名付けは。。。慎重に
第一章-アイドルの彼女
主人公の名前をつけてね
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まるで夢でも見たいたかのようだ。
始めてこの生の目でみたラーナモンという女性型デジモンは
とても愛らしく見え、まるで天使のようだ。グフン…
よし、そうとこなくっちゃ自己紹介だ。
「お、俺はAというんだ。」とAが言おうとしたが…
「名前、Aというんでしょ?私の名前はラーナモン、
ここデジタルワールド一のアイドルを目指しているの!」
と、ラーナモンに自己紹介する前からバレてしまった。
「どうして俺の名前を知っているんだ?」
たしかに言われてみれば、
なぜラーナモンは俺の名前を知っているんだ。
「それはね、あなたがカオリという女から
フラれる直前から『監視』してたのよ!」
「ぇええええええええ!!」
Aから変な声が出てしまった。まさかの監視ネタだ。
ちなみにどうやって監視していたかといえば、
それは「女の子のヒミツ」らしく、教えてくれなかった。
でもちょっとまてよ。こんな可愛い女(型デジモン)の子に
監視されているならむしろ本望ではないか?
だが、振られた現場を知っているということは
つまりこうゆうこと
「つまりあなたっってこうゆう人間なのね?」
ラーナモンから紙が渡された。
ちなみに紙にはこんな風に書かれていた。
【A。性別男。デリカシーに欠ける性格で幼馴染のカオリにフラれる。
浮気は絶対にしない恋愛に一途な性格だが、デリカシーがかけてる(2回目)ので、
それが仇になって、カオリへのアタックで見事撃沈。
傷心に繁華街でウロつく。ママの作ってくれたパンケーキが大好物(笑)】
「とんだゲソ(ゲス)やろうね!」
と、ラーナモン。
Aはなにもいえなくなった。
いやむしろ泣きたい。
さっきまで天使に見えていた
ラーナモンはまるでSというか、悪魔のようだった。
しかしAは実はM要素があるので、むしろラーナモンは
タイプであり大歓迎だった。
そして、それから数時間後。
Aがもたもたしているうちにラーナモンの
本番のコンサートの時間が始まった。
先程はリハーサルだったらしく、客が少ないのも納得がいったAは、
ラーナモンのコンサートを特等席(今回は特別らしい)から
観戦することにした。
舞台裏ではカルマーラモンとエンシェントマーメイモンが
準備をしていたがなんだか不穏そうだった。
カルマーラモン曰く、ここのコンサート場の今回の客は
客層が悪いらしい。カルマーラモンはラーナモンの姉貴で、
エンシェントマーメイモンの妹でもあり、いわゆる三姉妹の真ん中的な存在だが、
現実的な性格でデジモンの芸能界に詳しく、それ故に結構前にアイドルを引退し、
今は女優業をやっているらしい。ただ末っ子ラーナモンとはちょっと仲が悪いのが玉に瑕。
一方でエンシェントマーメイモンは非現実的な性格というより世間知らずで
「今回も大丈夫よ。」と言い放つと一人で勝手に家に帰って行った。
さて、いよいよラーナモンの本番のコンサートが始まった。
「うひょー!待っていました!」との大きな歓声が広がった。
客はそれなりに入っていて、Aがどこの席に座っているか
わからないレベルにまで客員が達していた。
だが、ここから迫り来るハプニングは
常に後ろに迫っていた事をAや他の客の一部はしらなかった。
もちろんラーナモンも知る由もなかった。
コンサートの時間が始まり、
ラーナモンがマイクの電源のスイッチを押そうとしたその時だった。
会場の真ん前の椅子の下に隠れていたキモオタに扮した
ゴーレモンがラーナモンの立っているステージに乱入してきたのだ!
カルマーラモン曰く、ここは治安が悪いらしい。
「ちょっと!あなた何者なの!」
「ふっふっふ、あの時の借りを返してもらうぞ!
生意気小娘ちゃん!」
ゴーレモンはラーナモンに迫ると
ラーナモンの着ていた
ステージ用衣装を剥ぎ取ろうとしたが、
ラーナモンが技で抵抗した。しかし土属性のゴーレモンに
水属性のラーナモンは相性的にもラーナモンには不利だ。
ラーナモンのアイドル生命にはやくも危機が!
と思われたが、さっきからずっとみていたAの心の底に何か
燃え上がる感情が芽生えたのだ。
「ラーナモンはオレが守る!」
Aはそう言い放つと、
ステージの上に飛び乗り、ラーナモンの前で仁王立ちになった。
「デジモンに人が敵うわけないわ!無茶よ!」
と、ラーナモンはおどおどしているが、
すでに燃え上がっていたAの感情は誰にも止められない。
Aはイベント会場で配られたペンライトでゴーレモンを
ひたすらポカポカ殴り始めた。ゴーレモンは低い声で
「そんな攻撃、効くわけない」と言っていたのだが、
Aはゴーレモンの背中に妙なでっぱりがあることに気がついたのだ。
「ここが弱点か!」
「うげっバレた!やぁあああめええてえええ!!」
Aはその出っ張りに向かって勢いよくパンチした。
すると巨体だったゴーレモンがまるで空気を抜かれた風船のように
縮み始めたのだ!数分後…ゴーレモン(だったもの)の中から
幼年期デジモンのポヨモンが出てきたのだ。
どうやらゴーレモンのフリをしたポヨモンが犯人だったらしい。
ポヨモンは弱気な口調で
「ごめんなさい、ラーナモン。ごめんなさい。」
と謝罪すると泣き始めた。
どうやらコンサートのチケットが買えなくて、
コンサートの1日前から待ち伏せをしていたそうだ。
始めてこの生の目でみたラーナモンという女性型デジモンは
とても愛らしく見え、まるで天使のようだ。グフン…
よし、そうとこなくっちゃ自己紹介だ。
「お、俺はAというんだ。」とAが言おうとしたが…
「名前、Aというんでしょ?私の名前はラーナモン、
ここデジタルワールド一のアイドルを目指しているの!」
と、ラーナモンに自己紹介する前からバレてしまった。
「どうして俺の名前を知っているんだ?」
たしかに言われてみれば、
なぜラーナモンは俺の名前を知っているんだ。
「それはね、あなたがカオリという女から
フラれる直前から『監視』してたのよ!」
「ぇええええええええ!!」
Aから変な声が出てしまった。まさかの監視ネタだ。
ちなみにどうやって監視していたかといえば、
それは「女の子のヒミツ」らしく、教えてくれなかった。
でもちょっとまてよ。こんな可愛い女(型デジモン)の子に
監視されているならむしろ本望ではないか?
だが、振られた現場を知っているということは
つまりこうゆうこと
「つまりあなたっってこうゆう人間なのね?」
ラーナモンから紙が渡された。
ちなみに紙にはこんな風に書かれていた。
【A。性別男。デリカシーに欠ける性格で幼馴染のカオリにフラれる。
浮気は絶対にしない恋愛に一途な性格だが、デリカシーがかけてる(2回目)ので、
それが仇になって、カオリへのアタックで見事撃沈。
傷心に繁華街でウロつく。ママの作ってくれたパンケーキが大好物(笑)】
「とんだゲソ(ゲス)やろうね!」
と、ラーナモン。
Aはなにもいえなくなった。
いやむしろ泣きたい。
さっきまで天使に見えていた
ラーナモンはまるでSというか、悪魔のようだった。
しかしAは実はM要素があるので、むしろラーナモンは
タイプであり大歓迎だった。
そして、それから数時間後。
Aがもたもたしているうちにラーナモンの
本番のコンサートの時間が始まった。
先程はリハーサルだったらしく、客が少ないのも納得がいったAは、
ラーナモンのコンサートを特等席(今回は特別らしい)から
観戦することにした。
舞台裏ではカルマーラモンとエンシェントマーメイモンが
準備をしていたがなんだか不穏そうだった。
カルマーラモン曰く、ここのコンサート場の今回の客は
客層が悪いらしい。カルマーラモンはラーナモンの姉貴で、
エンシェントマーメイモンの妹でもあり、いわゆる三姉妹の真ん中的な存在だが、
現実的な性格でデジモンの芸能界に詳しく、それ故に結構前にアイドルを引退し、
今は女優業をやっているらしい。ただ末っ子ラーナモンとはちょっと仲が悪いのが玉に瑕。
一方でエンシェントマーメイモンは非現実的な性格というより世間知らずで
「今回も大丈夫よ。」と言い放つと一人で勝手に家に帰って行った。
さて、いよいよラーナモンの本番のコンサートが始まった。
「うひょー!待っていました!」との大きな歓声が広がった。
客はそれなりに入っていて、Aがどこの席に座っているか
わからないレベルにまで客員が達していた。
だが、ここから迫り来るハプニングは
常に後ろに迫っていた事をAや他の客の一部はしらなかった。
もちろんラーナモンも知る由もなかった。
コンサートの時間が始まり、
ラーナモンがマイクの電源のスイッチを押そうとしたその時だった。
会場の真ん前の椅子の下に隠れていたキモオタに扮した
ゴーレモンがラーナモンの立っているステージに乱入してきたのだ!
カルマーラモン曰く、ここは治安が悪いらしい。
「ちょっと!あなた何者なの!」
「ふっふっふ、あの時の借りを返してもらうぞ!
生意気小娘ちゃん!」
ゴーレモンはラーナモンに迫ると
ラーナモンの着ていた
ステージ用衣装を剥ぎ取ろうとしたが、
ラーナモンが技で抵抗した。しかし土属性のゴーレモンに
水属性のラーナモンは相性的にもラーナモンには不利だ。
ラーナモンのアイドル生命にはやくも危機が!
と思われたが、さっきからずっとみていたAの心の底に何か
燃え上がる感情が芽生えたのだ。
「ラーナモンはオレが守る!」
Aはそう言い放つと、
ステージの上に飛び乗り、ラーナモンの前で仁王立ちになった。
「デジモンに人が敵うわけないわ!無茶よ!」
と、ラーナモンはおどおどしているが、
すでに燃え上がっていたAの感情は誰にも止められない。
Aはイベント会場で配られたペンライトでゴーレモンを
ひたすらポカポカ殴り始めた。ゴーレモンは低い声で
「そんな攻撃、効くわけない」と言っていたのだが、
Aはゴーレモンの背中に妙なでっぱりがあることに気がついたのだ。
「ここが弱点か!」
「うげっバレた!やぁあああめええてえええ!!」
Aはその出っ張りに向かって勢いよくパンチした。
すると巨体だったゴーレモンがまるで空気を抜かれた風船のように
縮み始めたのだ!数分後…ゴーレモン(だったもの)の中から
幼年期デジモンのポヨモンが出てきたのだ。
どうやらゴーレモンのフリをしたポヨモンが犯人だったらしい。
ポヨモンは弱気な口調で
「ごめんなさい、ラーナモン。ごめんなさい。」
と謝罪すると泣き始めた。
どうやらコンサートのチケットが買えなくて、
コンサートの1日前から待ち伏せをしていたそうだ。