PROMISE(本編)
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わーわー
ガチャン・・・ガンガン
「部下達の訓練を見てくれていたのか
別の将からの指導は良い刺激になる、礼を言うぞ、ルナ大佐」
軍艦上でも色んな訓練を行う
射撃は中々難しいが、今日はサーベルや刀を使ったもので、ルナが監督をしていた
「見学させてもらっているだけですよ・・・今は赤と青に別れて団体戦をしています
共闘って私、あんまり経験ないので勉強になります!」
フーシャ村では、誰が最初に倒すかばかりのサボ・エース・ルフィだったので、ルナはサポート役は得意なのだが、風の能力と体術を使えば、一人で複数人分の攻撃ができそうな気がする
「あとで試してみよ・・」
「ん?どうした?」
「あ、いえ、モモンガ中将、皆さんの訓練が終わったら私と一戦お願いしますね!」
「あァわかった・・・」
一対一の勝負は真正面からの剣道のような戦い方だと誤認していたらしいルナだったが、実戦さながらのなんでも有り有りが普通だと教えた途端、戦闘スタイルを毎回変えて自分に合うものを模索しはじめた
一戦交えるごとに前回指摘したことを確実にものにして、更に戦略を取り入れてくるようにもなった
真っ向勝負ではまだまだ負けるつもりはないが、悪魔の実の能力を駆使した戦い方や姑息な技を覚えたら・・近い将来、形成は逆転する可能性がある
「日に日に強くなるな、ルナ」
「モモンガ中将の刀を抜かせるまでは船降りないくらいのつもりですのでよろしくお願いいたします!」
「あァ・・・あれは冗談ではなかったか」
「むー本気です!今日こそは刀抜いて本気でやってもらいますから!」
両手を拳にして奮起しているルナは、部下達が騒ぐのも頷けるほど健気で愛らしいと思う
しかしこの元気はから元気ではないだろうか、自分と交代で休んでいる時、あるいは自分が交代で休んでいる時に影でこっそり泣いていたりはしないだろうか
“共に過ごす時間が長くなると情が移っていかんな・・”
ルナの喜ぶ顔をみたいと思うようになったのはいつからだったか
火拳のエースをなんとかしてやることはできないだろうか、などと一瞬でもよぎってしまった自分が今でも信じられない
“共闘したことがあまりない・・・この子は大佐という地位にはいるが、まだ海兵歴一年に満たない者だった・・・己の掲げる正義がまだ定まっていないのか、家族・親しいものを守る正義か・・・”
どちらにせよ、海賊女帝を伴うことと共に急遽追加された任務であるルナ大佐を連れた航海
センゴク元帥とガープ中将から“絶対に逃がすな”と念を押されている
ルナの最善はなにか、親のような気持ちと年甲斐もなく淡い色を含んだ気持ちとを抱えて傍らに立つ小柄な少女を一瞥した
ガチャン・・・ガンガン
「部下達の訓練を見てくれていたのか
別の将からの指導は良い刺激になる、礼を言うぞ、ルナ大佐」
軍艦上でも色んな訓練を行う
射撃は中々難しいが、今日はサーベルや刀を使ったもので、ルナが監督をしていた
「見学させてもらっているだけですよ・・・今は赤と青に別れて団体戦をしています
共闘って私、あんまり経験ないので勉強になります!」
フーシャ村では、誰が最初に倒すかばかりのサボ・エース・ルフィだったので、ルナはサポート役は得意なのだが、風の能力と体術を使えば、一人で複数人分の攻撃ができそうな気がする
「あとで試してみよ・・」
「ん?どうした?」
「あ、いえ、モモンガ中将、皆さんの訓練が終わったら私と一戦お願いしますね!」
「あァわかった・・・」
一対一の勝負は真正面からの剣道のような戦い方だと誤認していたらしいルナだったが、実戦さながらのなんでも有り有りが普通だと教えた途端、戦闘スタイルを毎回変えて自分に合うものを模索しはじめた
一戦交えるごとに前回指摘したことを確実にものにして、更に戦略を取り入れてくるようにもなった
真っ向勝負ではまだまだ負けるつもりはないが、悪魔の実の能力を駆使した戦い方や姑息な技を覚えたら・・近い将来、形成は逆転する可能性がある
「日に日に強くなるな、ルナ」
「モモンガ中将の刀を抜かせるまでは船降りないくらいのつもりですのでよろしくお願いいたします!」
「あァ・・・あれは冗談ではなかったか」
「むー本気です!今日こそは刀抜いて本気でやってもらいますから!」
両手を拳にして奮起しているルナは、部下達が騒ぐのも頷けるほど健気で愛らしいと思う
しかしこの元気はから元気ではないだろうか、自分と交代で休んでいる時、あるいは自分が交代で休んでいる時に影でこっそり泣いていたりはしないだろうか
“共に過ごす時間が長くなると情が移っていかんな・・”
ルナの喜ぶ顔をみたいと思うようになったのはいつからだったか
火拳のエースをなんとかしてやることはできないだろうか、などと一瞬でもよぎってしまった自分が今でも信じられない
“共闘したことがあまりない・・・この子は大佐という地位にはいるが、まだ海兵歴一年に満たない者だった・・・己の掲げる正義がまだ定まっていないのか、家族・親しいものを守る正義か・・・”
どちらにせよ、海賊女帝を伴うことと共に急遽追加された任務であるルナ大佐を連れた航海
センゴク元帥とガープ中将から“絶対に逃がすな”と念を押されている
ルナの最善はなにか、親のような気持ちと年甲斐もなく淡い色を含んだ気持ちとを抱えて傍らに立つ小柄な少女を一瞥した