イナズマジャパン最後の戦い!
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「私、力の限り応援する。みんなの仲間として、イナズマジャパンのマネージャーとして。優勝しようね、お父さん」
「ああ」
冬花の決意に答えるように、久遠は優しく微笑んだ。
――退院した響木正剛は病院を出ると、シンが運転する車の助手席に乗って宿舎へと向かう。
「わざわざ迎えに来てもらってすまないな」
「いえいえ。これぐらいお安いご用ですよ。思ったより早く退院できてよかったです。まあ、医者に念を押されましたけどね」
「お前が医者に頼み込んだおかげでもあるさ」
「ハハッ。バレましたか」
「…………」
苦笑するシンの横顔を響木は隣から無言で見ていると、静かに口を開く。
「……何を思い詰めている?」
「えっ? いきなりどうしたんですか?」
「神崎、決勝以外で思うことがあるんだろう。表情がいつもと違うぞ」
「僕だってこれでも決勝という舞台は緊張しているんですよ。コーチという立場なのに変ですね」
「何もおかしいことはないさ。お前は予選からイナズマジャパンを久遠と共に指導してきた。その教え子が世界一を決める場まで来たんだ。俺や久遠も緊張している」
「響木さんも久遠さんもですか。ある意味仲間がいて嬉しいですよ」
「妙な仲間にすんな」
誤魔化された、それは響木も気づいている。だがシンが話そうとしないので追求しなかった。まるでシンがどこか遠くへ行くような感じがするのは年の功か、それとも勘だろうか――……。
――そして宿舎に戻り、出迎えてくれた夏未がシンと共に支えられながら部屋の椅子に座った。
「すまんな」
「いよいよ決勝戦ですね」
「まさか、大介さんと戦う日が来るとはな」
「弟子はいずれ師匠を超えなければならない。そのときが四十年後な来ただけですよ」
「お前は相変わらず俺に厳しいな、神崎。どっちが年上かわからん」
「ある意味、精神年齢は響木さんより上かもしれませんよ?」
「お前、いったいいくつだ」
シンは幼い頃から神になった分、実年齢より精神年齢が上がってしまった。もちろん人間でいえばシンも若い方ではあるが。
「感謝してます。響木監督、響木さん」
「「ん?」」
「私をコトアールに送り出してくださったこと、そして――イナズマジャパンに受け入れてくださったこと。おかげでたくさんのことが学べました」
「ウム……」
「でもそれは、夏未ちゃんの努力が実ったからだよ。僕たちは少しの手助けをしただけ。それを忘れないでね」
「はい。ありがとうございます」
コンコン。
「ん?」
「久遠です」
「ああ」
「失礼します」
扉から聞こえたノックの正体を知った響木は返事をすると、声の通り久遠とうしろから冬花も入って来た。
「どうした?」
「……この決勝戦、指揮は響木さん。あなたが執るべきです」
「「「えっ?」」」
突然の久遠の提案に夏未と冬花は驚いた。シンに至ってはオルフェウス戦でもそうだったと思い出すが規模が違う。
「ああ」
冬花の決意に答えるように、久遠は優しく微笑んだ。
――退院した響木正剛は病院を出ると、シンが運転する車の助手席に乗って宿舎へと向かう。
「わざわざ迎えに来てもらってすまないな」
「いえいえ。これぐらいお安いご用ですよ。思ったより早く退院できてよかったです。まあ、医者に念を押されましたけどね」
「お前が医者に頼み込んだおかげでもあるさ」
「ハハッ。バレましたか」
「…………」
苦笑するシンの横顔を響木は隣から無言で見ていると、静かに口を開く。
「……何を思い詰めている?」
「えっ? いきなりどうしたんですか?」
「神崎、決勝以外で思うことがあるんだろう。表情がいつもと違うぞ」
「僕だってこれでも決勝という舞台は緊張しているんですよ。コーチという立場なのに変ですね」
「何もおかしいことはないさ。お前は予選からイナズマジャパンを久遠と共に指導してきた。その教え子が世界一を決める場まで来たんだ。俺や久遠も緊張している」
「響木さんも久遠さんもですか。ある意味仲間がいて嬉しいですよ」
「妙な仲間にすんな」
誤魔化された、それは響木も気づいている。だがシンが話そうとしないので追求しなかった。まるでシンがどこか遠くへ行くような感じがするのは年の功か、それとも勘だろうか――……。
――そして宿舎に戻り、出迎えてくれた夏未がシンと共に支えられながら部屋の椅子に座った。
「すまんな」
「いよいよ決勝戦ですね」
「まさか、大介さんと戦う日が来るとはな」
「弟子はいずれ師匠を超えなければならない。そのときが四十年後な来ただけですよ」
「お前は相変わらず俺に厳しいな、神崎。どっちが年上かわからん」
「ある意味、精神年齢は響木さんより上かもしれませんよ?」
「お前、いったいいくつだ」
シンは幼い頃から神になった分、実年齢より精神年齢が上がってしまった。もちろん人間でいえばシンも若い方ではあるが。
「感謝してます。響木監督、響木さん」
「「ん?」」
「私をコトアールに送り出してくださったこと、そして――イナズマジャパンに受け入れてくださったこと。おかげでたくさんのことが学べました」
「ウム……」
「でもそれは、夏未ちゃんの努力が実ったからだよ。僕たちは少しの手助けをしただけ。それを忘れないでね」
「はい。ありがとうございます」
コンコン。
「ん?」
「久遠です」
「ああ」
「失礼します」
扉から聞こえたノックの正体を知った響木は返事をすると、声の通り久遠とうしろから冬花も入って来た。
「どうした?」
「……この決勝戦、指揮は響木さん。あなたが執るべきです」
「「「えっ?」」」
突然の久遠の提案に夏未と冬花は驚いた。シンに至ってはオルフェウス戦でもそうだったと思い出すが規模が違う。