を描いていた
「!!ッふん!」
避けた先に風の刃が放たれたのだ
間一髪のところで月歩で上へ跳ぶ
「むぅー」
モモンガが見下ろすとこちらを見上げたルナはあからさまにむくれていた
「避けた先への畳み掛ける攻撃、見事!
・・・だが、まだまだ甘い!」
ちょっと、本当にちょっとだけむくれた顔も可愛いと思ってしまったが、顔に出さずにすんだ
ピュンッピュンッ
またも後ろから風の刃がモモンガを襲う それを避けると今度はルナ自身が飛び込んで来る
今日はそういう戦略のようだ
「攻撃がパターン化したら、せっかくの戦略も台無しだぞ!」
「・・・崩せ、竜巻」
「!!」
モモンガの足元に竜巻が発生し、モモンガのバランスを崩す
「ッかまいたち!」
さらに背後から風の刃が飛んで来た
「・・次」
四方八方から間髪入れず風が襲ってくる
ッッヒュッ
「太刀・・・風!」
「くっ!」
ガチーーン
攻撃が左より偏っていたのは右に死角を作る作戦だったようで、右なめ後ろに現れたルナが覇気と能力を乗せ全力で振り下ろしてきた木刀をモモンガはたまらず刀で受けた
「あ・・・」
「ゃっっったぁぁぁ!!!」
「「「うぉぉぉぉ!!ルナ大佐おめでとうーーーー!!」」」
まるで自分から一本取ったかのように軍艦から歓声が上がっているが、あれは自分の部下達のはずだ
「何なんだ貴様ら・・・ルナは最後まで隙を見せるなと言っただろォォッ!」
ドカッ
「っっわぁ!!」
刀を抜かせて完全に気を抜いていたルナの横っ腹にモモンガの蹴りがヒットし、海に向かって真っ逆さまに落ちる
ザパーーンッパクっ
「あ」
「「「「ぁぁぁあ!!」」」」
ルナは海面に叩きつけられる寸前に、飛び出してきた金魚のような海王類に丸呑みにされてしまった
モモンガは海に落ちたら拾いに行ってやろう位に思っていたが、まさか下から海王類が飛び上がってくるとは思わず、あんぐり口を開けて驚いている
ひゅるるるるん
ザクザクザクッっ
すたッ!
「びっくりしたぁぁぁ!!うわ~~~血だらけ」
「「「ルナ大佐、よかったーーーー!!」」」
水に戻る前に、ルナは飲み込まれた海王類を内部から風で粉々に切り裂き、船へ戻ってきたが、降り立ったその姿は、頭から足の先まで血で真っ赤に汚れていた
「モモンガ中将ー!あいつ食べれますかね!?回収してきていいですか??」
バサッ
「そんなことより艦長室のシャワーを使いなさい・・・し、下着が透けている・・」
普段は絶対に落ちることのない将校用の正義コートを脱ぎ、バサリとルナの頭にかけてこっそりと助言する
その顔は頬が少しだけ赤くなっていた
「・・・ぉお!すみません!風紀が乱れますね!お借りします!シャワー室借りるついでにモモンガ中将のシャツか何か借りられます?
身一つで投げ込まれて着替えもなくて、あはは!」
「そうだったのか!?早く言いなさい!今までどうしてたんだ」
「寝るときに下着だけ洗って寝てました!」
「・・・そうか・・すまなかったな、とりあえずクローゼットにワイシャツが何着かあるから好きなものを着なさい
支給服で着られそうなものを用意させる」
「了解です!ありがとうございまーーす!」
そう言いながらルナは艦内へ消えていった
“コートが歩いてるみたいだった・・可愛い”
「「「モモンガ中将!あの海王類、ルナ大佐が食べたいって言ってたので回収してきてあげても良いですか?」」」
「・・・ゴホン!あァ、食えそうな部分だけハムにでもしてやってくれ、あと、新品の支給服で一番小さいものをいくつかここへ持ってきてくれ!」
すっかりルナに骨抜きにされているらしい部下達は、ルナの言葉を聞き逃さないらしい
自分の声が少し上ずった感じになったことがバレていないかヒヤヒヤするモモンガであった