襲撃! 究極の強化人間‼
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――コトアールエリアのグラウンドに移動してウォーミングアップをする。
《さあ大変なことになりました! 急遽決まったイナズマジャパン対チームガルシルドの一戦! 果たしてイナズマジャパンはチームガルシルドを倒して、サッカーを守ることができるのか!?》
イナズマジャパンの試合に角馬王将あり――ということでいつの間にか現れた彼が実況に着いてくれることになった。
(ザ・キングダムが敗れた今、FFIなどに用意はない。だが、ライオコット島を去る前に貴様だけは……! そして、あの娘はなんとしても手に入れる!)
ガルシルドはチームガルシルドのベンチから、選手のデータを記入する大介と、円堂と共に大介に戦力を説明する瑞貴を見て目を細めた。
(総帥はあんな奴のために本にのサッカーを見失うことに……)
『敗北は醜い。勝つことにこそ価値がある』
帝国学園時代に影山がよく言っていたことだ。影山が長年サッカーへの愛情に気づけなかったのも、ガルシルドがそうなるように仕向けてきたのだろう。師を利用したガルシルドに鬼道は歯を食いしばって睨みつける。
「この試合、絶対に負けないよ!」
「いくぞ、みんな!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「ガルシルド様のために!」
「「「「「ガルシルド様のために!」」」」」
それぞれの決意を胸に両チームはピッチに入った。今回のベンチは綱海、土方、染岡、木暮、立向居、佐久間次郎だ。しかし今回の試合は控えの選手だけじゃなく目金やマネージャーたちに緊張が強く出ている。
ロココも大介と夏未と共に試合を見守る中、ある日練習が終わったあと仲間はランニングをする間ボールの片付けをしていたとき、夏未が言った言葉を思い出した。
『イナズマジャパン?』
『ええ。あなたたちを見ていると、彼らを思い出すわ。どんな困難にも、ただただ前だけを見て向かって行く……それが大介さんのサッカーなのね』
『そういえば、イナズマジャパンにはFFI唯一の女子選手がいるとか』
『そうよ。私の自慢の親友なの。男子の中にいても「女子」という肩書きじゃなく「自分」という存在を常に表している……。きっとあなたも気に入ると思うわ』
師匠の孫でサッカーへの熱い心を持つ円堂、そして男子に負けない強い心を持つ瑞貴――彼らがいるチーム・イナズマジャパン。夏未が信頼している彼らならやってくれるとロココは負傷した左肩を押さえながら思った。
(頼んだぞ、エンドウ=マモル、イノウエ=ミズキ! ダイスケとみんなのサッカーを守ってくれ!)
審判の古株がホイッスルを鳴らして試合開始。キックオフはイナズマジャパンからで豪炎寺が渡したボールを受け取った宇都宮虎丸がドリブルで上がって行く。
「風丸さん!」
「ヒロト!」
「瑞貴ちゃん!」
「有人!」
虎丸から風丸、ヒロト、瑞貴、鬼道へとパスが繋がって行き、円堂も両手をメガホンのように口元に当てて声を上げる。
「いいぞ! いけー!」
鬼道の前にマンティスが現れるとボールを奪いに出て、鬼道はかわし続けるがついに取られてしまった。しかし鬼道も負けずすぐに取り返す。その鮮やかなプレーに円堂と瑞貴は感嘆の声を上げる。
「いいぞ! 鬼道!」
「さすが!」
「豪炎寺!」
鬼道は前線にいる豪炎寺にパスを送るが、間にバファロが入って素早くボールを奪った。ドリブルするバファロを見て他のみんなと同様に木暮は驚く。
「あいつ、いつの間に!?」
「ヘッジホッグ!」
「行かせるかー!」
パスを受け取ったヘッジホッグがドリブルすると風丸が止めに入るが、彼の素早い動きにかわされてしまった。
《さあ大変なことになりました! 急遽決まったイナズマジャパン対チームガルシルドの一戦! 果たしてイナズマジャパンはチームガルシルドを倒して、サッカーを守ることができるのか!?》
イナズマジャパンの試合に角馬王将あり――ということでいつの間にか現れた彼が実況に着いてくれることになった。
(ザ・キングダムが敗れた今、FFIなどに用意はない。だが、ライオコット島を去る前に貴様だけは……! そして、あの娘はなんとしても手に入れる!)
ガルシルドはチームガルシルドのベンチから、選手のデータを記入する大介と、円堂と共に大介に戦力を説明する瑞貴を見て目を細めた。
(総帥はあんな奴のために本にのサッカーを見失うことに……)
『敗北は醜い。勝つことにこそ価値がある』
帝国学園時代に影山がよく言っていたことだ。影山が長年サッカーへの愛情に気づけなかったのも、ガルシルドがそうなるように仕向けてきたのだろう。師を利用したガルシルドに鬼道は歯を食いしばって睨みつける。
「この試合、絶対に負けないよ!」
「いくぞ、みんな!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「ガルシルド様のために!」
「「「「「ガルシルド様のために!」」」」」
それぞれの決意を胸に両チームはピッチに入った。今回のベンチは綱海、土方、染岡、木暮、立向居、佐久間次郎だ。しかし今回の試合は控えの選手だけじゃなく目金やマネージャーたちに緊張が強く出ている。
ロココも大介と夏未と共に試合を見守る中、ある日練習が終わったあと仲間はランニングをする間ボールの片付けをしていたとき、夏未が言った言葉を思い出した。
『イナズマジャパン?』
『ええ。あなたたちを見ていると、彼らを思い出すわ。どんな困難にも、ただただ前だけを見て向かって行く……それが大介さんのサッカーなのね』
『そういえば、イナズマジャパンにはFFI唯一の女子選手がいるとか』
『そうよ。私の自慢の親友なの。男子の中にいても「女子」という肩書きじゃなく「自分」という存在を常に表している……。きっとあなたも気に入ると思うわ』
師匠の孫でサッカーへの熱い心を持つ円堂、そして男子に負けない強い心を持つ瑞貴――彼らがいるチーム・イナズマジャパン。夏未が信頼している彼らならやってくれるとロココは負傷した左肩を押さえながら思った。
(頼んだぞ、エンドウ=マモル、イノウエ=ミズキ! ダイスケとみんなのサッカーを守ってくれ!)
審判の古株がホイッスルを鳴らして試合開始。キックオフはイナズマジャパンからで豪炎寺が渡したボールを受け取った宇都宮虎丸がドリブルで上がって行く。
「風丸さん!」
「ヒロト!」
「瑞貴ちゃん!」
「有人!」
虎丸から風丸、ヒロト、瑞貴、鬼道へとパスが繋がって行き、円堂も両手をメガホンのように口元に当てて声を上げる。
「いいぞ! いけー!」
鬼道の前にマンティスが現れるとボールを奪いに出て、鬼道はかわし続けるがついに取られてしまった。しかし鬼道も負けずすぐに取り返す。その鮮やかなプレーに円堂と瑞貴は感嘆の声を上げる。
「いいぞ! 鬼道!」
「さすが!」
「豪炎寺!」
鬼道は前線にいる豪炎寺にパスを送るが、間にバファロが入って素早くボールを奪った。ドリブルするバファロを見て他のみんなと同様に木暮は驚く。
「あいつ、いつの間に!?」
「ヘッジホッグ!」
「行かせるかー!」
パスを受け取ったヘッジホッグがドリブルすると風丸が止めに入るが、彼の素早い動きにかわされてしまった。