ある日、デジタルワールドの某テレビ会場にて、
ガンクゥモンによって無理やり集められた
１２人のロイヤルナイツが途方に暮れていた。

なぜ途方に暮れているのか？
そう、それは

「格付け」、いわゆる今の
ロイヤルナイツはだらしなさすぎる！
（ガンクゥモン曰く）なので格付けをして
誰が一流のロイヤルナイツなのか、
はては三流のロイヤルナイツなのか
見極める必要性があるからだ。

「久しぶりに呼ばれたと思ったら、
まさかの格付けか…自信ないな」

と弱気になるエグザモン。
でも冷静に考えたら図体のでかいエグザモンが
よくここのテレビ会場に収まったなあと
感心できる（笑）

するとデュークモンは

「このデュークモンに消滅はない！」

と自信たっぷりの様子。

そして数分後、
ガンクゥモンとシスタモン姉妹
（ノワール、シエル、ブラン）が
現れ説明がされた。

説明によると２人１組のペアーで
合計６組のグループで「一流ナイツ」から
スタートして、常識問題にクリアーして、
正解すれば維持できるが、間違えると
「二流ナイツ」、「三流ナイツ」、そして
「ロイヤルナイツのそっくりさん」になり、
最後は「映す価値なし」になり消滅
されてしまうのだという。

「ちょ！ちょっとまった！」

どうやらエグザモン曰く

「俺みたいにロイヤルナイツの
他の筆者の小説の出番がもとより少ない
ナイツは消えたらやばいんじゃね？」

と愚痴をこぼした。
まあ、確かに扱いにくいしね。

そして恐怖のチーム分けが決まった。
なお、片方のナイツが失敗した場合
も、連帯責任でランクダウンするということを踏まえておこう

「チームリスト」

王道ナイツ　オメガモンとアルファモン
バラとドクロ　クレニアムモンとロードナイトモン
トカゲクラブ　エグザモンとジエスモン
太いナス　デュナスモンとドゥフトモン
伸ばす線　デュークモンとアルフォースブイドラモン
マップー　マグナモンとスレイプモン

に決まった。

「…ちょっとまてガンクゥモン」

とドゥフトモン。
司会者のガンクゥモンはにやけている。

「俺のチーム名ひどくないか？
『太いナス』…ふざけているのか？」

と妙に不機嫌。
だがガンクゥモンは

「『太いナス』はブランが考えたからな！
傑作だろう！」

するとガンクゥモンのとなりに
まるで他人事のような顔をしている
ブランがそこに！

「お・ま・え・かああああああ～～！！」

とドゥフトモンが
発狂してブランにめがけて
レオパルドモード
に化けて、まるで犬と主人のように
追いかけっ子をしていた。

そうしていくうちに、
いよいよ番組が始まりを迎えたのであった。