第三章 前編 (編集中)
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守るために
失ったものが多すぎた
取り戻せるなら
どんな小さな可能性でもいい
それにすがって
前に進むしかない
戦いから
舞台は宇宙へ飛び出す
そこで待ち受けるのは
希望か
絶望か…
『聞いた?』
『聞いた聞いた。あの子生きてたんだってね!』
『楽しみだね♪』
『きっとすぐに会えるよ。だって絶対あの人に会いに来るはずだもん』
『仇だもんね』
『許せないもんね』
『どんな風に怒るか』
『『楽しみだねぇ』』
第一話
≪たどり着いた この先で≫
後悔は、怪我が治っても、時間が経っても消えることはなかった。
あの時…、ベジータとの戦いで悟空を助けに行った時、せめてレギだけでも安全な所に置いておけば良かったんだ。
ホウセンカが消えて、ピッコロが死んでしまった後、錯乱したナッパがレギを殺そうとした。
間一髪のところで悟空が間に合い助け出したけど、その時すでにレギは気を失っていた。
筋斗雲に乗せてクリリンと悟飯と一緒に一度はその場を離れたが、大猿になったベジータの圧倒的な気に悟空の危機を感じて、クリリンと悟飯は再び戦場に戻る決心をしたのだ。
そのおかげで、ベジータに深手を負わせ、結果追い返すことが出来たが、ただで帰ってくれるほど甘い相手ではなかった。
いつからレギもいることに気付いていたのか、リモコンの様な物をいじったかと思うと丸い物体が飛んできた。
それも二つ。
それが、レギも連れて行くためだと気付いたのはその時になってからだった。
後に残ったのは、ボロボロになった自分達だけ。
ベジータを追うにも、ナメック星に向かうにも、肝心の宇宙船がない。
途方に暮れていたところにミスター・ポポが現れ、神様が昔乗ってきた宇宙船の事を教えてくれた。
それに乗って、ブルマとクリリン、そしてチチの反対を押し切り悟飯がナメック星へ向かうことになった。
地球からナメック星に到着するまでは約1ヶ月かかる。
それまでは宇宙船の中に缶詰めだった。
予想はしていたけど、恐ろしく長い1ヶ月だった。
でも、もどかしく長いその旅も今終わろうとしていた。
眼前に浮かぶ美しい緑の星。
ナメック星、到着。
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