07 水鉄砲
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結局、私はあの後御国さんから話を聞くことにした。だって気になるし、なんだかこれは目を逸らしてはいけない事な気がする。大切な事から目を逸らしてばかりいると、いつかそれは生きることから目を逸らす事と同じになる、そんな気がする。
『もし御国さんが私に嘘を言ったり、都合の悪い事実だけ隠したりしたとしても、私がしっかり見定めればいい。そうでしょう?』
あの時私がそう言うと、御国さんは何故か笑った。そんなにおかしな事を言っただろうか。情報の真偽や公平性は自分で見定めなくてはならないって、テレビで言ってたのだもの。
御国さん曰く、私を襲ったあの男は“8番目のサーヴァンプ”を名乗る男の下位吸血鬼 。8番目の人々(鬼々か?いや、それもなんか変)は、他のサーヴァンプの下位を次々と襲ってるらしい。詳しい目的はわからないが、他の吸血鬼達にとって8番目は非常に危険な存在である、というのは間違いないとか。
『君がこの話の信頼性をどう見定めるのか知らないけど、この話を聞いた以上、君はもうただの巻き込まれじゃない。当事者だ。』
いいね?と私に言い聞かせる御国さんの肩に、またいつの間にか蛇のジェジェさんがいた。2つの蛇眼に見つめられながら、私はこくりと頷いたのだった。
『もし御国さんが私に嘘を言ったり、都合の悪い事実だけ隠したりしたとしても、私がしっかり見定めればいい。そうでしょう?』
あの時私がそう言うと、御国さんは何故か笑った。そんなにおかしな事を言っただろうか。情報の真偽や公平性は自分で見定めなくてはならないって、テレビで言ってたのだもの。
御国さん曰く、私を襲ったあの男は“8番目のサーヴァンプ”を名乗る男の
『君がこの話の信頼性をどう見定めるのか知らないけど、この話を聞いた以上、君はもうただの巻き込まれじゃない。当事者だ。』
いいね?と私に言い聞かせる御国さんの肩に、またいつの間にか蛇のジェジェさんがいた。2つの蛇眼に見つめられながら、私はこくりと頷いたのだった。