第一章 完結
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「覚悟は出来たか?クリリンとやら…」
「まだ出来てないって言ったって待つ気なんかないくせに…。いいぜ、やってみろよ」
「心配することはない。貴様を殺そうと言う訳じゃないんだ」
待ち構えるクリリンに、マジュニアは邪悪な笑みを浮かべた。
(今はまだな…。貴様も世界征服には邪魔だ…)
──ブンッ!!
「い!?」
マジュニアの振り抜かれた腕が信じられないスピードで伸びてきてクリリンの足を掴んだ。
「腕が伸びた…!?」
目を疑うような事態にレギも驚く。
そして、伸びた時と同じ勢いで引き寄せられたクリリンを、マジュニアの拳が迎え撃つ。
──バキ!!!
まともに入ったパンチで殴り飛ばされたクリリンは、しかし、設えられた壁にぶつかる寸前体制を変えた。
「何!?」
勝負は着いたと確信していたマジュニアは、またもクリリンの粘り強さに驚かされた。
「だあああっ!!」
壁を蹴って再びマジュニアに迫るクリリン。
マジュニアはそれを後ろへ反転することで避け、クリリンを遥か上空へと蹴り上げた。
「しぶといやつめっ!!」
とどめを刺すべくクリリンの後を追った。
クリリンは最後の賭に出ていた。
(…これが最後のチャンスだ、特大のをお見舞いしてやる…!か…め…は…め…)
マジュニアがクリリンに追い付いた。
「…だめだっ!!」
思わず叫んだレギ。だがここからでは無意味だった。
クリリンのかめはめ波が放たれた。
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