涙の卒業式!
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フットボールフロンティアインターナショナルは、日本代表イナズマジャパンの優勝で幕を閉じた。選手たちは激闘を繰り広げたライオコット島を離れ、それぞれの故郷へと帰って行く。
日本全国を湧かせたイナズマジャパンの選手たちは、大きな歓声を持って迎えられた。そして、彼らの活躍は全国のサッカー少年少女たちを大いに奮い立たせたことは言うまでもない。そして女子サッカーも発展していくことになった。
☆☆☆☆☆
時は流れ……雷門中サッカー部の新たな歴史を築き上げた、井上瑞貴と円堂守と雷門イレブン。さらには共に戦った多くの仲間たちが三年間の中学生活を終えようとしている。瑞貴は最後となる制服を着替え終えた。
「今日でいよいよ卒業か……」
部屋に飾ってある写真立てに顔を向ける。幼いときの家族の写真、親友との写真、そして――FFIで優勝した写真。トリップしてから一年以上の月日が早くも流れたのだと感じ、嬉しくもあり複雑な思いも感じていた。
リビングに行くとすでに朝食が並べられていた。普段は瑞貴が作るのだが、今日くらいはと作ってくれた人物がいるのだ。それを見ておいしそうと思いながら作った主に顔を向ける。
「おはよう、シン」
「おはよう、瑞貴」
瑞貴をトリップさせた次元と時空の神・シィング=エターナルを改め神崎シン。瑞貴の願いでこの世界と交流を続けている。基本は神界で過ごしているが、ときどきこの世界にやって来て特にこういった特別な日には必ず来てくれた。
一緒に朝食を食べていると、瑞貴はふと思ったことを問いかける。
「シンは卒業式に間に合いそう?」
「うん。瑞貴が行ったら卒業式のあとの準備をしなくちゃならないけど、時間までには間に合うよ」
「フフッ。卒業式もそうだけど、そのあとも楽しみだなぁ。今からワクワクするよ」
卒業式のあとの出来事を思い浮かべているからか、瑞貴はとても嬉しそうだ。その様子を見てシンも微笑んでいる。
朝食も食べ終わり、シンが片付けている間に瑞貴は残りの身支度を整えていると――。
ピンポーン。
「はーい」
インターフォンが鳴る音が聞こえて瑞貴はすぐに向かう。こんな朝からの来客は珍しいが、瑞貴は誰かわかっているので嬉しそうに扉を開ける。
「おはよう、瑞貴!」
「おはよう、守!」
来客は円堂だった。FFI終了後に両想いになって以来、二人は順調に交際を続けている。
サッカーとしても相棒はもちろん、恋人として新たな絆を育んでいるが、瑞貴に好意を持つ男たちが放っておかず邪魔するかアプローチをしている。当然、自分への恋愛に超鈍感な瑞貴には通用していないが。
「おはようございます、神崎さん」
「うん。おはよう、円堂くん」
「じゃあシン、行ってくるね」
「うん、行ってらっしゃい。円堂くんも行ってらっしゃい」
「「行ってきます!」」
二人は瑞貴の家から出て雷門中へ向けて歩いて行く。これは日本に帰国してからできるだけ一緒に登下校することを決め、その際にはいつも手を繋いでいる。
「でさ、じいちゃんがパラドランカの中学校でできたサッカーチームを、その内俺たちと試合させようとするんじゃないかって思うんだ」
「大介さんならやりかねないね。そのときは私も一緒に出ていい?」
「もちろんさ! だって瑞貴は俺の相棒なんだし、必要不可欠だ!」
「ありがとう。そうそう、朝にロココやフィディオたちから連絡があったんだよ」
「えっ!? また!?」
「『卒業おめでとう』だって。それとこっちが春休みの間に海外メンバーと日本に来るから、そのときは守やみんなとサッカーしようって」
「サッカーは嬉しいし楽しみだけど……あいつら絶対に一番の目的は瑞貴だな」
「どうしたの? 顔が膨れてるよ」
瑞貴には友達として交流は続けているが相手は違う。特にロココ=ウルパやフィディオ=アルデナなどアプローチがスゴく、円堂は何度阻止してきただろう。
日本全国を湧かせたイナズマジャパンの選手たちは、大きな歓声を持って迎えられた。そして、彼らの活躍は全国のサッカー少年少女たちを大いに奮い立たせたことは言うまでもない。そして女子サッカーも発展していくことになった。
☆☆☆☆☆
時は流れ……雷門中サッカー部の新たな歴史を築き上げた、井上瑞貴と円堂守と雷門イレブン。さらには共に戦った多くの仲間たちが三年間の中学生活を終えようとしている。瑞貴は最後となる制服を着替え終えた。
「今日でいよいよ卒業か……」
部屋に飾ってある写真立てに顔を向ける。幼いときの家族の写真、親友との写真、そして――FFIで優勝した写真。トリップしてから一年以上の月日が早くも流れたのだと感じ、嬉しくもあり複雑な思いも感じていた。
リビングに行くとすでに朝食が並べられていた。普段は瑞貴が作るのだが、今日くらいはと作ってくれた人物がいるのだ。それを見ておいしそうと思いながら作った主に顔を向ける。
「おはよう、シン」
「おはよう、瑞貴」
瑞貴をトリップさせた次元と時空の神・シィング=エターナルを改め神崎シン。瑞貴の願いでこの世界と交流を続けている。基本は神界で過ごしているが、ときどきこの世界にやって来て特にこういった特別な日には必ず来てくれた。
一緒に朝食を食べていると、瑞貴はふと思ったことを問いかける。
「シンは卒業式に間に合いそう?」
「うん。瑞貴が行ったら卒業式のあとの準備をしなくちゃならないけど、時間までには間に合うよ」
「フフッ。卒業式もそうだけど、そのあとも楽しみだなぁ。今からワクワクするよ」
卒業式のあとの出来事を思い浮かべているからか、瑞貴はとても嬉しそうだ。その様子を見てシンも微笑んでいる。
朝食も食べ終わり、シンが片付けている間に瑞貴は残りの身支度を整えていると――。
ピンポーン。
「はーい」
インターフォンが鳴る音が聞こえて瑞貴はすぐに向かう。こんな朝からの来客は珍しいが、瑞貴は誰かわかっているので嬉しそうに扉を開ける。
「おはよう、瑞貴!」
「おはよう、守!」
来客は円堂だった。FFI終了後に両想いになって以来、二人は順調に交際を続けている。
サッカーとしても相棒はもちろん、恋人として新たな絆を育んでいるが、瑞貴に好意を持つ男たちが放っておかず邪魔するかアプローチをしている。当然、自分への恋愛に超鈍感な瑞貴には通用していないが。
「おはようございます、神崎さん」
「うん。おはよう、円堂くん」
「じゃあシン、行ってくるね」
「うん、行ってらっしゃい。円堂くんも行ってらっしゃい」
「「行ってきます!」」
二人は瑞貴の家から出て雷門中へ向けて歩いて行く。これは日本に帰国してからできるだけ一緒に登下校することを決め、その際にはいつも手を繋いでいる。
「でさ、じいちゃんがパラドランカの中学校でできたサッカーチームを、その内俺たちと試合させようとするんじゃないかって思うんだ」
「大介さんならやりかねないね。そのときは私も一緒に出ていい?」
「もちろんさ! だって瑞貴は俺の相棒なんだし、必要不可欠だ!」
「ありがとう。そうそう、朝にロココやフィディオたちから連絡があったんだよ」
「えっ!? また!?」
「『卒業おめでとう』だって。それとこっちが春休みの間に海外メンバーと日本に来るから、そのときは守やみんなとサッカーしようって」
「サッカーは嬉しいし楽しみだけど……あいつら絶対に一番の目的は瑞貴だな」
「どうしたの? 顔が膨れてるよ」
瑞貴には友達として交流は続けているが相手は違う。特にロココ=ウルパやフィディオ=アルデナなどアプローチがスゴく、円堂は何度阻止してきただろう。