FILM RED ifVersion【完結】
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ルナ
『ん、んんん〜』
複数の人の気配を感じて、ルナは重たい瞼をゆっくりと持ち上げた
まだもう少し寝ていたい気持ちが大きいが、人の声がしていたので気になって寝ていられそうもなかったからだ
『ふぁ〜・・・あれ?みんなどうしたの?』
コロリと気配のする方へ寝返りを打って視界に映ったのはコビーと、その奥にヘルメッポとモモンガの後ろ姿
そしてもう一人、モモンガ隊の伝令の人
もう一度、おはようと朝の挨拶をして、ルナは上半身を起こした
ずるぅり
「わ〜〜〜〜〜!!!」
モモンガは起き上がったルナの肩からワイシャツがズリ落ちて行くのを見て、慌てふためきながらも素早く伝令の目を自身の大きな手で塞いだ
そしてすぐに自身も目を逸らす
白く細い首筋から続く艶めくデコルテ
そして細身の体に不釣り合いなほどのたわわな・・・
「ぃッたただ!」
モモンガの脳裏にステンレスの声が脳裏によぎった直後、雑念を振り払おうと思わず力が入った掌で伝令の顔を強く掴んでしまった
伝令の低く野太い声でステンレスのニヤついた顔と下品な声がかき消え、モモンガは正気を取り戻した
「ルナ?よく眠れましたか?」
見慣れた天井が視界に広がっているモモンガの耳にコビー大佐の落ち着いた言葉が届いた
「僕達も昨日はシャワーを借りて1日ゆっくり休んだのでもう全快です。今日からは復興を全力でサポートしましょう」
離れて行くコビー大佐の声につられるようにしてモモンガは視線を声の方へ動かした
「着替えはどこ?とりあえず服が脱げそうだから・・・コレでよし」
モモンガの視界にはベッドから上半身を起こしてベッドの端に腰掛けるルナとその前に膝をついてルナの首元にスカーフを巻いているコビー大佐の姿
見覚えのある花がらのスカーフはコビー大佐愛用のバンダナだろう
襟首の周りをセーラーのリボンを結ぶようにして首を一周させて結んでいた
『ん、ありがとう!服は浴室の方にかけてある』
バンダナを嬉しそうに触りながらルナは無垢で愛らしい笑顔をコビーに向けて答えている
「そっか!僕らの服も一晩で乾いていたからもう着られると思うよ!」
そう言ってすくっと立ち上がったコビーはためらいもなく浴室の方へ足を向け歩き出す
「ぬなッ!!」
それは流石にダメだろうとモモンガはコビーを制止させようと口を開いた
「コビー!ストップ!ストップ!・・ストップだ!コビー!・・・・ルナちゃん、人がいるから向こうで着替えてきな?用意が終わったら朝飯だぜぇ?」
あんぐりと口の開いたモモンガの言葉を遮って、ヘルメッポがコビーを制止し、ルナに指示を出す
『ん、わかったぁ』
ヘルメッポの言葉にコビーはピタリと制止しルナもご飯〜ご飯〜♪と機嫌良さげに浴室へと消えていった
コビーの方も特になんの感情変化もなさそうで、キビキビとベッドメイクをはじめている・・・・特にやましいことはしていないが、つい先程まで二人で寝ていたベッドを嫉妬の対象が整えている光景にモモンガは自身の狭量さを感じて恥ずかしくなった
「あ・・・・アレですよ?アレですアレ!あの、手のかかる妹的な・・・いや、もはや弟・・・?くらいのアレです」
ギギギッと壊れたおもちゃの様な不自然な動きでモモンガの方へ顔を向けてきたヘルメッポ
その顔は引きつった笑みを浮かべていて、冷や汗を流していた
思えばこの男もなかなかの苦労人だ
父親は小さいながらも1司令部を任されていたにも関わらず不正で逮捕
軍内では相当苦労しただろうに
そしてこの2人と同期
実力は本当に目を見張るが、私生活は幼子のように手がかかる事だろう
「ヘルメッポ少佐は苦労しているな・・・」
今までの彼ら3人を思い起こしていたら、そんな言葉が溢れた
「へッ!?は、はぁ・・・・でも・・・モモンガ中将には敵いませんね」
そう言ってヘルメッポは乾いた笑いを漏らしながら頭を掻いた
「さっきの集まりは誰が参加していたんでしょうね・・・」
ぽそりと呟いたヘルメッポに額から滝のような汗が流れたモモンガ
この人も本当に気苦労も絶えない人だなぁとヘルメッポは可哀想な人を見る目でモモンガを見た
モモンガの苦悩は続く
『ん、んんん〜』
複数の人の気配を感じて、ルナは重たい瞼をゆっくりと持ち上げた
まだもう少し寝ていたい気持ちが大きいが、人の声がしていたので気になって寝ていられそうもなかったからだ
『ふぁ〜・・・あれ?みんなどうしたの?』
コロリと気配のする方へ寝返りを打って視界に映ったのはコビーと、その奥にヘルメッポとモモンガの後ろ姿
そしてもう一人、モモンガ隊の伝令の人
もう一度、おはようと朝の挨拶をして、ルナは上半身を起こした
ずるぅり
「わ〜〜〜〜〜!!!」
モモンガは起き上がったルナの肩からワイシャツがズリ落ちて行くのを見て、慌てふためきながらも素早く伝令の目を自身の大きな手で塞いだ
そしてすぐに自身も目を逸らす
白く細い首筋から続く艶めくデコルテ
そして細身の体に不釣り合いなほどのたわわな・・・
「ぃッたただ!」
モモンガの脳裏にステンレスの声が脳裏によぎった直後、雑念を振り払おうと思わず力が入った掌で伝令の顔を強く掴んでしまった
伝令の低く野太い声でステンレスのニヤついた顔と下品な声がかき消え、モモンガは正気を取り戻した
「ルナ?よく眠れましたか?」
見慣れた天井が視界に広がっているモモンガの耳にコビー大佐の落ち着いた言葉が届いた
「僕達も昨日はシャワーを借りて1日ゆっくり休んだのでもう全快です。今日からは復興を全力でサポートしましょう」
離れて行くコビー大佐の声につられるようにしてモモンガは視線を声の方へ動かした
「着替えはどこ?とりあえず服が脱げそうだから・・・コレでよし」
モモンガの視界にはベッドから上半身を起こしてベッドの端に腰掛けるルナとその前に膝をついてルナの首元にスカーフを巻いているコビー大佐の姿
見覚えのある花がらのスカーフはコビー大佐愛用のバンダナだろう
襟首の周りをセーラーのリボンを結ぶようにして首を一周させて結んでいた
『ん、ありがとう!服は浴室の方にかけてある』
バンダナを嬉しそうに触りながらルナは無垢で愛らしい笑顔をコビーに向けて答えている
「そっか!僕らの服も一晩で乾いていたからもう着られると思うよ!」
そう言ってすくっと立ち上がったコビーはためらいもなく浴室の方へ足を向け歩き出す
「ぬなッ!!」
それは流石にダメだろうとモモンガはコビーを制止させようと口を開いた
「コビー!ストップ!ストップ!・・ストップだ!コビー!・・・・ルナちゃん、人がいるから向こうで着替えてきな?用意が終わったら朝飯だぜぇ?」
あんぐりと口の開いたモモンガの言葉を遮って、ヘルメッポがコビーを制止し、ルナに指示を出す
『ん、わかったぁ』
ヘルメッポの言葉にコビーはピタリと制止しルナもご飯〜ご飯〜♪と機嫌良さげに浴室へと消えていった
コビーの方も特になんの感情変化もなさそうで、キビキビとベッドメイクをはじめている・・・・特にやましいことはしていないが、つい先程まで二人で寝ていたベッドを嫉妬の対象が整えている光景にモモンガは自身の狭量さを感じて恥ずかしくなった
「あ・・・・アレですよ?アレですアレ!あの、手のかかる妹的な・・・いや、もはや弟・・・?くらいのアレです」
ギギギッと壊れたおもちゃの様な不自然な動きでモモンガの方へ顔を向けてきたヘルメッポ
その顔は引きつった笑みを浮かべていて、冷や汗を流していた
思えばこの男もなかなかの苦労人だ
父親は小さいながらも1司令部を任されていたにも関わらず不正で逮捕
軍内では相当苦労しただろうに
そしてこの2人と同期
実力は本当に目を見張るが、私生活は幼子のように手がかかる事だろう
「ヘルメッポ少佐は苦労しているな・・・」
今までの彼ら3人を思い起こしていたら、そんな言葉が溢れた
「へッ!?は、はぁ・・・・でも・・・モモンガ中将には敵いませんね」
そう言ってヘルメッポは乾いた笑いを漏らしながら頭を掻いた
「さっきの集まりは誰が参加していたんでしょうね・・・」
ぽそりと呟いたヘルメッポに額から滝のような汗が流れたモモンガ
この人も本当に気苦労も絶えない人だなぁとヘルメッポは可哀想な人を見る目でモモンガを見た
モモンガの苦悩は続く
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