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第2話 色とりどりの花

「おやすみ、俺だけのイブキ。」チュ。
……………次の日の朝、、、
チュンチュンチュン………
あれ?もう朝…昨日はゆめみたいだったな………
ふあぁ……
えっ?!なんで隣に和真…さんがいるの?!
昨日の出来事って!!
「………ん。………、おはよ、イブキ。昨日は可愛いかったよ。」
カアアアアアアっ………
『…………昨日のは現実じゃないです…。
「現実だよ。俺のこと、好きっていってくれたじゃん?」
『そうだけど……改めていうと恥ずかしい…から。』
「ほら、イブキ、俺の名前、呼んで?」
『…………和真…、おはよう。』
『おはよう、イブキ♡』チュ♡…
人に愛されるのがこんなに幸せなことなんて
思っていなかった。
お母さまもきっとこの気持ちを…
ボクに伝えたかったんだね。ありがとう。
今、わかった。決してボクを捨てたわけではなく幸せになってほしいって考えてくれていたんだ………。今まで一人だったけれど、
この人といるなら喜びも悲しみも分かち合える。幸せにしてくれる。
お母さまがお父さまと幸せであるように、
ボクも…幸せになります。
「………イブキ、幸せにするよ。」
『はい。これからよろしくお願いします。』
嬉しナミダを流したイブキは、まるで桜吹雪のように美しかった。
俺もおまえと両思いになれて、嬉しい。
あの日から、一生おまえを幸せにすると俺は誓ったから。

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