今回は黒幕会議。
どうしてラーナモンが狙われてるかについて。

…ここはとあるエリア。
場所は薄暗い砂漠エリアにて。

「どうやら、わしのラーナモンには、
Aという、厄介な男がいるようだな。
人間の分際で目障りな男よのう。」

いかにも親玉のようなデジモンが目を光らしている。
ありがちなパターンだが？そして
黒幕はバルバモンのようだ。

「そうですわね、バルバモン閣下、
どうします？アタシがあの男を潰せばいい？
まあ、アタシからみれば人間の男なんて
ちょろいものよ。」

悪役幹部らしき女性デジモンはリリスモン。
（単純に悪役幹部にふさわしそうな女性型
デジモンがリリスモンしか思い浮かばなかった
からとは言ってはいけない）

それから数分後

「ところで、なんでバルバモン閣下は
なぜアタシではなく、あのラーナモンに
目をつけたのかしら？」

と疑問視する女幹部リリスモン。
少し嫉妬しているような目だ。
おお、女の嫉妬は怖い怖い…。

「それはな…」

目だけではなく、いまにも
口からも涙（涎というと汚いのであえての表現）
を流しそうなバルバモン…

「ワシはぴちぴちギャルのラーナモン
を手に入れ！そして一緒に夜を
過ごしたいんじゃあああ！」

…何も言えない。

「ちょっとジジイ！
それってどうゆうことなのよ！
あんた！年相応をわきまえなさいよ！」

リリスモンからの
バルバモンへの呼び方が、
バルバモン閣下からジジイへと
一気に格下げされているあたり、
リリスモンの怒りは絶頂に達していた。

やっぱり女デジモンは怖い。

「ったく、あのジジイを黙らすのが
先か、アタシの精神がやられるのか
どっちが先なんでしょうね…」

そしてリリスモンはバルバモンがいる
エリアを後にした。



こうして、いよいよ
十闘士の水闘士姉妹と、人間男「A」と
仲間たちには早くも七大魔王の二人という
恐るべき敵が登場するわけだが、
果たしてどうなるのか？

バルバモンよ、いくら相手がデジモンでも
少しは自重しろとはいってはいけない…
かもしれない。

続く！