頂上決戦! リトルギガント・後編‼
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《止めた――っ!! ロココ、新たな必殺技で止めました――っ!!》
「進化を飛び越えて、新しい技を生み出すとはな! 競い合う心から生まれた、必殺の技か!」
教え子の成長ぶりに大介は嬉しく思う。そしてその糧となったのが円堂と瑞貴の存在だということも気づいている。
(タマシイ・ザ・ハンド……! スゴいぞ、ロココ!)
(勝ちたい……その気持ちがビリビリ伝わって来た!)
(そうさ、マモル! ミズキ! 君たちが強くなる分だけ、僕も強くなる。そしてチームも!)
それからは一進一退の攻防が続いている。奪われては取り返し、取り返されては奪い返していく。迫力のある試合展開はベンチや観客席にいる仲間やライバルたちにも手に汗握る戦いぶりだ。
《譲らない! 譲りません! まさに互角の展開!! イナズマジャパン、リトルギガント、共に攻略の糸口が見つからない!》
そしてヘディングシュートをし
ようとした虎丸だが、ジニーが前に出たことでコースが変わり、ラインの外にクリアしてしまった。
「フハッハッハッハッ!」
「「「「「?」」」」」
突然高笑いをする大介に、リトルギガントもイナズマジャパンも不思議そうに彼を見た。
「よーし!胸の重りを外せ!」
「「「「「えっ?」」」」」
「「「「「なっ!」」」」」
「まだ付けていたというのですか!?」
大介の新たな指示が出された。しかしリトルギガントは不思議そうな顔をしている。対してイナズマジャパンは目金と同様に試合前に出された重りとは別のモノがあるのかと危惧していた。
「ハハッ」
「そういうことか……!」
「ロココ、今のはどういう意味だ? 俺たち、重り試合前に外したのに……」
笑う大介を見てロココは何かに気づいたようだ。しかしマキシたちにはわからず、唯一わかったロココに尋ねた。
「『心の重り』ってことさ。気負うな、思いっきりやって来い、後悔しないように、ってね」
「な~らそう言えばいいのに。まっ、ダイスケらしいけど」
「よーし! やろう、みんな!」
ロココのゴールキックがゴーシュに渡る。マキシも走り出してパスが繋がった。
「エアライドV3!」
「ヒートタックル!」
マキシがエアライドをさらに進化させて鬼道を抜き、ゴーシュのヒートタックルで壁山を抜いた。
《ここへ来てリトルギガントの動きが一段とよくなりました! これも荒谷マジックなのか!?》
「「デュアルストライク!」」
「「させるか!」」
完全にユーンとゴーシュのデュアルストライクが放たれる前に、綱海と瑞貴が駆け出す。……だが、なんとロココがユーンとゴーシュの間に現れてドリブルをしてきた。ゴールからここまでいつの間にか上がって来たのだ。
(さっきのダイスケの言葉は、気負うなという意味だけじゃない。キーパーのポジションだけでなく、攻め上がっていいという意味もあったんだ!)
なんとロココは大介の言葉を、さらに奥深い意味まで気づいていたのだ。
「いくぞ、マモル!」
「来い、ロココ!」
「XブラストV2!」
「ここへきてまた進化!?」
「円堂くん……!」
「守!」
またしても進化させた。ロココの成長ぶりに夏未も秋も瑞貴も声を上げるが、円堂は怯みもしない。
「ゴッドキャッチ!」
円堂は止められることができるのか、そして優勝は――!?
☆副キャプテン 今日の格言☆
強い相手はプレッシャーだけじゃなく、さらに上を目指す向上心すらも高めてくれるから
以上!!
「進化を飛び越えて、新しい技を生み出すとはな! 競い合う心から生まれた、必殺の技か!」
教え子の成長ぶりに大介は嬉しく思う。そしてその糧となったのが円堂と瑞貴の存在だということも気づいている。
(タマシイ・ザ・ハンド……! スゴいぞ、ロココ!)
(勝ちたい……その気持ちがビリビリ伝わって来た!)
(そうさ、マモル! ミズキ! 君たちが強くなる分だけ、僕も強くなる。そしてチームも!)
それからは一進一退の攻防が続いている。奪われては取り返し、取り返されては奪い返していく。迫力のある試合展開はベンチや観客席にいる仲間やライバルたちにも手に汗握る戦いぶりだ。
《譲らない! 譲りません! まさに互角の展開!! イナズマジャパン、リトルギガント、共に攻略の糸口が見つからない!》
そしてヘディングシュートをし
ようとした虎丸だが、ジニーが前に出たことでコースが変わり、ラインの外にクリアしてしまった。
「フハッハッハッハッ!」
「「「「「?」」」」」
突然高笑いをする大介に、リトルギガントもイナズマジャパンも不思議そうに彼を見た。
「よーし!胸の重りを外せ!」
「「「「「えっ?」」」」」
「「「「「なっ!」」」」」
「まだ付けていたというのですか!?」
大介の新たな指示が出された。しかしリトルギガントは不思議そうな顔をしている。対してイナズマジャパンは目金と同様に試合前に出された重りとは別のモノがあるのかと危惧していた。
「ハハッ」
「そういうことか……!」
「ロココ、今のはどういう意味だ? 俺たち、重り試合前に外したのに……」
笑う大介を見てロココは何かに気づいたようだ。しかしマキシたちにはわからず、唯一わかったロココに尋ねた。
「『心の重り』ってことさ。気負うな、思いっきりやって来い、後悔しないように、ってね」
「な~らそう言えばいいのに。まっ、ダイスケらしいけど」
「よーし! やろう、みんな!」
ロココのゴールキックがゴーシュに渡る。マキシも走り出してパスが繋がった。
「エアライドV3!」
「ヒートタックル!」
マキシがエアライドをさらに進化させて鬼道を抜き、ゴーシュのヒートタックルで壁山を抜いた。
《ここへ来てリトルギガントの動きが一段とよくなりました! これも荒谷マジックなのか!?》
「「デュアルストライク!」」
「「させるか!」」
完全にユーンとゴーシュのデュアルストライクが放たれる前に、綱海と瑞貴が駆け出す。……だが、なんとロココがユーンとゴーシュの間に現れてドリブルをしてきた。ゴールからここまでいつの間にか上がって来たのだ。
(さっきのダイスケの言葉は、気負うなという意味だけじゃない。キーパーのポジションだけでなく、攻め上がっていいという意味もあったんだ!)
なんとロココは大介の言葉を、さらに奥深い意味まで気づいていたのだ。
「いくぞ、マモル!」
「来い、ロココ!」
「XブラストV2!」
「ここへきてまた進化!?」
「円堂くん……!」
「守!」
またしても進化させた。ロココの成長ぶりに夏未も秋も瑞貴も声を上げるが、円堂は怯みもしない。
「ゴッドキャッチ!」
円堂は止められることができるのか、そして優勝は――!?
☆副キャプテン 今日の格言☆
強い相手はプレッシャーだけじゃなく、さらに上を目指す向上心すらも高めてくれるから
以上!!