JUSTICE(海軍残留if編)
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『・・参ります!!』
快晴の空の下、甲板の真ん中で海兵達に囲まれたルナが顔を上げた
どんッッッ!!
「「「!!!」」」
バタバタバタバタ
ルナの周りを囲んでいた海兵達は、モモンガ一人を残して全員が甲板へ沈んむ
「はぁぁぁぁ!!」
ルナは膝から崩れ落ちる海兵達を器用に抜けて、モモンガに向けて刀を振り下ろした
ガチンッ!ギリギリギリギリッッ
「・・・・力で敵わんのなら鍔迫り合いは避けるべきでは?」
加速したルナの刀を、いとも簡単に受け止めたモモンガは、そう言いながらジリジリとルナの方へ刀を傾けていく
ひゅんひゅんひゅんッ
「!」
そんな中、モモンガの背後から突然、風の刃が襲った
『・・・私、悪魔の実の能力者ですし!使えるものは使いまくって戦っちゃいまッす!』
ガンッ!
さらに続けざまに体制を崩しているモモンガの正面から指銃を放つ
“本当に反則的な才能だな・・・!”
覚醒前とはいえ、攻守共に使い勝手の良いカゼカゼの実の能力に加えて、若干15歳にして六式を会得し、更には覇気の才にも恵まれている
そんな思考はおくびにも出さず、指銃も器用に避けたモモンガだったが、下命されたさいの“経験を積ませてやってほしい”と言ったセンゴクとおつるの言葉を思い出していた
「・・・すげえなァ!同じ人間とは思えねぇよ」
軍艦の手すりに腰掛けて完全に観覧気分になっている先輩海兵が呟いた
「・・・僕も、あんなふうになれるでしょうか」
隣で休めの姿勢で見守っている後輩の新米水兵は、キラキラした目を向けながら後ろに組んだ両手を拳にして、モモンガとルナの一騎打ちを見守っている
「ルナ少将みたいにか?無理無理!なんかこぅー・・・生まれ持ったなんかが違うだろ!お前がめちゃくちゃすげー悪魔の実食ってもルナ少将にゃ勝てねぇよ!」
ケラケラと笑う先輩海兵
グラッ
その時、軍艦が突然大きく揺れた
「「「!!?」」」
悪天候にでも見舞われなければ、空っぽのコーラ瓶も倒れることがないほど揺れない大型軍艦が大きく傾いた
ぬぅーーーん
水面を見ると、間近に海王類が寝ぼけた顔をして海から顔を上げていた
「・・・あ・・」
手摺りに腰掛けていた先輩海兵の体が船と共に大きく傾き、後ろへ仰け反るような姿勢で海へ投げ出される
『!』ぴゅん!
「あ!せんぱ・・・」
新米水兵が手すりに手を掛けて、もう片方の手をいっぱいに伸ばすが、先輩の伸ばす指先まで、手のひら1個分遠い
“届かない!”
ガッ!!ぐいッ!
だめだ・・・と諦めた新米水兵の視界が真っ白になった
視点が合ってくると大きく書かれた正義の文字
『えぃやッ!』
ルナの背中の将校のコートだ
ルナは傾く手すりに両足で立って、自分よりも大柄な先輩海兵の腕を掴んで船のへ一本釣りの様な体制で引き戻した
どたーん
ざっぱーーん
『・・ぁ』
先輩海兵が大きな音を立てて甲板に尻餅をついたおなじタイミングで、外気に触れて目が覚めた海王類が目をパチパチとさせた後、海中へ戻っていった
その飛沫の海水が雨のように軍艦に降り注ぐ
悪魔の実の能力者であるルナは、海水のシャワーを全身に浴びてしまい、ふにゃりと力が抜けて膝から崩れ落ち、吸い込まれるように海へと落ちていった
ざばーーーん
“他に誰も海に落ちてないからよかった・・・か・・な?”
ゆっくりと遠ざかる水面に手を伸ばしながらルナは目を閉じた
快晴の空の下、甲板の真ん中で海兵達に囲まれたルナが顔を上げた
どんッッッ!!
「「「!!!」」」
バタバタバタバタ
ルナの周りを囲んでいた海兵達は、モモンガ一人を残して全員が甲板へ沈んむ
「はぁぁぁぁ!!」
ルナは膝から崩れ落ちる海兵達を器用に抜けて、モモンガに向けて刀を振り下ろした
ガチンッ!ギリギリギリギリッッ
「・・・・力で敵わんのなら鍔迫り合いは避けるべきでは?」
加速したルナの刀を、いとも簡単に受け止めたモモンガは、そう言いながらジリジリとルナの方へ刀を傾けていく
ひゅんひゅんひゅんッ
「!」
そんな中、モモンガの背後から突然、風の刃が襲った
『・・・私、悪魔の実の能力者ですし!使えるものは使いまくって戦っちゃいまッす!』
ガンッ!
さらに続けざまに体制を崩しているモモンガの正面から指銃を放つ
“本当に反則的な才能だな・・・!”
覚醒前とはいえ、攻守共に使い勝手の良いカゼカゼの実の能力に加えて、若干15歳にして六式を会得し、更には覇気の才にも恵まれている
そんな思考はおくびにも出さず、指銃も器用に避けたモモンガだったが、下命されたさいの“経験を積ませてやってほしい”と言ったセンゴクとおつるの言葉を思い出していた
「・・・すげえなァ!同じ人間とは思えねぇよ」
軍艦の手すりに腰掛けて完全に観覧気分になっている先輩海兵が呟いた
「・・・僕も、あんなふうになれるでしょうか」
隣で休めの姿勢で見守っている後輩の新米水兵は、キラキラした目を向けながら後ろに組んだ両手を拳にして、モモンガとルナの一騎打ちを見守っている
「ルナ少将みたいにか?無理無理!なんかこぅー・・・生まれ持ったなんかが違うだろ!お前がめちゃくちゃすげー悪魔の実食ってもルナ少将にゃ勝てねぇよ!」
ケラケラと笑う先輩海兵
グラッ
その時、軍艦が突然大きく揺れた
「「「!!?」」」
悪天候にでも見舞われなければ、空っぽのコーラ瓶も倒れることがないほど揺れない大型軍艦が大きく傾いた
ぬぅーーーん
水面を見ると、間近に海王類が寝ぼけた顔をして海から顔を上げていた
「・・・あ・・」
手摺りに腰掛けていた先輩海兵の体が船と共に大きく傾き、後ろへ仰け反るような姿勢で海へ投げ出される
『!』ぴゅん!
「あ!せんぱ・・・」
新米水兵が手すりに手を掛けて、もう片方の手をいっぱいに伸ばすが、先輩の伸ばす指先まで、手のひら1個分遠い
“届かない!”
ガッ!!ぐいッ!
だめだ・・・と諦めた新米水兵の視界が真っ白になった
視点が合ってくると大きく書かれた正義の文字
『えぃやッ!』
ルナの背中の将校のコートだ
ルナは傾く手すりに両足で立って、自分よりも大柄な先輩海兵の腕を掴んで船のへ一本釣りの様な体制で引き戻した
どたーん
ざっぱーーん
『・・ぁ』
先輩海兵が大きな音を立てて甲板に尻餅をついたおなじタイミングで、外気に触れて目が覚めた海王類が目をパチパチとさせた後、海中へ戻っていった
その飛沫の海水が雨のように軍艦に降り注ぐ
悪魔の実の能力者であるルナは、海水のシャワーを全身に浴びてしまい、ふにゃりと力が抜けて膝から崩れ落ち、吸い込まれるように海へと落ちていった
ざばーーーん
“他に誰も海に落ちてないからよかった・・・か・・な?”
ゆっくりと遠ざかる水面に手を伸ばしながらルナは目を閉じた