PROMISE(本編)
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ザクッ
結び目のすぐ横を両断した
これですぐ解けるだろう
刀を鞘に納め、ルナの寝ているソファの前にしゃがみこんで、巻きつけられているコートだった布を剥がそうと奮闘をし始めた
が寝かせたままでは無理だった
“どんだけ力込めて引っ張ったんだ・・これは解いても布がダメになってる”
そーーーっと、ルナを起こさないように慎重に抱き起こし、自身の胸に頭を預けて、両手でベリベリと布でできているとは思えないような音がするカチカチのコートを剥がしていく
小柄なルナのコートだろうから、2、3回解けば終わるはずだと思っていたが、5周目でようやく海楼石のついた十手が出てきた
能力者にとっては毒にも等しいそれを手に取り、ソファとセットで配置されているローテーブルに置いた
「ぅ・・あ・・・ふ、はぁー」
意識がなくても、能力者にとっては付けられているのとないのとでは何かしら違うのだろう
身体から海楼石を離すと苦しげだったルナの表情が和らぎ、深呼吸するのをシャツ越しに感じた
「んんんんぅ~いい匂い・・・もも・・がちゅじょ・・・」
ドッキーーーーン!
向かい合って抱きしめるような形でルナの背中の方に伸ばした手から布がバサリと落ちた
寝ているルナ本人は無自覚にスリスリとモモンガの胸にすり寄ってむにゃむにゃと何か言っている
「・・・ッ」
コートを落としたまま、空を彷徨うモモンガの腕はぷるぷるとふるえている
コンコン・・・ガチャッ
「モモンガ中将ー失礼しまーーす!ガープ中将からお土産のリストが緊急電報で入ってきたで・・・あ」
「・・・・・・・・」
「う・・うーん、むにゃむにゃ」
スリスリ
この事態を知ってか知らずか、伝令係の見ている前でルナはモモンガ体に腕を回して抱きついてきた
「はッはわわわわ!失礼しましたーーー!」
バターン!
「もッもう知らんぞッ」
ついには足まで絡みついてコアラのようになってしまったルナ恨めしげに見下ろすと、安心しきった可愛らしい寝顔が見えた
「・・・はぁ、今日は厄日か・・・・」
巻き付いたままのルナをそのままに艦橋に行ってやろうとモモンガは立ち上がった
結び目のすぐ横を両断した
これですぐ解けるだろう
刀を鞘に納め、ルナの寝ているソファの前にしゃがみこんで、巻きつけられているコートだった布を剥がそうと奮闘をし始めた
が寝かせたままでは無理だった
“どんだけ力込めて引っ張ったんだ・・これは解いても布がダメになってる”
そーーーっと、ルナを起こさないように慎重に抱き起こし、自身の胸に頭を預けて、両手でベリベリと布でできているとは思えないような音がするカチカチのコートを剥がしていく
小柄なルナのコートだろうから、2、3回解けば終わるはずだと思っていたが、5周目でようやく海楼石のついた十手が出てきた
能力者にとっては毒にも等しいそれを手に取り、ソファとセットで配置されているローテーブルに置いた
「ぅ・・あ・・・ふ、はぁー」
意識がなくても、能力者にとっては付けられているのとないのとでは何かしら違うのだろう
身体から海楼石を離すと苦しげだったルナの表情が和らぎ、深呼吸するのをシャツ越しに感じた
「んんんんぅ~いい匂い・・・もも・・がちゅじょ・・・」
ドッキーーーーン!
向かい合って抱きしめるような形でルナの背中の方に伸ばした手から布がバサリと落ちた
寝ているルナ本人は無自覚にスリスリとモモンガの胸にすり寄ってむにゃむにゃと何か言っている
「・・・ッ」
コートを落としたまま、空を彷徨うモモンガの腕はぷるぷるとふるえている
コンコン・・・ガチャッ
「モモンガ中将ー失礼しまーーす!ガープ中将からお土産のリストが緊急電報で入ってきたで・・・あ」
「・・・・・・・・」
「う・・うーん、むにゃむにゃ」
スリスリ
この事態を知ってか知らずか、伝令係の見ている前でルナはモモンガ体に腕を回して抱きついてきた
「はッはわわわわ!失礼しましたーーー!」
バターン!
「もッもう知らんぞッ」
ついには足まで絡みついてコアラのようになってしまったルナ恨めしげに見下ろすと、安心しきった可愛らしい寝顔が見えた
「・・・はぁ、今日は厄日か・・・・」
巻き付いたままのルナをそのままに艦橋に行ってやろうとモモンガは立ち上がった