PROMISE(本編)
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くーーーーーーー
しばらく大声で泣いて、疲れたのだろう、こちらに身体を預けたまま、ルナは眠ってしまった
「はぁぁぁ・・・どうしたものか・・・」
そう言いながら、そっとルナの身体をソファに寝かせて部屋を出たモモンガは文字通り頭を抱えた
とりあえず、部下から滞りなく出航したことを報告され、女ケ島への進路を確認した上で問題があれば直に報告するように指示して、手桶に水を入れて私室へ戻る
ガチャッ
部屋に入ると、出ていく前とと同じ場所、同じ格好でルナは熟睡していた
そういえば、この簀巻きになる過程で化け物級の強さを誇る二人を相手に暴れたのだから、さぞかし体力を消耗しただろう
手桶の水に浸したタオルでぐしゃぐしゃの顔をそっと拭って、開放してやるべくコートの結び目に手をかけた
ぐぬぬぬ!
それなりに力はあるはずのモモンガが本気で引っ張っても結び目は緩む気配がない
もちろん、寝ているルナの身体を締め付けないよう、結び目の先だけもって引っ張っている
「くっそッぐぬぬぬぬぬぬぬッ」
モモンガは、その長い脚の片方をソファに乗せてルナのに覆い被さるようにしてさらに結び目を引っ張った
コンコンコン!
「モモンガ中将!センゴク元帥からでんでん虫の入電が・・あ・・」
こちらの返事も待たずに入室してきた伝令係と目が合う
伝令係からは、ソファにルナを押し倒して服を脱がそうとしているようにしか見えないだろう
その証拠に物凄く気まずそうに固まってしまっている
「お、おい!勘違いしてるぞ!このぐるぐる巻きのコートを解こうとしていただけだ!決して邪な・・・「邪な・・・なにが起きているのかな、モモンガ中将?」
「センゴク元帥!誤解です!」
「何が、誤解なのかな?」
「わ、私はルナのコー「ルナになにをしている!?」
「はぁー・・私はただ、コートを解こうとしていただけです どんだけきつく結んだんですか 外れませんよ」
モモンガは永久に続きそうなやり取りに額に手を当ててため息をつ着ながら答えた
「ぁあ、全く聞き耳を持たんかったからな ガープと二人で左右に思いっきり引っ張った」
「はぁーーー可哀想に自分では体勢を変えられないくらいに参ってますよ」
「私のヒゲを引き千切ろうとしたんだぞ、ガープは噛まれた!そういえば、理由は聞いたか?」
「ポートガスDエースを助けたくて海軍を辞めるとまで言って、こうなったと、彼らは幼い頃兄弟も同然に育ったと聞いていたので、胸中は察したつもりです」
「・・ぁあ、大まかにその通りだ あとは私らのことを嫌いだと言ったことも忘れんでくれ、酷く傷ついた!絶対に逃すなよ!最近は2、3日航海できる距離ならカゼカゼの能力で飛んでいってしまう!しっかりと拘束して足止めしてくれ!」
「了解しました、ただ、海楼石の手錠をかけておくかは私の方で判断させてください 心を閉ざしてしまっては脱走の可能性を高めるだけです」
「わかった、よろしく頼む」
そう言ってでんでん虫は沈黙した
「もう下って良い、それと、私が許可するまで入室はするなよ」
「は、はい!失礼致しました!」
ビシッと敬礼して伝令係は退出していった
「全く、とんだ誤解が生じるところだった しかし、問題はまだ解決してないぞ・・・もう、切るか・・・」
執務用デスクに立て掛けられた刀に視線を向けてため息混じりに呟いた
出航してから、ため息ばかりついている気がする
カチャッ
もう簀巻きの件は面倒くさくなってきた
元はこんな厄介な状態にして押し付けた上司たちのやらかしたことだ
コートの一着くらいまた支給してもらえばいい
なんならとりあえず自身のものを貸そう
そんなことを考えながら刀を抜き、結び目を引っ張りできた隙間に刀を入れる
「ぅ・・うーん」
ドッキーーーーン!!
キツく拘束されているところを更に引っ張ったからだからだろうか
起きてはいないが、苦しそうに呻く声に何故か物凄く動揺した
なんだか悪いことをしている気分になる
だれにも、ルナにするらバレていないというのに、背徳感に襲われている
しばらく大声で泣いて、疲れたのだろう、こちらに身体を預けたまま、ルナは眠ってしまった
「はぁぁぁ・・・どうしたものか・・・」
そう言いながら、そっとルナの身体をソファに寝かせて部屋を出たモモンガは文字通り頭を抱えた
とりあえず、部下から滞りなく出航したことを報告され、女ケ島への進路を確認した上で問題があれば直に報告するように指示して、手桶に水を入れて私室へ戻る
ガチャッ
部屋に入ると、出ていく前とと同じ場所、同じ格好でルナは熟睡していた
そういえば、この簀巻きになる過程で化け物級の強さを誇る二人を相手に暴れたのだから、さぞかし体力を消耗しただろう
手桶の水に浸したタオルでぐしゃぐしゃの顔をそっと拭って、開放してやるべくコートの結び目に手をかけた
ぐぬぬぬ!
それなりに力はあるはずのモモンガが本気で引っ張っても結び目は緩む気配がない
もちろん、寝ているルナの身体を締め付けないよう、結び目の先だけもって引っ張っている
「くっそッぐぬぬぬぬぬぬぬッ」
モモンガは、その長い脚の片方をソファに乗せてルナのに覆い被さるようにしてさらに結び目を引っ張った
コンコンコン!
「モモンガ中将!センゴク元帥からでんでん虫の入電が・・あ・・」
こちらの返事も待たずに入室してきた伝令係と目が合う
伝令係からは、ソファにルナを押し倒して服を脱がそうとしているようにしか見えないだろう
その証拠に物凄く気まずそうに固まってしまっている
「お、おい!勘違いしてるぞ!このぐるぐる巻きのコートを解こうとしていただけだ!決して邪な・・・「邪な・・・なにが起きているのかな、モモンガ中将?」
「センゴク元帥!誤解です!」
「何が、誤解なのかな?」
「わ、私はルナのコー「ルナになにをしている!?」
「はぁー・・私はただ、コートを解こうとしていただけです どんだけきつく結んだんですか 外れませんよ」
モモンガは永久に続きそうなやり取りに額に手を当ててため息をつ着ながら答えた
「ぁあ、全く聞き耳を持たんかったからな ガープと二人で左右に思いっきり引っ張った」
「はぁーーー可哀想に自分では体勢を変えられないくらいに参ってますよ」
「私のヒゲを引き千切ろうとしたんだぞ、ガープは噛まれた!そういえば、理由は聞いたか?」
「ポートガスDエースを助けたくて海軍を辞めるとまで言って、こうなったと、彼らは幼い頃兄弟も同然に育ったと聞いていたので、胸中は察したつもりです」
「・・ぁあ、大まかにその通りだ あとは私らのことを嫌いだと言ったことも忘れんでくれ、酷く傷ついた!絶対に逃すなよ!最近は2、3日航海できる距離ならカゼカゼの能力で飛んでいってしまう!しっかりと拘束して足止めしてくれ!」
「了解しました、ただ、海楼石の手錠をかけておくかは私の方で判断させてください 心を閉ざしてしまっては脱走の可能性を高めるだけです」
「わかった、よろしく頼む」
そう言ってでんでん虫は沈黙した
「もう下って良い、それと、私が許可するまで入室はするなよ」
「は、はい!失礼致しました!」
ビシッと敬礼して伝令係は退出していった
「全く、とんだ誤解が生じるところだった しかし、問題はまだ解決してないぞ・・・もう、切るか・・・」
執務用デスクに立て掛けられた刀に視線を向けてため息混じりに呟いた
出航してから、ため息ばかりついている気がする
カチャッ
もう簀巻きの件は面倒くさくなってきた
元はこんな厄介な状態にして押し付けた上司たちのやらかしたことだ
コートの一着くらいまた支給してもらえばいい
なんならとりあえず自身のものを貸そう
そんなことを考えながら刀を抜き、結び目を引っ張りできた隙間に刀を入れる
「ぅ・・うーん」
ドッキーーーーン!!
キツく拘束されているところを更に引っ張ったからだからだろうか
起きてはいないが、苦しそうに呻く声に何故か物凄く動揺した
なんだか悪いことをしている気分になる
だれにも、ルナにするらバレていないというのに、背徳感に襲われている