イナズマジャパン最後の戦い!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ついにやってきたフットボールフロンティアインターナショナル決勝戦の早朝。少年サッカー世界一を決めるこの日を誰もが待ちわびていただろう。かくいう井上瑞貴も例外ではなく、海のそばのグラウンドで次々シュートを撃ち込んでいた。
「ふっ!」
思いっきり撃ったシュートがゴールへと吸い込まれるように入った。ときにゴールポストギリギリに、ときに角をめがけて、スピードもパワーもコントロールも今までの特訓の日々が実を結んでいるのか問題ない。
♪ピリリリ、ピリリリ♪
いくつかシュートを撃った瑞貴は携帯電話のアラームが鳴ったことに気づき、特訓を終えて片付けに入る。
「ついに、この日が来た……!」
楽しみもあれば不安もある。自分が異世界人という影響を考えるのではなく、仲間たちを信じて絶対な勝つという気持ちが強くなってきた。この世界に来たときは考えられなかっただろう。
「やあ、瑞貴。おはよう」
「シン。おはよう」
片付けを終えた瑞貴に声をかけて来たのは神崎シン。イナズマジャパンのコーチだが同時に次元と時空の神で瑞貴をトリップさせた張本人だ。彼との出会いで何もかも始まった。
「とうとう決勝戦だね。どう? 自信は?」
「自信はもちろんあるよ。だって、私には絶対勝つって信じられる仲間も、相棒もいるんだから!」
「……本当に、君をこの世界にトリップさせてよかったよ」
今の瑞貴は輝いている。無理矢理とはいえ、トリップする前の瑞貴は大好きなモノに対してあきらめている部分があったからだ。
しかし今は違う。大好きなことをやれて、夢を持ち、それを叶えようとしているのだ。
「一応聞いておこうと思ったんだけどね、トリップさせる代償の君の願いを」
「うん、決めてるよ。だけど今は言わない。決勝戦が終わったあとでもいいかな」
「もちろん。じゃあ僕は響木さんを迎えに行ってくるよ。瑞貴も相棒を迎えに行ってウォーミングアップしておいで」
ポンポンと瑞貴の頭をシンは優しく叩き、微笑んだ去って行った。それを見届けた瑞貴も微笑むとすぐにグラウンドを出た。
ランニングも兼ねて砂浜を走って行くと、吊り下げているタイヤを投げて受け止める特訓をしている瑞貴の相棒――円堂守がいた。
「おはよう、守! そろそろウォーミングアップの時間だよ」
「オウッ!」
――宿舎前のグラウンドには全員集まっていた。それを確認して円堂と瑞貴を筆頭にランニングを始める。
「みんな、ちゃんと眠れたか?」
「体調は万全でしょうね?」
「円堂さんと瑞貴さんが一番寝てないんじゃないですか?」
「「えっ?」」
立向居勇気の口から出た思わぬ問いに、円堂と瑞貴は目をパチクリする。
「朝早くからタイヤ特訓やトレーニングしてたの、みんな知ってますよ!」
「嘘っ! 気づかなかったよ!」
「俺たちが世界一を決める大会に挑むんだって思ったら、ワクワクして眠れなくってさ!」
「俺もっス!」
「うおーっ! 燃えてきたぜー!」
円堂や瑞貴だけでなく、壁山塀吾郎や綱海条介もやる気満々だ。他のみんなもそうだろう。
「ラストグラウンド十周!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
――そんな彼らね様子を、監督用の部屋の窓から見つめる久遠冬花と久遠道也がいた。眠れていたのかどうか心配していたが、それ以上の思いがあるため杞憂に終わった。
「心配なかったみたいね」
「ああ」
だが、先ほどと打って変わって窓に手を当てて眉を下げる冬花。その表情に気づいた久遠は問いかける。
「どうした?」
「緑川くんと栗松くんも、みんなと一緒に戦いたかっただろうなぁって……」
「一緒にいる」
「えっ?」
「ピッチに立てない仲間の想いは、彼らの胸の中に込められている」
「仲間……」
負傷してしまって代表交代として去って行った緑川リュウジと栗松鉄平。だが、彼らの世界への思いはイナズマジャパンのみんなに託された。その思いを胸に彼らは今日の戦いに挑もうとしている。
「ふっ!」
思いっきり撃ったシュートがゴールへと吸い込まれるように入った。ときにゴールポストギリギリに、ときに角をめがけて、スピードもパワーもコントロールも今までの特訓の日々が実を結んでいるのか問題ない。
♪ピリリリ、ピリリリ♪
いくつかシュートを撃った瑞貴は携帯電話のアラームが鳴ったことに気づき、特訓を終えて片付けに入る。
「ついに、この日が来た……!」
楽しみもあれば不安もある。自分が異世界人という影響を考えるのではなく、仲間たちを信じて絶対な勝つという気持ちが強くなってきた。この世界に来たときは考えられなかっただろう。
「やあ、瑞貴。おはよう」
「シン。おはよう」
片付けを終えた瑞貴に声をかけて来たのは神崎シン。イナズマジャパンのコーチだが同時に次元と時空の神で瑞貴をトリップさせた張本人だ。彼との出会いで何もかも始まった。
「とうとう決勝戦だね。どう? 自信は?」
「自信はもちろんあるよ。だって、私には絶対勝つって信じられる仲間も、相棒もいるんだから!」
「……本当に、君をこの世界にトリップさせてよかったよ」
今の瑞貴は輝いている。無理矢理とはいえ、トリップする前の瑞貴は大好きなモノに対してあきらめている部分があったからだ。
しかし今は違う。大好きなことをやれて、夢を持ち、それを叶えようとしているのだ。
「一応聞いておこうと思ったんだけどね、トリップさせる代償の君の願いを」
「うん、決めてるよ。だけど今は言わない。決勝戦が終わったあとでもいいかな」
「もちろん。じゃあ僕は響木さんを迎えに行ってくるよ。瑞貴も相棒を迎えに行ってウォーミングアップしておいで」
ポンポンと瑞貴の頭をシンは優しく叩き、微笑んだ去って行った。それを見届けた瑞貴も微笑むとすぐにグラウンドを出た。
ランニングも兼ねて砂浜を走って行くと、吊り下げているタイヤを投げて受け止める特訓をしている瑞貴の相棒――円堂守がいた。
「おはよう、守! そろそろウォーミングアップの時間だよ」
「オウッ!」
――宿舎前のグラウンドには全員集まっていた。それを確認して円堂と瑞貴を筆頭にランニングを始める。
「みんな、ちゃんと眠れたか?」
「体調は万全でしょうね?」
「円堂さんと瑞貴さんが一番寝てないんじゃないですか?」
「「えっ?」」
立向居勇気の口から出た思わぬ問いに、円堂と瑞貴は目をパチクリする。
「朝早くからタイヤ特訓やトレーニングしてたの、みんな知ってますよ!」
「嘘っ! 気づかなかったよ!」
「俺たちが世界一を決める大会に挑むんだって思ったら、ワクワクして眠れなくってさ!」
「俺もっス!」
「うおーっ! 燃えてきたぜー!」
円堂や瑞貴だけでなく、壁山塀吾郎や綱海条介もやる気満々だ。他のみんなもそうだろう。
「ラストグラウンド十周!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
――そんな彼らね様子を、監督用の部屋の窓から見つめる久遠冬花と久遠道也がいた。眠れていたのかどうか心配していたが、それ以上の思いがあるため杞憂に終わった。
「心配なかったみたいね」
「ああ」
だが、先ほどと打って変わって窓に手を当てて眉を下げる冬花。その表情に気づいた久遠は問いかける。
「どうした?」
「緑川くんと栗松くんも、みんなと一緒に戦いたかっただろうなぁって……」
「一緒にいる」
「えっ?」
「ピッチに立てない仲間の想いは、彼らの胸の中に込められている」
「仲間……」
負傷してしまって代表交代として去って行った緑川リュウジと栗松鉄平。だが、彼らの世界への思いはイナズマジャパンのみんなに託された。その思いを胸に彼らは今日の戦いに挑もうとしている。