世界一へ! 11の言葉‼
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『どうも……』
『入部希望、なんだけど――』
『『ええっ!?』』
先ほどまで悩んでいた表情とは一気に逆転して、顔を輝かせると円堂と秋はすぐさま駆け寄る。
『ホント!?』
『『うわあ!』』
『入って! 入って! 大歓迎だよ!』
円堂の迫力に一時押されるものの、秋と共々中へ招いているので、染岡と半田は部室にある椅子に座った。円堂は積み上げたタイヤを椅子代わりにする。
『サッカー好きなんだ?』
『まあ、一応。小さい頃からクラブ入ってたし』
『俺も。でも、ここお前一人だし、なんか入りにくくてさ……』
『二人共、一年だよね? 見覚えあるもん』
『一年!? よろしくな! 俺、円堂守!』
『染岡だ。染岡竜吾』
『俺は半田真一』
『よろしくな、染岡! 半田! くぅ~! やったー! これで思いっきりGKの練習できるぞ~!』
『フフッ』
一気にに二人も入部してくれることにより、円堂は感動のあまり目尻に涙を浮かべる。今まで練習を見ていた秋も嬉しそうに笑っていた。しかし染岡と半田は円堂が言うポジションに不思議そうにする。
『GK?』
『キーパーなんだ』
『うん!』
『キーパーやりたいなんて、お前変わってるな』
『そうかなぁ? キーパーっていいと思うんけどな』
普通GKは押し付けられるかよっぽどのことがない限り自ら志願しない。染岡と半田が通っていたクラブもそうだったらしく、円堂が進んでGKをしていることに驚いた。
『で、二人のポジションは?』
『FW』
『MFでも、DFでも、どっちでもいけるよ』
『よーし! じゃあ練習、やろうぜ!』
とは言うものの、マトモに練習できなかった。
テニス部のコートにボールを転がしてテニス部員に足を滑らせてしまったり、野球部のボールが頭に当たったり、ラグビー部の練習に巻き込まれかけたり、陸上部にグラウンドを貸してもらおうと頭を下げたり。結局一年生の間はこの三人で終わってしまった。
――そして円堂たちが二年生になった春、新入生の壁山と少林寺と栗松と宍戸が入部してきた。
『『『『お願いします/っス!』』』』
四人が入部してくれることに円堂たちは大喜びだ。初めはみんな『やるぜ!』って感じだった。みんなサッカーが好きで、やる気満々だったのだ。
☆☆☆☆☆
「だけど練習する所もなく、七人だけじゃ試合もできなかったんだ……。それでもみんな辞めなかった。だから今があるんだ!」
「守がサッカーやってたから、みんな集まって来たんだよ」
「えっ?」
「私も同じ。守がいなかったらサッカーはやっても、二度とサッカー部に入ろうと思わなかった」
瑞貴は昔を思い出すように、窓の外の星空を眺めながら円堂に伝える。
「守が私を勧誘したとき、迷ってたんだ。ただサッカーするんじゃなくて『仲間と一緒にサッカーする』ということに」
「どういうことだ?」
「私がサッカーを嫌いになったこと話したでしょ? サッカーをやれるようになっても部活に戻ることができなかったのは、いじめの発端がサッカー部だったから。雷門は違うと頭ではわかっても心が拒絶していた……」
もちろん原作に関わろうかどうかを悩むことがあったが、一番は『仲間と一緒にサッカーをすること』だ。部活を辞めてからは親友といるだけで、円堂と秋のように選手一人とマネージャー一人という状態だった。
『入部希望、なんだけど――』
『『ええっ!?』』
先ほどまで悩んでいた表情とは一気に逆転して、顔を輝かせると円堂と秋はすぐさま駆け寄る。
『ホント!?』
『『うわあ!』』
『入って! 入って! 大歓迎だよ!』
円堂の迫力に一時押されるものの、秋と共々中へ招いているので、染岡と半田は部室にある椅子に座った。円堂は積み上げたタイヤを椅子代わりにする。
『サッカー好きなんだ?』
『まあ、一応。小さい頃からクラブ入ってたし』
『俺も。でも、ここお前一人だし、なんか入りにくくてさ……』
『二人共、一年だよね? 見覚えあるもん』
『一年!? よろしくな! 俺、円堂守!』
『染岡だ。染岡竜吾』
『俺は半田真一』
『よろしくな、染岡! 半田! くぅ~! やったー! これで思いっきりGKの練習できるぞ~!』
『フフッ』
一気にに二人も入部してくれることにより、円堂は感動のあまり目尻に涙を浮かべる。今まで練習を見ていた秋も嬉しそうに笑っていた。しかし染岡と半田は円堂が言うポジションに不思議そうにする。
『GK?』
『キーパーなんだ』
『うん!』
『キーパーやりたいなんて、お前変わってるな』
『そうかなぁ? キーパーっていいと思うんけどな』
普通GKは押し付けられるかよっぽどのことがない限り自ら志願しない。染岡と半田が通っていたクラブもそうだったらしく、円堂が進んでGKをしていることに驚いた。
『で、二人のポジションは?』
『FW』
『MFでも、DFでも、どっちでもいけるよ』
『よーし! じゃあ練習、やろうぜ!』
とは言うものの、マトモに練習できなかった。
テニス部のコートにボールを転がしてテニス部員に足を滑らせてしまったり、野球部のボールが頭に当たったり、ラグビー部の練習に巻き込まれかけたり、陸上部にグラウンドを貸してもらおうと頭を下げたり。結局一年生の間はこの三人で終わってしまった。
――そして円堂たちが二年生になった春、新入生の壁山と少林寺と栗松と宍戸が入部してきた。
『『『『お願いします/っス!』』』』
四人が入部してくれることに円堂たちは大喜びだ。初めはみんな『やるぜ!』って感じだった。みんなサッカーが好きで、やる気満々だったのだ。
☆☆☆☆☆
「だけど練習する所もなく、七人だけじゃ試合もできなかったんだ……。それでもみんな辞めなかった。だから今があるんだ!」
「守がサッカーやってたから、みんな集まって来たんだよ」
「えっ?」
「私も同じ。守がいなかったらサッカーはやっても、二度とサッカー部に入ろうと思わなかった」
瑞貴は昔を思い出すように、窓の外の星空を眺めながら円堂に伝える。
「守が私を勧誘したとき、迷ってたんだ。ただサッカーするんじゃなくて『仲間と一緒にサッカーする』ということに」
「どういうことだ?」
「私がサッカーを嫌いになったこと話したでしょ? サッカーをやれるようになっても部活に戻ることができなかったのは、いじめの発端がサッカー部だったから。雷門は違うと頭ではわかっても心が拒絶していた……」
もちろん原作に関わろうかどうかを悩むことがあったが、一番は『仲間と一緒にサッカーをすること』だ。部活を辞めてからは親友といるだけで、円堂と秋のように選手一人とマネージャー一人という状態だった。