フィディオの友情大特訓!
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円堂はフィディオにリトルギガントの監督が自分の祖父であり、キャプテンでGKのロココが祖父の教え子だと伝える。
「驚いたな、本当にそんなことがあるなんて……!」
「ロココと出会って、俺は計り知れない力を感じた」
「それは大介さんが育てたリトルギガント全員にも言えるはずだね」
GK一人が強くても点を取れなくては意味がない。大介が監督だからこそ、リトルギガントは全員が強い。フィディオは実際に戦っているから実感しているので深く頷いた。
「勝ちたい! 絶対に!」
「そのための新しい必殺技か」
「ああ!」
「ただのかけ声からヒントをつかむなんて、やっぱり君はスゴいよ!」
「でも、そこから先はまだ見えない……! あと一歩なんだ……なんとしても、決勝戦までに完成させないと!」
「ミズキも、その様子だと相当特訓しているようだね」
「私も、他の二人と一緒に新必殺技を編み出そうとしているの。まだまだだけど……リトルギガントに勝つために!」
拳を握る二人を見て、フィディオはそれぞれの肩に手を置いた。
「なあ、瑞貴、マモル。決勝の前にリトルギガントと戦いたくないか?」
「「えっ?」」
「戦えば見えてくるはずだ。新しい必殺技の姿も、奴らを攻略する糸口も!」
「そりゃあ確かに、決勝前に戦えばデータを集めて本番に使えるけど……」
「戦うって……どうやって?」
「俺はそのために来たのさ!」
不思議に思う瑞貴と円堂に、フィディオは笑ってそう言った。
☆☆☆☆☆
それは今朝のかとだった。オルフェウスの宿舎の食堂で、選手たちは朝食をテーブルに置いて座っていた。最後の一人・アンジェロ=ガブリーニも席に着く。
『いっただきまーす。……ん?』
フォークを取ってスパゲティを食べようとしたアンジェロだが、フィディオを始め全員が顔をうつむけて朝食に手を付けようとしていない。
『みんな……』
『終わっちまった……』
ガシャン!
『グッ!』
アンジェロの右隣にいるラファエレ=ジェネラーニが呟き、左側にいるジジ=ブラージが立ち上がると拳をテーブルに叩きつけたので食器がぶつかる音が響いた。
数日経った今でも、準決勝でリトルギガントに負けてしまった悔しさと悲しさが全員の心に深く突き刺さっているのだ。
『なあ、みんな! このままでいいのか!?』
『『『『『?』』』』』
立ち上がったブラージの言葉に初めて全員が顔を上げた。しかし言葉の意味はわからず不思議そうな顔をしている。
『俺は嫌だぜ! このまま終わっちまうなんてよ!』
『嫌だって言っても、俺たちのフットボールフロンティアインターナショナルはもう……』
『っ!』
そう――予選リーグと違って決勝トーナメントは一回限りの戦いだ。リトルギガントに負けてしまったオルフェウスのFFIへの挑戦は終わってしまった。それをブラージもよくわかっているが……。
『そうだけど……そうだけどよ! それでも俺は、やり残したことがあるような気がしてしょうがねぇんだよ!』
『やり残したこと?』
『ああ。何かはわかんねぇけど、ここにずっと引っ掛かってんだ!』
『っ! やり残した、か……』
アンジェロが聞き返すとブラージは心臓を抑える。確かにフィディオにも心当たりがあった。
「世界一になったらミズキに言おう。……好きだって」
フィディオは世界一になって想い人の瑞貴に気持ちを伝えるはずだった。そのためには……。
『そうだな。できるならマモルとミズキと決着をつけたかった。――決勝で』
予選リーグでは引き分けに終わった戦いを、決勝という舞台で決着をつけようと約束した。瑞貴へ告白するにしても選手として戦いたかったとフィディオは思った。
しかしその言葉でブラージが何か閃いたようにパチンと指を鳴らす。
『そうだ! それだよ!』
『えっ?』
「驚いたな、本当にそんなことがあるなんて……!」
「ロココと出会って、俺は計り知れない力を感じた」
「それは大介さんが育てたリトルギガント全員にも言えるはずだね」
GK一人が強くても点を取れなくては意味がない。大介が監督だからこそ、リトルギガントは全員が強い。フィディオは実際に戦っているから実感しているので深く頷いた。
「勝ちたい! 絶対に!」
「そのための新しい必殺技か」
「ああ!」
「ただのかけ声からヒントをつかむなんて、やっぱり君はスゴいよ!」
「でも、そこから先はまだ見えない……! あと一歩なんだ……なんとしても、決勝戦までに完成させないと!」
「ミズキも、その様子だと相当特訓しているようだね」
「私も、他の二人と一緒に新必殺技を編み出そうとしているの。まだまだだけど……リトルギガントに勝つために!」
拳を握る二人を見て、フィディオはそれぞれの肩に手を置いた。
「なあ、瑞貴、マモル。決勝の前にリトルギガントと戦いたくないか?」
「「えっ?」」
「戦えば見えてくるはずだ。新しい必殺技の姿も、奴らを攻略する糸口も!」
「そりゃあ確かに、決勝前に戦えばデータを集めて本番に使えるけど……」
「戦うって……どうやって?」
「俺はそのために来たのさ!」
不思議に思う瑞貴と円堂に、フィディオは笑ってそう言った。
☆☆☆☆☆
それは今朝のかとだった。オルフェウスの宿舎の食堂で、選手たちは朝食をテーブルに置いて座っていた。最後の一人・アンジェロ=ガブリーニも席に着く。
『いっただきまーす。……ん?』
フォークを取ってスパゲティを食べようとしたアンジェロだが、フィディオを始め全員が顔をうつむけて朝食に手を付けようとしていない。
『みんな……』
『終わっちまった……』
ガシャン!
『グッ!』
アンジェロの右隣にいるラファエレ=ジェネラーニが呟き、左側にいるジジ=ブラージが立ち上がると拳をテーブルに叩きつけたので食器がぶつかる音が響いた。
数日経った今でも、準決勝でリトルギガントに負けてしまった悔しさと悲しさが全員の心に深く突き刺さっているのだ。
『なあ、みんな! このままでいいのか!?』
『『『『『?』』』』』
立ち上がったブラージの言葉に初めて全員が顔を上げた。しかし言葉の意味はわからず不思議そうな顔をしている。
『俺は嫌だぜ! このまま終わっちまうなんてよ!』
『嫌だって言っても、俺たちのフットボールフロンティアインターナショナルはもう……』
『っ!』
そう――予選リーグと違って決勝トーナメントは一回限りの戦いだ。リトルギガントに負けてしまったオルフェウスのFFIへの挑戦は終わってしまった。それをブラージもよくわかっているが……。
『そうだけど……そうだけどよ! それでも俺は、やり残したことがあるような気がしてしょうがねぇんだよ!』
『やり残したこと?』
『ああ。何かはわかんねぇけど、ここにずっと引っ掛かってんだ!』
『っ! やり残した、か……』
アンジェロが聞き返すとブラージは心臓を抑える。確かにフィディオにも心当たりがあった。
「世界一になったらミズキに言おう。……好きだって」
フィディオは世界一になって想い人の瑞貴に気持ちを伝えるはずだった。そのためには……。
『そうだな。できるならマモルとミズキと決着をつけたかった。――決勝で』
予選リーグでは引き分けに終わった戦いを、決勝という舞台で決着をつけようと約束した。瑞貴へ告白するにしても選手として戦いたかったとフィディオは思った。
しかしその言葉でブラージが何か閃いたようにパチンと指を鳴らす。
『そうだ! それだよ!』
『えっ?』