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「大頭!まもなく到着です!」
レッドフォース号に大きな声が響く
雨が降りしきるエレジア
軍艦がいない裏手の岸壁に一隻の海賊船が近づいていた
スタンッッッ・・・
フワッ
「「「「「!!!」」」」」
船が接岸する直前
甲板に何か大きな塊が落ちて・・・・いや、鳥のようにふんわりと優雅に舞い降りた
接岸準備をしていた赤髪海賊団の面々は、一瞬その穏やかな雰囲気に飲まれそうになるも、ハッとして侵入者への臨戦態勢をとる
『入港作業中に・・・・お邪魔します。私はモンキー・D・ルナといいます。大頭さんの、赤髪のシャンクスさんに御目通り願います。』
塊はすっと音もなく立ち上がり、小柄な女の姿になった
スルリと指通りの良さそうな艷やかな黒髪を片方にまとめて流した小柄な女
船員の全員がどこかでみたことのあるような白と紫のストライプ柄のタイトなワンピースにちょっと不釣り合いな白ソックスとスニーカーを履いた女は、船の中央に向かって大きな声で言った
「モンキー・D?麦わらの一味の?」
「そりゃぁモンキー・D・ルフィ!男だろ!その妹だ」
「妹??」
「海軍の英雄の孫の?」
「海軍少将“天空の舞姫”ルナ!?」
「・・・ってあのお頭の?」
「お頭?」
「マリンフォードでお頭がマジ告白した」
「んで振られた」
「ぁあ!ルゥさん達が3ヶ月くらいネタにしてた・・・・」
「新聞なんかより100倍可愛い!!」
「え?わざわざお頭に会いにってことは・・・愛にきた!?」
「今!?」
「むしろ任務中だろ」
「任務だったら“海軍”コートだろ」
「着てないぞ?」
「だ・か・ら!大頭に愛に来たんじゃねぇの!?」
「いゃ、でもルゥさん達が振られたって言ってたし!」
甲板にいた下っ端たちはヒソヒソと、本人たちは小声で話しているつもりのようだが、ルナの耳にはバッチリ届いている
「おいおい、酷い言い草だなぁ。俺が諦めなきゃ振られたことにはならねぇし、可愛いからってエロい目向けんな!俺のだ」
どうやら船内にも届いていたらしい
船内から覇気と共に出てきたのは赤髪のシャンクス本人
覇気を飛ばされているわけでもないのにルナはピリリッとした空気に、こっそり息を飲んだ
「いや、振られただろ、いい加減諦めろよ」
「2年で向こうも心変わりしてるかもしれないじゃん?!ワンチャンあるって」
「いや・・・あんな可愛いコが、わざわざこんな汚えおっさん選ばねえだろ」
「わははは!ちげぇねぇ!」
周りからヤソップやライムジュース、ホンゴウ、ルゥ達、ルナも見知った大幹部が揃って出てきた
幹部達は甲板員の言う通り、からかったようにそれぞれ軽口をたたき、笑っている
「お前ら・・俺の味方はライムだけかょ・・・汚くねぇよ!ちゃんと着替えた!今! “バシッッッ” 痛っって!」
「着替えるように俺に言われただけだろ!グデグデに酔っ払って酒ぶちまけたままの姿じゃ、カッコつかねぇだろぅが!!」
副船長のベックマンが景気のいい音を立ててシャンクスの鮮やかな赤い髪の頭を叩いた
シャンクスは少し恨めしそうな顔を後ろに向けるも、更にベックマンに睨み返されて黙って正面を向き直す
軽口を叩いているし、敵意を向けられていなくとも幹部の面々が勢揃いすると、それだけで物凄い威圧感だとルナは緊張する
思わず震えそうな足に力を入れ直してルナはシャンクスを見据えた
『あの!シャンクスさん!お願いがあります!ウタを助けるために協力してください!!』
そう言ってルナは規律正しい海兵のお手本のように機敏かつ綺麗に腰を折った
「ルナ、久し振りだな。益々美人になったんじゃないか?」
そう言いながらシャンクスはルナの方へ歩み寄ってきた
頭を下げた姿勢のまま、ルナは少しだけ恐怖感を感じて震えそうな手をキュッと握る
「ウタを助けるために協力しろと言うが・・・それは海軍の要請か?」
甲板を見つめたルナの視界に、シャンクスのサンダルが映り込むほど近くまで歩み寄られ、全身に緊張が走る
「・・・まぁ、先ずは顔を上げて可愛い顔を見せてくれ」
そう言ってシャンクスは、ルナの頭をスルリと撫でた
シャンクスの手はそのままゆっくりと耳を掠めて頬をなぞり、ルナの顎まで滑り降りてきて、背筋が粟立つようにゾワリとした
なおもルナの輪郭をやわやわと触るシャンクスの手の慣れない感覚に、ピクッと肩を震わせた後、ルナは顎と頬を包むシャンクスの手に誘われるまま、ゆっくり顔を上げる
「ぁあ・・・益々美人になってるじゃないか。」
シャンクスは、目元を優しく綻ばせてルナを見つめながら、甘くゾクリとするような声で吐息をもらすようにつぶやいた
『え、っと・・海軍の要請ではありません・・・!私は、今は、SWORDに所属しています。任務はウタの世界転覆計画の阻止です!
ウタワールドに潜入しているコビー・・・えっと、マリンフォードでシャンクスさんが助けてくれた海兵から、囚われた人達を開放するにはウタワールドと現実世界の同時攻撃が必要だと・・・私だけでは力不足なのでシャンクスさんの協力を仰ぐように言われて来ました』
少し前のシャンクスの問に答えたルナ
シャンクスの肩より小さいルナは身長差があるので、自然と上目遣いになり、その顔にシャンクスは柄にもなくドキリと心臓が跳ねた
「堅苦しい喋り方はナシにしようぜ?・・なぁ?ルナ、やっぱりあの若い海兵が恋人なのか?ロッキーフォードの英雄コビー・・・大佐だったか」
ルナの顔を包み込めそうなほど大きな手でシャンクスは、ルナの頬から顎にかけて擽るように撫でた
『ッッ!こ、コビーは同期です!恋人じゃないです!それに、私がウタを助けたいのは、友達だから!!!』
シャンクスの愛撫にピクピクっと身体を震わせて顔を赤らめたルナ
自分の声が上擦って変な声になっていることに羞恥し、顔を真っ赤にしながらシャンクスの問いを否定する
「ふぅん?・・・わかった。協力しよう」
シャンクスは納得したのかしていないのかよくわからない表情で少し考えた後、ルナの要請を受けると答えた
そしてシャンクスは、そのまま己の親指をルナの唇に滑らせる
『ッん!』
少しカサついた大きな指がゆっくりとルナの唇を這い、腕や背中がゾワゾワと鳥肌が立つような感覚が駆け抜け、小さく声が漏れてしまった
「どの道、ウタを助けるために来たんだ。戦力は多い方がいい。・・・で?どうするつもりなんだ?俺の“舞姫”さん」
んん?とニヒルに首を傾げながらルナに先を促すシャンクス
『私とコビー、こちらの見聞色の覇気使いむぉ、っ方と麦わらの一味の狙撃手ウソップぅん!あ、シャンクスさん!指が口に入ります!離してください!!』
甲板にいるクルーにも聞こえるようにと、真剣にはっきりした声で説明するルナの邪魔をするように、唇を撫で続けるシャンクスにの指を2回噛んでしまったところでルナはシャンクスに抗議の視線と声を上げ、首をブンブン振ってシャンクスの手を払った
「・・・はぁ、お頭、好きな女虐めるのはベッドの中だけにしろ。他でやるのはガキだガキ。ウタの事も時間がないぞ。ふざけてる時間はねぇ」
シャンクスの後ろから意見したのは副船長のベックマン
タバコの煙をため息とともにふぅーーーっと吹きながらシャンクスを止めに入った
「・・女好きのベックめ!俺は一途で優しいんだよ!お前見たく女よがり狂わせて喜んだりしねぇの!好きな子は構いたくなるのが男ってもんだろ」
ルナの肩に手を回して抱き寄せながらシャンクスはベックマンに振り返りながら抗議した
「それがガキだって言ってんだよ!ルナ!ウタの居場所に検討はついてるか?」
シャンクスを一瞥した後、ルナを視線に捉えたベックマンはタバコをふかしながらルナに質問する
『入り江のメイン会場にいます!こちらとあちらで見聞色の覇気使いを介して指示を出します。私とコビー、麦わらの一味のウソップと・・・こちらは誰か・・・』
抱き寄せるシャンクスを両手で阻止しようとしつつ、身体を反らせて拒絶するルナが少し自信なさげに言った
結局、ルナの力でシャンクスをナントカできるはずもなく、ズルズルと引き寄せられて、シャンクスの胸にしっかりと抱きかかえられ、身体が密着したまま大幹部の面々に視線をなげる
「俺だな。」
ウソップによく似た・・・オシャレな感じの装いの男がルナにパチンとウインクした
『狙撃手ヤソップ・・・って、まさか』
「はは!そのまさかだよ!」
ヤソップはもう一度パチンとウインクをして歩き始めた
「よし!野郎ども!メイン会場に最短距離で突っ込むぞ」
「「「「「「「「ぅおおおおおお!」」」」」」」」
ベックマンの言葉にクルー達は武器を手に次々と船を降りていった
『赤髪海賊団の船長って、シャンクスさんであってますよね?』
「だはははは!うちはベックがしっかりしてるから安心なんだよ」
クルー達が消えた甲板で2人、出遅れる形となったルナとシャンクス
先程の統率のとれた動きに唖然として、シャンクスを見やってつい、そんな言葉が転がりでてしまった
それをシャンクスは爆笑しながらルナの手を引いて船を降り、メイン会場に向かって走り始めた
レッドフォース号に大きな声が響く
雨が降りしきるエレジア
軍艦がいない裏手の岸壁に一隻の海賊船が近づいていた
スタンッッッ・・・
フワッ
「「「「「!!!」」」」」
船が接岸する直前
甲板に何か大きな塊が落ちて・・・・いや、鳥のようにふんわりと優雅に舞い降りた
接岸準備をしていた赤髪海賊団の面々は、一瞬その穏やかな雰囲気に飲まれそうになるも、ハッとして侵入者への臨戦態勢をとる
『入港作業中に・・・・お邪魔します。私はモンキー・D・ルナといいます。大頭さんの、赤髪のシャンクスさんに御目通り願います。』
塊はすっと音もなく立ち上がり、小柄な女の姿になった
スルリと指通りの良さそうな艷やかな黒髪を片方にまとめて流した小柄な女
船員の全員がどこかでみたことのあるような白と紫のストライプ柄のタイトなワンピースにちょっと不釣り合いな白ソックスとスニーカーを履いた女は、船の中央に向かって大きな声で言った
「モンキー・D?麦わらの一味の?」
「そりゃぁモンキー・D・ルフィ!男だろ!その妹だ」
「妹??」
「海軍の英雄の孫の?」
「海軍少将“天空の舞姫”ルナ!?」
「・・・ってあのお頭の?」
「お頭?」
「マリンフォードでお頭がマジ告白した」
「んで振られた」
「ぁあ!ルゥさん達が3ヶ月くらいネタにしてた・・・・」
「新聞なんかより100倍可愛い!!」
「え?わざわざお頭に会いにってことは・・・愛にきた!?」
「今!?」
「むしろ任務中だろ」
「任務だったら“海軍”コートだろ」
「着てないぞ?」
「だ・か・ら!大頭に愛に来たんじゃねぇの!?」
「いゃ、でもルゥさん達が振られたって言ってたし!」
甲板にいた下っ端たちはヒソヒソと、本人たちは小声で話しているつもりのようだが、ルナの耳にはバッチリ届いている
「おいおい、酷い言い草だなぁ。俺が諦めなきゃ振られたことにはならねぇし、可愛いからってエロい目向けんな!俺のだ」
どうやら船内にも届いていたらしい
船内から覇気と共に出てきたのは赤髪のシャンクス本人
覇気を飛ばされているわけでもないのにルナはピリリッとした空気に、こっそり息を飲んだ
「いや、振られただろ、いい加減諦めろよ」
「2年で向こうも心変わりしてるかもしれないじゃん?!ワンチャンあるって」
「いや・・・あんな可愛いコが、わざわざこんな汚えおっさん選ばねえだろ」
「わははは!ちげぇねぇ!」
周りからヤソップやライムジュース、ホンゴウ、ルゥ達、ルナも見知った大幹部が揃って出てきた
幹部達は甲板員の言う通り、からかったようにそれぞれ軽口をたたき、笑っている
「お前ら・・俺の味方はライムだけかょ・・・汚くねぇよ!ちゃんと着替えた!今! “バシッッッ” 痛っって!」
「着替えるように俺に言われただけだろ!グデグデに酔っ払って酒ぶちまけたままの姿じゃ、カッコつかねぇだろぅが!!」
副船長のベックマンが景気のいい音を立ててシャンクスの鮮やかな赤い髪の頭を叩いた
シャンクスは少し恨めしそうな顔を後ろに向けるも、更にベックマンに睨み返されて黙って正面を向き直す
軽口を叩いているし、敵意を向けられていなくとも幹部の面々が勢揃いすると、それだけで物凄い威圧感だとルナは緊張する
思わず震えそうな足に力を入れ直してルナはシャンクスを見据えた
『あの!シャンクスさん!お願いがあります!ウタを助けるために協力してください!!』
そう言ってルナは規律正しい海兵のお手本のように機敏かつ綺麗に腰を折った
「ルナ、久し振りだな。益々美人になったんじゃないか?」
そう言いながらシャンクスはルナの方へ歩み寄ってきた
頭を下げた姿勢のまま、ルナは少しだけ恐怖感を感じて震えそうな手をキュッと握る
「ウタを助けるために協力しろと言うが・・・それは海軍の要請か?」
甲板を見つめたルナの視界に、シャンクスのサンダルが映り込むほど近くまで歩み寄られ、全身に緊張が走る
「・・・まぁ、先ずは顔を上げて可愛い顔を見せてくれ」
そう言ってシャンクスは、ルナの頭をスルリと撫でた
シャンクスの手はそのままゆっくりと耳を掠めて頬をなぞり、ルナの顎まで滑り降りてきて、背筋が粟立つようにゾワリとした
なおもルナの輪郭をやわやわと触るシャンクスの手の慣れない感覚に、ピクッと肩を震わせた後、ルナは顎と頬を包むシャンクスの手に誘われるまま、ゆっくり顔を上げる
「ぁあ・・・益々美人になってるじゃないか。」
シャンクスは、目元を優しく綻ばせてルナを見つめながら、甘くゾクリとするような声で吐息をもらすようにつぶやいた
『え、っと・・海軍の要請ではありません・・・!私は、今は、SWORDに所属しています。任務はウタの世界転覆計画の阻止です!
ウタワールドに潜入しているコビー・・・えっと、マリンフォードでシャンクスさんが助けてくれた海兵から、囚われた人達を開放するにはウタワールドと現実世界の同時攻撃が必要だと・・・私だけでは力不足なのでシャンクスさんの協力を仰ぐように言われて来ました』
少し前のシャンクスの問に答えたルナ
シャンクスの肩より小さいルナは身長差があるので、自然と上目遣いになり、その顔にシャンクスは柄にもなくドキリと心臓が跳ねた
「堅苦しい喋り方はナシにしようぜ?・・なぁ?ルナ、やっぱりあの若い海兵が恋人なのか?ロッキーフォードの英雄コビー・・・大佐だったか」
ルナの顔を包み込めそうなほど大きな手でシャンクスは、ルナの頬から顎にかけて擽るように撫でた
『ッッ!こ、コビーは同期です!恋人じゃないです!それに、私がウタを助けたいのは、友達だから!!!』
シャンクスの愛撫にピクピクっと身体を震わせて顔を赤らめたルナ
自分の声が上擦って変な声になっていることに羞恥し、顔を真っ赤にしながらシャンクスの問いを否定する
「ふぅん?・・・わかった。協力しよう」
シャンクスは納得したのかしていないのかよくわからない表情で少し考えた後、ルナの要請を受けると答えた
そしてシャンクスは、そのまま己の親指をルナの唇に滑らせる
『ッん!』
少しカサついた大きな指がゆっくりとルナの唇を這い、腕や背中がゾワゾワと鳥肌が立つような感覚が駆け抜け、小さく声が漏れてしまった
「どの道、ウタを助けるために来たんだ。戦力は多い方がいい。・・・で?どうするつもりなんだ?俺の“舞姫”さん」
んん?とニヒルに首を傾げながらルナに先を促すシャンクス
『私とコビー、こちらの見聞色の覇気使いむぉ、っ方と麦わらの一味の狙撃手ウソップぅん!あ、シャンクスさん!指が口に入ります!離してください!!』
甲板にいるクルーにも聞こえるようにと、真剣にはっきりした声で説明するルナの邪魔をするように、唇を撫で続けるシャンクスにの指を2回噛んでしまったところでルナはシャンクスに抗議の視線と声を上げ、首をブンブン振ってシャンクスの手を払った
「・・・はぁ、お頭、好きな女虐めるのはベッドの中だけにしろ。他でやるのはガキだガキ。ウタの事も時間がないぞ。ふざけてる時間はねぇ」
シャンクスの後ろから意見したのは副船長のベックマン
タバコの煙をため息とともにふぅーーーっと吹きながらシャンクスを止めに入った
「・・女好きのベックめ!俺は一途で優しいんだよ!お前見たく女よがり狂わせて喜んだりしねぇの!好きな子は構いたくなるのが男ってもんだろ」
ルナの肩に手を回して抱き寄せながらシャンクスはベックマンに振り返りながら抗議した
「それがガキだって言ってんだよ!ルナ!ウタの居場所に検討はついてるか?」
シャンクスを一瞥した後、ルナを視線に捉えたベックマンはタバコをふかしながらルナに質問する
『入り江のメイン会場にいます!こちらとあちらで見聞色の覇気使いを介して指示を出します。私とコビー、麦わらの一味のウソップと・・・こちらは誰か・・・』
抱き寄せるシャンクスを両手で阻止しようとしつつ、身体を反らせて拒絶するルナが少し自信なさげに言った
結局、ルナの力でシャンクスをナントカできるはずもなく、ズルズルと引き寄せられて、シャンクスの胸にしっかりと抱きかかえられ、身体が密着したまま大幹部の面々に視線をなげる
「俺だな。」
ウソップによく似た・・・オシャレな感じの装いの男がルナにパチンとウインクした
『狙撃手ヤソップ・・・って、まさか』
「はは!そのまさかだよ!」
ヤソップはもう一度パチンとウインクをして歩き始めた
「よし!野郎ども!メイン会場に最短距離で突っ込むぞ」
「「「「「「「「ぅおおおおおお!」」」」」」」」
ベックマンの言葉にクルー達は武器を手に次々と船を降りていった
『赤髪海賊団の船長って、シャンクスさんであってますよね?』
「だはははは!うちはベックがしっかりしてるから安心なんだよ」
クルー達が消えた甲板で2人、出遅れる形となったルナとシャンクス
先程の統率のとれた動きに唖然として、シャンクスを見やってつい、そんな言葉が転がりでてしまった
それをシャンクスは爆笑しながらルナの手を引いて船を降り、メイン会場に向かって走り始めた