なぜか僕は斬るつもりはないという
言葉にホッとするといつのまにか
その妙なイゾウと打ち明ける事に成功していた。

どうやらそのイゾウは
僕の友達になってくれるみたいだ。
…ちょっぴり怖いけれど

初めての友だち…悪くないかも。
と思った。でも問題なのは
ここから先どうするかだ。
イゾウは見た感じ
服装とかが百年前の破れた着物姿
で見ていても汚らしい。
このまま町を出歩いても
ちょっと危ないかもしれない。
と、そうおもった僕は
イゾウに服のサイズを聞いてみる
事にしたけれどこれが江戸時代の
尺のサイズの事を言い出したので
全く意味不明だった。

それもそのはず
僕自体数学も苦手なので
こうゆうのは実に頭が痛かった。

幸い、ここの公園には
近場に警察署が無いので、
よっぽどのことのない限り
まあなんだ、パトロールとかに
見られなければいいかな！

とりあえず僕は
イゾウと一緒に公園を
後にする事にした。
だが問題はある意味
ここから始まったの
かもしれない。