「それでは最初のコーナーです！
まず最初の問題は「これってなんの肉？」です！
では各チームから代表の方々お部屋に入ってください！」

第一回の解説はシスタモン ブランが担当。
なにげにこうゆう企画は初めてらしい。

「よし、ロイヤルナイツの威厳をかけて、
私が出よう！」

チーム王道ナイツから立候補したのは
紛れもなく、オメガモンだった。
というか、ここの企画に出てるのは
全員ロイヤルナイツなのだが…

「…消えたらただじゃおかないぞ…」

ちょっとアルファモンは心配しているようだ。
そりゃそうだ。ロイヤルナイツという
デジタルワールドを代表とする組織の
メンバーが移す価値無し！になったら
恥ずかしいものだ。

そしてチームバラとドクロでは、
味覚には自信アリ有りなロードナイトモンが出場し、
チームトカゲクラブではジエスモンが出場決定し、
太いナスではデュナスモン、伸ばす線では
アルフォースブイドラモンが出場。
ここまではよかったのだが

なかなか決まらないのは
マグナモンとスレイプモンのチーム
であるマップーであった。

そして３分後にマップーチームは
とりあえずアルファモンにいじられるのが
嫌なのかマグナモンが出場決定したのであった。

以下、ルール
初回なので全員一流ロイヤルナイツから
スタートしていくわけだが

デジタルワールド原産の少数しか取れない極上肉を
当てないと１ランクダウンしてしまうぞ！！

（つまり正解で一流ロイヤルナイツ、
不正解で二流ロイヤルナイツということ）

ちなみに当たり前のことだが、
連帯責任制度なのと、肉を食べる前には
変なデザイン（小説なのでうまく表現できないかも）
の目隠しをしてもらうぞ！

＝＝＝＝開始＝＝＝＝

まず部屋に入っていた２チームは
太いナスのデュナスモンと、
トカゲクラブのジエスモンだ。

二人はガンクゥモンのデザインした
ひょっとこの顔部分のような目隠しを
無理やり、シスタモンシエルとノワールに
付けられてしまった！！

「・・・・前が見えねえぞ」

と二人。
それを見て苦笑するのは司会者の
ガンクゥモン。

「ふたりとも、似合ってるぞ」

ニヤニヤするガンクゥモンに苛立ちが
隠せない両ナイツ。
そして皿の上に最初のお肉が置かれ、
シスタモンシエル、ノワールに
肉を食わされた２人のナイツ。

口の中にそれなりに広がる肉の風味。

やがて、次の肉（いわゆるさっきのが
Aの肉で今回はBの肉）が口に
運ばれた。

そして２人の出した結果とは！

「B！」

二人はBの肉を選択した！

感想を聞かれた二人はこうコメントをしたので、
最初はジエスモンが

「Aの肉はなんというか、安心する味わいで逆に
高級肉としては違和感を感じました。
でもBの肉は違う！口に入れた瞬間になんというか、
かつて夢を見ていた世界が視えました！」

そしてデュナスモンは

「Aの肉は個人的には調理されてる感が強かった。
個人的にはBのほうが斬新な攻め方をしていた。
これはBに違いない！」

とコメント。

果たして他のナイツは
どうコメントをするのか！

続く