5年生7月編
『みかんちゃんの魔法日記』誕生話
2007年記(Web拍手)
始まりは、私が12歳の時にみかんちゃんのキャラクターが生まれました。
元気を無くしていた頃にふと、魔法使いがクラスにいたら楽しいだろうなと思いました。
魔法使いアニメが大好きで、お話の中のことも現実にあるように思っていた年頃でした。
だからみかんちゃんが魔法使いであることを、クラスのみんなは知っている設定に自然となりました。
魔法使いや神様、サンタクロースがいることがわかっている世界。
私達のこの世界に近いけれど、ずっと平和な異世界ものになりました。
そして中学3年生になって本格的に小説を書くということを始めた時に、そのみかんちゃんを書いてみることにしました。
みかんちゃんは魔法使いなこともあって、今までやったことがないくらいよい子なので、慣れるまでは大変でした。
元気一杯な子にしようと思っていましたが、書いていくうちに素直なのんびり屋さんになっていきました。
文体も独特で難しくて、その時の気分によってムラが出ました。
それでしばらく進まない時もあったのですが、オリジナルの魔法使いものを書くのに強く憧れていたし、設定などを考えるのは楽しかったので、頑張り続けました。
お話も2話目まではすぐに浮かんだけれど、そこから先はどういうふうに書いていけばいいのか、なかなか方向が決まらなくて、色々考えたものでした。
最初はその先は真面目な話にしようかと思っていました。
でも2話目を書いているうちに、ここからも雰囲気を変えずに、みかんちゃんの平和な日常の話を続けていこうと決めました。
やっぱりキャラクターが辛い思いをするよりも、笑っていた方が読む方も書く方もいいですよね。
4話目くらいには大分掴めるようになってきて、このお話を書くのが楽しくなってきました。
みかんちゃんは1番可愛いキャラクターに、そして1番大切なお話になりました。
アニメのイメージなので、月3話程考えています。
そのうちの1話はみかんちゃんが頑張るお話、残りは平和なお話にしています。
毎話大変じゃ、みかんちゃんもお疲れだろうと、ゆとりを持たせています。
【みかんちゃん】
名前のみかんは、勿論私が大のみかん好きなことにより。
魔法使いだから、変わった名前でもOKと。
名字の白石は、白い魂を持つ子という意味で、白と入れました。
漢字を変えると白意志となるんですね。そう後から気が付きました。
絵を描く時は、服の上下どちらかを白にしています。
稀に付けるリボンも白。
みかんの花も白だし、キャラのイメージに合うかな。
髪と 瞳の色は、みんなより色素が薄い程度の暖色にしました。
みかんちゃんのキャラクターは、私が中学生になったばかりの頃にできました。
高学年の時に、クラスに魔法使いがいたら楽しかっただろうなと。
だからみかんちゃんは5年生。
そしてクラスメートに自分の名前も付けています。
物語を書き始めたのは、中学3年生の秋です。
受験真っ只中で荒んでいた私には、みかんちゃんをやるのはすごく大変でした。魔法使いだけによい子なので。
でも私の中にある魔法使いのイメージを崩したくなかったので、頑張りました。
そう性格をつかむのに時間がかかったけれど、慣れてくると1番大事な主人公になりました。
愛情物語にしようと思ったので、周りを愛し愛される主人公。
見ていると柔らかい気持ちになります。
みかんちゃんは2年生のイメージでやっています。
だから髪型も幼児っぽくしようと。
友達より幼い性格をしているけれど、魔法使いだからみんなのために頑張ろうとする子にしようと思いました。
考えが足りなくて時々外すところが、落とし穴です。
周りに人がいるのに慣れているので、いないと寂しく思うなど、長所を裏付ける弱点をおきました。
いつもマイペースでいられる、怒らない子になりました。
あれは余裕があるからなんです。
あの世界は神様からのルールによって絶対安全だし、私は平気と信じていられるからなんですね。あれは羨ましい。
そう普段強い分、危機になるととても弱いところが心配なんですけどね。
でも絶対怒らないわけではなく、周りの人がそれ程のことをしないからというのもあります。
みんなみかんちゃんには甘いから。作者の私が1番。
当初は基本の話が出来たら、その後はシリアスな展開にする予定でした。
でもみかんちゃんを見ているうちに、このまま平和路線で行くことにしました。
こうみかんちゃんと高志くんは、私の考えたシナリオを綺麗に変えるので凄いです。
普段は全体の雰囲気を、稀には展開さえ
。
運命を変えるとは、こういうことかと実感しています(笑)
私はそうシナリオ展開より、キャラクターらしさを大事にしています。
そんなみかんちゃんに学ぶことは多いです。
まず高所が平気になりました。
高いところに来ると、飛ぶとこんな景色を見られるんだなあと、体験した気分になります。
懐かしい思い出もどんどん発掘されて、私自身も嬉しいことがたくさんあったなあと幸せな気分になります。
あの考え方を聞いて、性格が大分変わったと思います。
キャラクターって自分ではない、でも私の中にある物が形になったものです。
最初はみかんちゃんになりきれなくて難しかったけれど、そうではなく私の中から呼ぶようになったら自然になりました。
私の中にこんなキャラクターがいてくれて嬉しいです。
彼女の気持ちを一緒に感じる時間がとても好きです。
だからこれからも、楽しいことや良い気持ちをたくさん込めていきたいです。
私にとって恋愛を書くのは難しいのですが、みかんちゃんと高志くんのペースだと、考えていて楽しいです。
高志くんの性格のおかげはかなり大きい。
みかんちゃんの将来を考えてみると、幼いとはいっても私よりはずっと大人です。
みかんちゃんはずっと書き続けたいと思う物語なので、これからも頑張りたいです。
【テトリちゃん】
みかんちゃんよりは年上のイメージで、親子どちらの相手もできる子です。
だんだんとみかんちゃんのパートナーというより、あの家の子という役回りになっていますね。
丁寧語で話す子なので、真面目なだけのイメージにならないように、トナカイに夢中になった時のような部分を積極的に書いていきたいです。
【いちごさん】
いちごさんは、最初の設定からだんだん変わってきました。
最初のイメージは子供のうちからみかんちゃんを育てていた、娘に名前も歳もいっていないミステリアスな美女でした。
黒髪で、常に頭巾を被っている。
修正をしていくうちにそれがだんだんと普通になり、絵に表す時に私が美人を描けないので、今のようになりました。
それから私が、いちごさんの歳に大分近くなってきたからというのもあります。
子どもの頃は気が強かったという設定だし、もう少し明るく書こうかなと思います。
今まではお母さんらしく、落ち着かせて書いていましたからね。
でも周りから親馬鹿といわれるくらい、とても娘を可愛がってます。
そう1番変化したキャラです。今のように変わって良かったです。
いちごさんの歳はギリギリな歳にしました。
やっぱり親として赤ちゃんを育てるのは子供には厳しい。
みかんちゃんが中学生や高校生になったら、いちごさんは何か新しいことをするかなと考えてます。
【みかんちゃんとお母さんの出逢い記念日】
5月28日はみかんちゃんがお母さんにもらわれた日です。
お祝いの話を書きたくてできた話でした。
普通の生き物にとっての誕生日のようなこの日は、年度の最初の方にしたかったんです。
いちごさんが引き取った事情によってとみかんちゃんは本当はクラスの友達より1つ年下としたかったので。
周りより幼い性格ですからね。
【れもんさん】
交友関係が広くて、色々知ってて優しいと理想像ですね。
これからどんな活躍を書けるかな。
【椎さん】
奥さんのれもんさんは魔法が得意で積極的な言動をする人なので、そんな周りの人達をうまく補佐しています。
人だけでなく、植物の心や、物の記憶を見る魔法が得意です。
【ご近所の真樹子さん】
近所の子ども達に声をかけている優しい女性です。
息子は成人した大学生と手が離れてしまったので、小さな子ども達を気にかけるのが楽しいのです。
【小川友子先生】
前の担任の結城先生が転勤したという設定は、私が6年生に上がる時にそうだったからです?
友子先生は26歳なので、今の私は結構近いですね。
私にとって20代の人をやるのは難しいんですが、だんだんと慣れてきたかな?
今は子ども達の輪の外にいるので、いつか一緒に何かやる話が書けるといいです。
【教頭、杉田勝子先生】
勝子先生は今のところ、唯一みかんちゃんへの風当たりがキツいキャラですね。
クラスの友達の中にそういう子がいるのはやめようと思ったので、先生になりました。全然いないのも締まらないかなと。
勝子先生は教頭なので、校長先生がいない間、キビキビと学校を切り盛りしています。
だからみかんちゃんに騒ぎを起こされるのが嫌で、目を光らせています。
みかんちゃんを嫌いなわけではありません。
実は子ども達を大事に思っている部分を、これから見せていけるといいです。
ちなみに未登場の校長先生は、穏やかな初老の紳士のイメージです。
その姿もはっきり浮かんでいます。
みかんちゃんのクラスメートの名前は、たくさん知り合い(私のもある)からもらっています。
苗字は決まったのがつい最近。
名前で呼んでいるからと後回しにしていました。
こう8年も書いているとクラスのみんなにも愛着がわいて、フルネーム、血液型と委員会を全員分決めました。
【橋本優香里ちゃん】
「健全な魂は…」の言葉通りクラス1元気で好きです。
運動面での面倒見もいいし。
時々外した言動をとるようになってきましたが、それもやっていて楽しいです。
【飯村修くん】
修くんは、クラスの平均のつもりです。
精神年齢も相応で、性格に癖もないので、温和な子。
やわらかくて好きですが、特徴が弱いので、喫茶店の子になりました。
【菅原高志くん】
私の小説では珍しい恋をしている役なので特別です。
みかんちゃんが抜かりあるので、ちゃんと見ていてくれる子を付けようと考えたのが最初でした。
そしてこのお話は色々な愛情を書こうと思っていたので、恋もその1つだと挑戦しました。
嘘を付けない、いつも一生懸命な子というのが基本です。
書いていくうちに、1番大事な主人公の相手役なんだからって私が背中を押せる安心感のある子になっていきました。
どんどん自分の考え方が入って、大分主観でできたけれど、私はとても気に入っています。
男の子役で、こう気持ちを入れた子は初めてです。
弱点が多いけれど、ある部分は強いですね。
その弱点などはほとんど私譲りなので、親近感があります。
私が最初に考えた話の展開を良い方に変えることもあり、さすがヒーローです。
そんな大事な役なのに、メインじゃない時は1言しか出番がないという、寂しい扱いでしたね。
片思いの時は台詞の数じゃなくて、内容に気持ちを込めようと思ったのですが、やっぱりもっと増やそうと思います。
前のお話で、みかんちゃんの中の高志くんのランクが上がったところですしね。
これからどう書けるか楽しみです。
【野木美穂ちゃん】
クラスの女の子の中で、標準的に元気なつもりです。
半年後程に、特別な話の流れがある予定。
【定本正くん】
最初は結構危ないキャラになりそうでしたが、そういうシーンはすっかりなくなりました。
変わっているのはみかんちゃんに質問をするところと、話し方に留まりました。
不思議な生き物についての本をたくさん読んで研究しているので、魔法使いの特性について発言をしますね。
みかんちゃんについてよく知っているキャラの1人です。
名は体を表すと、まじめ1本な名前にしました。
【鈴木もも、桜ちゃん】
クラスメートをたくさん出そうと思ったので、双子もいるといいなあと。
話す時は大抵一緒に出ますが、ももちゃんの方が元気と、性格に多少違いがあります。
名前のももは、このお話を書こうと思わせてくれたミンキーモモより、あえてもらいました。
しかし桃と桜で七夕生まれって…。
ひな祭り生まれの方がぴったりでしたね。
【七海温広くん】
温広くんは、クラスメートの中で唯一太めにした子ですね。
やっぱり食べるのは大好き。
クラスの真ん中で、健治くん達といつも元気に遊んでいます。
球技はできるけれど、走るのは苦手です。
【伊藤彩ちゃん】
彩ちゃんは、明るくかつ女の子らしいイメージです。
服装などによく気が付いていますね。
そして飼育委員の仕事にも一生懸命です。
【富永秋子ちゃん】
秋子ちゃんは外見も、よく図書室に通っているところも、当時の私に1番似ている子かな。+みゆきちゃんで私。
秋子ちゃんは女の子の中で1番冷静な意見をいって、活躍してくれます。
【水越龍太郎くん】
クラスで1番大人っぽい子なので、皆を越しているという名字。実際背も1番(私よりも)高い。
最初は委員長というだけでしたが、サンタクロースについての言葉をいってから、こういう路線になりました。
魔法使いなどが普通にいる世界なので、何でも信じられるし、説教もし易いようです。
漫画らしい、とても10歳ではないレベルですが、特にそこは否定されず、大人気で良かったです。
龍太郎くんのあの言葉は、本当に大人だから出るのではなく、大人のやり方を真似ているのです。
でも大人っぽいのは本当のことだし、その答えようという姿勢が凄いなあと、クラスメイトから信頼を集めています。
友達が得意分野としていることには及ばないけれども、どんな相談も受けるっていうのは、それだけ幅が広いんですね。
魔法使いだから面倒を見切るのは難しいというみかんちゃんを、龍太郎くんを尊敬していた高志くんが見ておくようになったわけで、そういう繋がりも作った子でしたね。
龍太郎くんにとってこの2人は、理解の範囲を越えた悩みを持っています。
それでもうまくみかんちゃんを説教したり、高志くんをかばっていたり、よく頑張ってくれています。
【佐島港くん】
港くんは大人しくて、幼めです。
実はサンタクロースも信じている派。
だから1番は柾紀くんと気が合っています。
リリーちゃんの御近所さんというところから飼育委員と、動物と関わっている設定になりました。
【森川みゆきちゃん】
みゆきちゃんは、みかんちゃんのクラスメートの中では、特殊な関係にある1人です。
考えていたよりも、普通になっていますが。
みかんちゃんを勿論友達と思っていますが、魔法使いに憧れているので、ファンのようにも見ています。
みかんちゃんと同じクラスになる前からもう、積極的に話しかけていました。
だからそういう方面の話は、1人瞳をキラキラさせて熱っぽく話しています。
彼女がなぜこういう子になったのか、わかる人もいますね(笑)
私は書いていて、面白いです。
髪型は、昔特別大好きだった三つ編みにしました。
【小林健治くん】
名前は、中学生の時にやった即興劇の建次くんという子が忘れられなかったので、使いました。
友達が主人公で、私はその他全員でした。
脇役の方が話の流れを作っていけるので、楽しかったです。
建次くんは片思いをしている役で、凄く大変でした。
でもそのおかげで、今できるようになったのかもしれませんね。
その名前を継いだせいか、大分重要なキャラになりました。
クラスで1番元気があって、放送部でもそれを発揮しています。
よく高志くんを怒らせるけれど、私は演じていて、とても楽しいキャラです。
でも黒を着せた辺り、やっぱりそういうイメージ。
健治くんはテレビっ子で、色々な番組を見ています。
そして恋に恋する中学生のお姉さんがいるので、恋愛ドラマも一緒に見ています。
だからもう一生懸命片思いしている高志くんが、先走っているようでおもしろくて、色々口出ししています。
本人には全く悪気はないんですが。
まさかその自分が高志くんより先の誕生日前日に本命チョコをもらうとは、本当にびっくりしていましたね。
それ以来はいうことも変わって、高志くんと良き友達です。
クラスは違うけど、中学校も一緒だし。
【斎藤麻緒ちゃん】
3月生まれは可愛らしいイメージがあるので、そういうキャラクターをおいています。
みかんちゃんよりもちょっと小さくて、いつもにこにこしているおっとりとした子です。
小学校ずっとみかんちゃんと一緒のクラスで、席も前後なので1番仲がいいです。
私も特別気に入ってました。
【種村柾紀くん】
柾紀くんは誕生日の通りクラスで1番幼い性格です。
つばめくんと似てる。
そんな柾紀くんしかいわない台詞でお話が進むことも多いので、大事なキャラです。
【時鳴響香ちゃん】
「ときがなりひびく」と文章のような名前にしました。
そして日が多い明るい漢字。
響香ちゃんはみかんちゃんより3歳下だけど、しっかり者。
だから逆のタイプのみかんちゃんとは、歳の差を感じずに遊べています。
好きなアニメも一緒だし(ぽこたんの冒険)。
リリーちゃんのお世話もきちんとしていて、立派ですね。
話し方の バランスは難しいけど、好きな子です。
また出番あるかな?
2007年記(Web拍手)
始まりは、私が12歳の時にみかんちゃんのキャラクターが生まれました。
元気を無くしていた頃にふと、魔法使いがクラスにいたら楽しいだろうなと思いました。
魔法使いアニメが大好きで、お話の中のことも現実にあるように思っていた年頃でした。
だからみかんちゃんが魔法使いであることを、クラスのみんなは知っている設定に自然となりました。
魔法使いや神様、サンタクロースがいることがわかっている世界。
私達のこの世界に近いけれど、ずっと平和な異世界ものになりました。
そして中学3年生になって本格的に小説を書くということを始めた時に、そのみかんちゃんを書いてみることにしました。
みかんちゃんは魔法使いなこともあって、今までやったことがないくらいよい子なので、慣れるまでは大変でした。
元気一杯な子にしようと思っていましたが、書いていくうちに素直なのんびり屋さんになっていきました。
文体も独特で難しくて、その時の気分によってムラが出ました。
それでしばらく進まない時もあったのですが、オリジナルの魔法使いものを書くのに強く憧れていたし、設定などを考えるのは楽しかったので、頑張り続けました。
お話も2話目まではすぐに浮かんだけれど、そこから先はどういうふうに書いていけばいいのか、なかなか方向が決まらなくて、色々考えたものでした。
最初はその先は真面目な話にしようかと思っていました。
でも2話目を書いているうちに、ここからも雰囲気を変えずに、みかんちゃんの平和な日常の話を続けていこうと決めました。
やっぱりキャラクターが辛い思いをするよりも、笑っていた方が読む方も書く方もいいですよね。
4話目くらいには大分掴めるようになってきて、このお話を書くのが楽しくなってきました。
みかんちゃんは1番可愛いキャラクターに、そして1番大切なお話になりました。
アニメのイメージなので、月3話程考えています。
そのうちの1話はみかんちゃんが頑張るお話、残りは平和なお話にしています。
毎話大変じゃ、みかんちゃんもお疲れだろうと、ゆとりを持たせています。
【みかんちゃん】
名前のみかんは、勿論私が大のみかん好きなことにより。
魔法使いだから、変わった名前でもOKと。
名字の白石は、白い魂を持つ子という意味で、白と入れました。
漢字を変えると白意志となるんですね。そう後から気が付きました。
絵を描く時は、服の上下どちらかを白にしています。
稀に付けるリボンも白。
みかんの花も白だし、キャラのイメージに合うかな。
髪と 瞳の色は、みんなより色素が薄い程度の暖色にしました。
みかんちゃんのキャラクターは、私が中学生になったばかりの頃にできました。
高学年の時に、クラスに魔法使いがいたら楽しかっただろうなと。
だからみかんちゃんは5年生。
そしてクラスメートに自分の名前も付けています。
物語を書き始めたのは、中学3年生の秋です。
受験真っ只中で荒んでいた私には、みかんちゃんをやるのはすごく大変でした。魔法使いだけによい子なので。
でも私の中にある魔法使いのイメージを崩したくなかったので、頑張りました。
そう性格をつかむのに時間がかかったけれど、慣れてくると1番大事な主人公になりました。
愛情物語にしようと思ったので、周りを愛し愛される主人公。
見ていると柔らかい気持ちになります。
みかんちゃんは2年生のイメージでやっています。
だから髪型も幼児っぽくしようと。
友達より幼い性格をしているけれど、魔法使いだからみんなのために頑張ろうとする子にしようと思いました。
考えが足りなくて時々外すところが、落とし穴です。
周りに人がいるのに慣れているので、いないと寂しく思うなど、長所を裏付ける弱点をおきました。
いつもマイペースでいられる、怒らない子になりました。
あれは余裕があるからなんです。
あの世界は神様からのルールによって絶対安全だし、私は平気と信じていられるからなんですね。あれは羨ましい。
そう普段強い分、危機になるととても弱いところが心配なんですけどね。
でも絶対怒らないわけではなく、周りの人がそれ程のことをしないからというのもあります。
みんなみかんちゃんには甘いから。作者の私が1番。
当初は基本の話が出来たら、その後はシリアスな展開にする予定でした。
でもみかんちゃんを見ているうちに、このまま平和路線で行くことにしました。
こうみかんちゃんと高志くんは、私の考えたシナリオを綺麗に変えるので凄いです。
普段は全体の雰囲気を、稀には展開さえ
。
運命を変えるとは、こういうことかと実感しています(笑)
私はそうシナリオ展開より、キャラクターらしさを大事にしています。
そんなみかんちゃんに学ぶことは多いです。
まず高所が平気になりました。
高いところに来ると、飛ぶとこんな景色を見られるんだなあと、体験した気分になります。
懐かしい思い出もどんどん発掘されて、私自身も嬉しいことがたくさんあったなあと幸せな気分になります。
あの考え方を聞いて、性格が大分変わったと思います。
キャラクターって自分ではない、でも私の中にある物が形になったものです。
最初はみかんちゃんになりきれなくて難しかったけれど、そうではなく私の中から呼ぶようになったら自然になりました。
私の中にこんなキャラクターがいてくれて嬉しいです。
彼女の気持ちを一緒に感じる時間がとても好きです。
だからこれからも、楽しいことや良い気持ちをたくさん込めていきたいです。
私にとって恋愛を書くのは難しいのですが、みかんちゃんと高志くんのペースだと、考えていて楽しいです。
高志くんの性格のおかげはかなり大きい。
みかんちゃんの将来を考えてみると、幼いとはいっても私よりはずっと大人です。
みかんちゃんはずっと書き続けたいと思う物語なので、これからも頑張りたいです。
【テトリちゃん】
みかんちゃんよりは年上のイメージで、親子どちらの相手もできる子です。
だんだんとみかんちゃんのパートナーというより、あの家の子という役回りになっていますね。
丁寧語で話す子なので、真面目なだけのイメージにならないように、トナカイに夢中になった時のような部分を積極的に書いていきたいです。
【いちごさん】
いちごさんは、最初の設定からだんだん変わってきました。
最初のイメージは子供のうちからみかんちゃんを育てていた、娘に名前も歳もいっていないミステリアスな美女でした。
黒髪で、常に頭巾を被っている。
修正をしていくうちにそれがだんだんと普通になり、絵に表す時に私が美人を描けないので、今のようになりました。
それから私が、いちごさんの歳に大分近くなってきたからというのもあります。
子どもの頃は気が強かったという設定だし、もう少し明るく書こうかなと思います。
今まではお母さんらしく、落ち着かせて書いていましたからね。
でも周りから親馬鹿といわれるくらい、とても娘を可愛がってます。
そう1番変化したキャラです。今のように変わって良かったです。
いちごさんの歳はギリギリな歳にしました。
やっぱり親として赤ちゃんを育てるのは子供には厳しい。
みかんちゃんが中学生や高校生になったら、いちごさんは何か新しいことをするかなと考えてます。
【みかんちゃんとお母さんの出逢い記念日】
5月28日はみかんちゃんがお母さんにもらわれた日です。
お祝いの話を書きたくてできた話でした。
普通の生き物にとっての誕生日のようなこの日は、年度の最初の方にしたかったんです。
いちごさんが引き取った事情によってとみかんちゃんは本当はクラスの友達より1つ年下としたかったので。
周りより幼い性格ですからね。
【れもんさん】
交友関係が広くて、色々知ってて優しいと理想像ですね。
これからどんな活躍を書けるかな。
【椎さん】
奥さんのれもんさんは魔法が得意で積極的な言動をする人なので、そんな周りの人達をうまく補佐しています。
人だけでなく、植物の心や、物の記憶を見る魔法が得意です。
【ご近所の真樹子さん】
近所の子ども達に声をかけている優しい女性です。
息子は成人した大学生と手が離れてしまったので、小さな子ども達を気にかけるのが楽しいのです。
【小川友子先生】
前の担任の結城先生が転勤したという設定は、私が6年生に上がる時にそうだったからです?
友子先生は26歳なので、今の私は結構近いですね。
私にとって20代の人をやるのは難しいんですが、だんだんと慣れてきたかな?
今は子ども達の輪の外にいるので、いつか一緒に何かやる話が書けるといいです。
【教頭、杉田勝子先生】
勝子先生は今のところ、唯一みかんちゃんへの風当たりがキツいキャラですね。
クラスの友達の中にそういう子がいるのはやめようと思ったので、先生になりました。全然いないのも締まらないかなと。
勝子先生は教頭なので、校長先生がいない間、キビキビと学校を切り盛りしています。
だからみかんちゃんに騒ぎを起こされるのが嫌で、目を光らせています。
みかんちゃんを嫌いなわけではありません。
実は子ども達を大事に思っている部分を、これから見せていけるといいです。
ちなみに未登場の校長先生は、穏やかな初老の紳士のイメージです。
その姿もはっきり浮かんでいます。
みかんちゃんのクラスメートの名前は、たくさん知り合い(私のもある)からもらっています。
苗字は決まったのがつい最近。
名前で呼んでいるからと後回しにしていました。
こう8年も書いているとクラスのみんなにも愛着がわいて、フルネーム、血液型と委員会を全員分決めました。
【橋本優香里ちゃん】
「健全な魂は…」の言葉通りクラス1元気で好きです。
運動面での面倒見もいいし。
時々外した言動をとるようになってきましたが、それもやっていて楽しいです。
【飯村修くん】
修くんは、クラスの平均のつもりです。
精神年齢も相応で、性格に癖もないので、温和な子。
やわらかくて好きですが、特徴が弱いので、喫茶店の子になりました。
【菅原高志くん】
私の小説では珍しい恋をしている役なので特別です。
みかんちゃんが抜かりあるので、ちゃんと見ていてくれる子を付けようと考えたのが最初でした。
そしてこのお話は色々な愛情を書こうと思っていたので、恋もその1つだと挑戦しました。
嘘を付けない、いつも一生懸命な子というのが基本です。
書いていくうちに、1番大事な主人公の相手役なんだからって私が背中を押せる安心感のある子になっていきました。
どんどん自分の考え方が入って、大分主観でできたけれど、私はとても気に入っています。
男の子役で、こう気持ちを入れた子は初めてです。
弱点が多いけれど、ある部分は強いですね。
その弱点などはほとんど私譲りなので、親近感があります。
私が最初に考えた話の展開を良い方に変えることもあり、さすがヒーローです。
そんな大事な役なのに、メインじゃない時は1言しか出番がないという、寂しい扱いでしたね。
片思いの時は台詞の数じゃなくて、内容に気持ちを込めようと思ったのですが、やっぱりもっと増やそうと思います。
前のお話で、みかんちゃんの中の高志くんのランクが上がったところですしね。
これからどう書けるか楽しみです。
【野木美穂ちゃん】
クラスの女の子の中で、標準的に元気なつもりです。
半年後程に、特別な話の流れがある予定。
【定本正くん】
最初は結構危ないキャラになりそうでしたが、そういうシーンはすっかりなくなりました。
変わっているのはみかんちゃんに質問をするところと、話し方に留まりました。
不思議な生き物についての本をたくさん読んで研究しているので、魔法使いの特性について発言をしますね。
みかんちゃんについてよく知っているキャラの1人です。
名は体を表すと、まじめ1本な名前にしました。
【鈴木もも、桜ちゃん】
クラスメートをたくさん出そうと思ったので、双子もいるといいなあと。
話す時は大抵一緒に出ますが、ももちゃんの方が元気と、性格に多少違いがあります。
名前のももは、このお話を書こうと思わせてくれたミンキーモモより、あえてもらいました。
しかし桃と桜で七夕生まれって…。
ひな祭り生まれの方がぴったりでしたね。
【七海温広くん】
温広くんは、クラスメートの中で唯一太めにした子ですね。
やっぱり食べるのは大好き。
クラスの真ん中で、健治くん達といつも元気に遊んでいます。
球技はできるけれど、走るのは苦手です。
【伊藤彩ちゃん】
彩ちゃんは、明るくかつ女の子らしいイメージです。
服装などによく気が付いていますね。
そして飼育委員の仕事にも一生懸命です。
【富永秋子ちゃん】
秋子ちゃんは外見も、よく図書室に通っているところも、当時の私に1番似ている子かな。+みゆきちゃんで私。
秋子ちゃんは女の子の中で1番冷静な意見をいって、活躍してくれます。
【水越龍太郎くん】
クラスで1番大人っぽい子なので、皆を越しているという名字。実際背も1番(私よりも)高い。
最初は委員長というだけでしたが、サンタクロースについての言葉をいってから、こういう路線になりました。
魔法使いなどが普通にいる世界なので、何でも信じられるし、説教もし易いようです。
漫画らしい、とても10歳ではないレベルですが、特にそこは否定されず、大人気で良かったです。
龍太郎くんのあの言葉は、本当に大人だから出るのではなく、大人のやり方を真似ているのです。
でも大人っぽいのは本当のことだし、その答えようという姿勢が凄いなあと、クラスメイトから信頼を集めています。
友達が得意分野としていることには及ばないけれども、どんな相談も受けるっていうのは、それだけ幅が広いんですね。
魔法使いだから面倒を見切るのは難しいというみかんちゃんを、龍太郎くんを尊敬していた高志くんが見ておくようになったわけで、そういう繋がりも作った子でしたね。
龍太郎くんにとってこの2人は、理解の範囲を越えた悩みを持っています。
それでもうまくみかんちゃんを説教したり、高志くんをかばっていたり、よく頑張ってくれています。
【佐島港くん】
港くんは大人しくて、幼めです。
実はサンタクロースも信じている派。
だから1番は柾紀くんと気が合っています。
リリーちゃんの御近所さんというところから飼育委員と、動物と関わっている設定になりました。
【森川みゆきちゃん】
みゆきちゃんは、みかんちゃんのクラスメートの中では、特殊な関係にある1人です。
考えていたよりも、普通になっていますが。
みかんちゃんを勿論友達と思っていますが、魔法使いに憧れているので、ファンのようにも見ています。
みかんちゃんと同じクラスになる前からもう、積極的に話しかけていました。
だからそういう方面の話は、1人瞳をキラキラさせて熱っぽく話しています。
彼女がなぜこういう子になったのか、わかる人もいますね(笑)
私は書いていて、面白いです。
髪型は、昔特別大好きだった三つ編みにしました。
【小林健治くん】
名前は、中学生の時にやった即興劇の建次くんという子が忘れられなかったので、使いました。
友達が主人公で、私はその他全員でした。
脇役の方が話の流れを作っていけるので、楽しかったです。
建次くんは片思いをしている役で、凄く大変でした。
でもそのおかげで、今できるようになったのかもしれませんね。
その名前を継いだせいか、大分重要なキャラになりました。
クラスで1番元気があって、放送部でもそれを発揮しています。
よく高志くんを怒らせるけれど、私は演じていて、とても楽しいキャラです。
でも黒を着せた辺り、やっぱりそういうイメージ。
健治くんはテレビっ子で、色々な番組を見ています。
そして恋に恋する中学生のお姉さんがいるので、恋愛ドラマも一緒に見ています。
だからもう一生懸命片思いしている高志くんが、先走っているようでおもしろくて、色々口出ししています。
本人には全く悪気はないんですが。
まさかその自分が高志くんより先の誕生日前日に本命チョコをもらうとは、本当にびっくりしていましたね。
それ以来はいうことも変わって、高志くんと良き友達です。
クラスは違うけど、中学校も一緒だし。
【斎藤麻緒ちゃん】
3月生まれは可愛らしいイメージがあるので、そういうキャラクターをおいています。
みかんちゃんよりもちょっと小さくて、いつもにこにこしているおっとりとした子です。
小学校ずっとみかんちゃんと一緒のクラスで、席も前後なので1番仲がいいです。
私も特別気に入ってました。
【種村柾紀くん】
柾紀くんは誕生日の通りクラスで1番幼い性格です。
つばめくんと似てる。
そんな柾紀くんしかいわない台詞でお話が進むことも多いので、大事なキャラです。
【時鳴響香ちゃん】
「ときがなりひびく」と文章のような名前にしました。
そして日が多い明るい漢字。
響香ちゃんはみかんちゃんより3歳下だけど、しっかり者。
だから逆のタイプのみかんちゃんとは、歳の差を感じずに遊べています。
好きなアニメも一緒だし(ぽこたんの冒険)。
リリーちゃんのお世話もきちんとしていて、立派ですね。
話し方の バランスは難しいけど、好きな子です。
また出番あるかな?