神への願い! トリップ少女の答え‼
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少年サッカー世界一を決める大会・フットボールフロンティアインターナショナルの決勝戦。リトルギガントを倒し、イナズマジャパンはついに優勝した。
そしてその日の夕方、井上瑞貴は自分をトリップさせた神・神崎シンに願いを告げることを決意。それに対してシンも本当の姿を見せると瑞貴に手を差し出す。
「我、次元と時空の神・シィング=エターナルと契約した少女・井上瑞貴。君の願いを叶えよう」
「私の願いは……」
最初は思いつかず、願いと言っても『勝ちたい』、『強くなりたい』、それら全て瑞貴は努力と仲間と共に叶えてきた。しかし願いは『自分自身の欲』しか叶えてくれない。ずっと保留にしていたことがついに告げられる。
「それは……――『シンがこの世界と交流し続ける』ことだよ」
「えっ……?」
シンは思わず絶句しそうになった。瑞貴の願いがまさか自分のことを言うとは思わなかったからだ。
「あの、瑞貴? 僕の話を覚えている? 僕は君自身の欲のための願いしか叶えられないんだよ?」
「覚えている。だからこそ、この願いを望んだの」
「よく意味がわからないんだけど……」
「だって……――シンはこの世界から存在を無くすつもりでしょ」
「!」
一瞬シンは目を見開いた。その情報は自分自身しか知らず、瑞貴にだってひと言も話していない。動揺する心の中、あくまでも冷静に問いかける。
「……どうしてそうだと?」
「トリップする前に私が今は願いがないと伝えたら『決まったら教えてね』って言ったでしょ」
「うん」
「でもライオコット島に来たばかりの頃に同じ答えを出したら『世界大会が終わるまで決めて』って言った」
「うん」
「よく冷静になって考えてみれば引っ掛かったんだ。まるで『タイムリミット』があるみたいで」
「!」
「それに『僕がそばにいるのはライオコット島にいる間だけ』……この言葉はすなわち、シンがこの世界にいる時間が限られていること、私が願いを告げる告げない関係なくいなくなることだって思ったんだ」
淡々と告げる瑞貴の推理は当たっている。だからこそシンはひと筋汗を流した――自分はなんて子を契約者に選んだのだろうと。
「……本当に、君は賢い子だね」
「当たっていた?」
「当たったどころか大当たりさ。そう……僕はもうすぐこの世界からいなくなる。それどころか全ての者の記憶、今までの記録すらもなくなって『神崎シン』は存在しない者になる」
「っ!」
わかってはいたが本人の口から出ると違うのだろう。瑞貴が目を見開くとシンは寂しげに微笑む。
「その前に長話に付き合ってもらってもいい?」
「えっ? うん。何を話すの?」
「神の理(コトワリ)の一部だよ。僕たち神は神の世界――神界で生まれた者もいれば、地上の人間や動物から神になった者いる。神話や伝説がいい例さ。僕は後者……人間から神になったんだ」
「シンも、元は人間だったの?」
「うん、僕は捨て子だったんだ。生まれたばかりなのに本当の親から山に捨てられた……。だけど運がいいのか悪いのか、その山は神山とも呼ばれる山だったんだ。僕はそこの神に拾われて神界に行き、そして次元と時空の神になった」
そしてその日の夕方、井上瑞貴は自分をトリップさせた神・神崎シンに願いを告げることを決意。それに対してシンも本当の姿を見せると瑞貴に手を差し出す。
「我、次元と時空の神・シィング=エターナルと契約した少女・井上瑞貴。君の願いを叶えよう」
「私の願いは……」
最初は思いつかず、願いと言っても『勝ちたい』、『強くなりたい』、それら全て瑞貴は努力と仲間と共に叶えてきた。しかし願いは『自分自身の欲』しか叶えてくれない。ずっと保留にしていたことがついに告げられる。
「それは……――『シンがこの世界と交流し続ける』ことだよ」
「えっ……?」
シンは思わず絶句しそうになった。瑞貴の願いがまさか自分のことを言うとは思わなかったからだ。
「あの、瑞貴? 僕の話を覚えている? 僕は君自身の欲のための願いしか叶えられないんだよ?」
「覚えている。だからこそ、この願いを望んだの」
「よく意味がわからないんだけど……」
「だって……――シンはこの世界から存在を無くすつもりでしょ」
「!」
一瞬シンは目を見開いた。その情報は自分自身しか知らず、瑞貴にだってひと言も話していない。動揺する心の中、あくまでも冷静に問いかける。
「……どうしてそうだと?」
「トリップする前に私が今は願いがないと伝えたら『決まったら教えてね』って言ったでしょ」
「うん」
「でもライオコット島に来たばかりの頃に同じ答えを出したら『世界大会が終わるまで決めて』って言った」
「うん」
「よく冷静になって考えてみれば引っ掛かったんだ。まるで『タイムリミット』があるみたいで」
「!」
「それに『僕がそばにいるのはライオコット島にいる間だけ』……この言葉はすなわち、シンがこの世界にいる時間が限られていること、私が願いを告げる告げない関係なくいなくなることだって思ったんだ」
淡々と告げる瑞貴の推理は当たっている。だからこそシンはひと筋汗を流した――自分はなんて子を契約者に選んだのだろうと。
「……本当に、君は賢い子だね」
「当たっていた?」
「当たったどころか大当たりさ。そう……僕はもうすぐこの世界からいなくなる。それどころか全ての者の記憶、今までの記録すらもなくなって『神崎シン』は存在しない者になる」
「っ!」
わかってはいたが本人の口から出ると違うのだろう。瑞貴が目を見開くとシンは寂しげに微笑む。
「その前に長話に付き合ってもらってもいい?」
「えっ? うん。何を話すの?」
「神の理(コトワリ)の一部だよ。僕たち神は神の世界――神界で生まれた者もいれば、地上の人間や動物から神になった者いる。神話や伝説がいい例さ。僕は後者……人間から神になったんだ」
「シンも、元は人間だったの?」
「うん、僕は捨て子だったんだ。生まれたばかりなのに本当の親から山に捨てられた……。だけど運がいいのか悪いのか、その山は神山とも呼ばれる山だったんだ。僕はそこの神に拾われて神界に行き、そして次元と時空の神になった」