「・・・ぜひとも九蛇海賊団へ引き入れたい人材だから仲良くなりたい・・・と、言う感じか？」

「・・・んー・・、九蛇海賊団に引き入れたいかどうかはわからないですが、仲良くなりたいということでしたね・・」

「・・・」
「・・・」

「はぁーーーー意味不明だが、急に態度を軟化させた理由はお前を好意的に思っていると言う事ならば納得がいく・・・意味はわからんが・・
まァ、なんというか・・・メロメロの攻撃が跳ね返ってルナにメロメロになっているようだからな」

「「「うまいこというなーーモモンガ中将！海賊女帝を骨抜きにするルナ大佐、まぢすげーーー！！可愛い♥♥」」」

「うるさいバカどもが！貴様らの職務を全うしろ！！」

「「「ひええええ！サーイエッサー！！」」」

艦橋でモモンガとルナの会話を聞いていたクルー達は、ビシッと表情を引き締めて操舵、見張りとそれぞれの役割についた

「あはははー私も意味わからなかったんですけどねーー」

“ルフィを大好きになってしまったからルナのことも家族のように大事にするらしい”など絶対に言えない
それに、嘘が壊滅的に下手くそな自覚があるので、一生懸命考えて“理由はよくわからないけど気に入られた”と説明したところ、モモンガはルナに都合よく受け取ってくれたらしい

少し心が痛むが、エースを助けるための希望が見えたのだ

あとでモモンガに物凄く怒られても、もしかしたら嫌われてしまうかもしれないけれどそれでもいいとルナは思った

「あ、あと、ハンコックは１回100kgの食事を１日に５回とるそうです」

「「「んなーーーー！？」」」

モモンガと艦橋のクルーたちは驚愕の悲鳴をあげた