PROMISE(本編)
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「で、何故元帥とガープ中将に簀巻きにされたのだ?しかも海楼石まで・・・只事じゃないんだろう?」
艦長の私室でソファにルナを座らせながら、モモンガは質問した
「・・・」
バツが悪そうに俯いて答えないルナの前に膝を付き、モモンガは下からルナを覗き込んだ
「なんでもありませんグスッ」
「なんでもない顔じゃないだろう 全く・・・若い娘の顔がぐしゃぐしゃだぞ」
そう言ってモモンガはポケットから出したハンカチで涙と鼻水を優しく拭いてやった
更にボサボサになって顔に張り付いている髪の毛まで直してやる
“ちとやり過ぎだったか?若い娘に安易に触れすぎてしまった・・・別にやましい気持ちではないのだが・・・ルナ相手にするとなんだか調子が狂う”
全く変わらない顔色で内心はちょっとドキドキしていた
入隊して間もない頃から変わらないモモンガの優しさにルナは観念したようでいつもより覇気のない声でぽつりぽつりと話し始めた
「おじい・・ちゃんに、エース助けてっていいましたでもダメで・・・・だったら海軍辞めるって言って、 エース助けるっで言っだらダメだっでぅぅう、おじいちゃんとの言い合いを聞いてゼンゴク元帥にも怒られてッグズッグズッ二人を振り払えなくて・・・負けました・・・グズグズ」
せっかく拭ってやったそばからまたボタボタと顔から水分が流れ出る
「ハハハ、あの二人相手に勝とうと思ったのか?ホントにルナは昔から負けん気が強いな!それはそうと、ポートガスDエースはルナの兄貴分だったか それで・・・ぅうむ、そうか・・」
複雑なルナの心中を察したモモンガは、ルナの隣に腰掛け直して、右手をルナの肩にまわして、彼女の身体を自身の方へ傾けた
「胸中は察した、何もしてやれないが、お前の気持ちは受け止めてやる 今は思いっきり泣いていい」
そう言って、後ろからまわした手で、肩をポンポンと優しく子供をあやすようにたたく
「ぅうううう!うわぁぁぁぁん!」
溢れていたが、それでも我慢していた気持ちが決壊した
簀巻きじゃなかったらきっとモモンガのストライプスーツにしがみついていたと思う
両腕が拘束されているにもかかわらず、こんなにも無防備に身体を預けて大泣きするとは、よっぽどエースを助けたいのだろう
しかし、彼女は海軍
エースの公開処刑の際は白ひげ海賊団と戦わなければならない貴重な戦力だ
“ここで気持ちを切り替えさせなければ”
貴重な戦力・・・とはいえ、こんな若い娘に、気の毒なことをする組織だ
艦長の私室でソファにルナを座らせながら、モモンガは質問した
「・・・」
バツが悪そうに俯いて答えないルナの前に膝を付き、モモンガは下からルナを覗き込んだ
「なんでもありませんグスッ」
「なんでもない顔じゃないだろう 全く・・・若い娘の顔がぐしゃぐしゃだぞ」
そう言ってモモンガはポケットから出したハンカチで涙と鼻水を優しく拭いてやった
更にボサボサになって顔に張り付いている髪の毛まで直してやる
“ちとやり過ぎだったか?若い娘に安易に触れすぎてしまった・・・別にやましい気持ちではないのだが・・・ルナ相手にするとなんだか調子が狂う”
全く変わらない顔色で内心はちょっとドキドキしていた
入隊して間もない頃から変わらないモモンガの優しさにルナは観念したようでいつもより覇気のない声でぽつりぽつりと話し始めた
「おじい・・ちゃんに、エース助けてっていいましたでもダメで・・・・だったら海軍辞めるって言って、 エース助けるっで言っだらダメだっでぅぅう、おじいちゃんとの言い合いを聞いてゼンゴク元帥にも怒られてッグズッグズッ二人を振り払えなくて・・・負けました・・・グズグズ」
せっかく拭ってやったそばからまたボタボタと顔から水分が流れ出る
「ハハハ、あの二人相手に勝とうと思ったのか?ホントにルナは昔から負けん気が強いな!それはそうと、ポートガスDエースはルナの兄貴分だったか それで・・・ぅうむ、そうか・・」
複雑なルナの心中を察したモモンガは、ルナの隣に腰掛け直して、右手をルナの肩にまわして、彼女の身体を自身の方へ傾けた
「胸中は察した、何もしてやれないが、お前の気持ちは受け止めてやる 今は思いっきり泣いていい」
そう言って、後ろからまわした手で、肩をポンポンと優しく子供をあやすようにたたく
「ぅうううう!うわぁぁぁぁん!」
溢れていたが、それでも我慢していた気持ちが決壊した
簀巻きじゃなかったらきっとモモンガのストライプスーツにしがみついていたと思う
両腕が拘束されているにもかかわらず、こんなにも無防備に身体を預けて大泣きするとは、よっぽどエースを助けたいのだろう
しかし、彼女は海軍
エースの公開処刑の際は白ひげ海賊団と戦わなければならない貴重な戦力だ
“ここで気持ちを切り替えさせなければ”
貴重な戦力・・・とはいえ、こんな若い娘に、気の毒なことをする組織だ