驚異! リトルギガント‼
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夏未は続けて共にいるGKを紹介する。
「そしてここにいるのは、キャプテンのロココ」
(フィディオたちのシュートを、全て必殺技ナシで止めた……!)
瑞貴も目の当たりにしたオルフェウスの強烈なシュートを、全て必殺技を使わずに止めたロココ=ウルパを見る。それに気づいたのか今まで円堂を見ていた彼が瑞貴に顔を向け、先ほどまで真顔だった表情がニコッと微笑んだ。
「リトルギガント……――私のチームよ」
「「なっ!?」」
イナズマジャパンを辞めた夏未がリトルギガントにいるなど、円堂は思いも寄らなかった。瑞貴も覚えている部分とはいえ、実際に親友の口から言われるとショックだった。
「どういうことだよ……!?」
「私、リトルギガントのチームオペレーターになったのよ。情報収集から相手戦術の分析までなんでもやるのよ。――このチームを世界一にするためにね」
「まさか……! オルフェウスのサッカーを分析したのって……夏未ちゃん……!?」
彼女の分析能力は雷門中サッカー部時代から知っていたし、そのおかげで何度も瑞貴たちの助けになっていたのだ。
「夏未…お前……! このために……!?」
「お別れはしたはずよ?」
「「!」」
円堂と瑞貴の脳裏に浮かぶのは、天空の使徒と魔界軍団Zとの戦いが終わったあとの出来事だ。
『今の円堂くんの言葉を聞いて、私の考えは間違ってないと確信できたわ』
『さよなら、円堂くん』
『瑞貴……行く前にあなたの本音が聞けてよかったわ』
『さよなら』
確かに別れの言葉は告げられた。だけど再び会えると思っていたが、まさかこんな形でとは思わなかった。
「行くぞ」
「はい」
赤キャップの老人――荒矢大介に促された夏未はロココと共に、円堂と瑞貴に背を向けた。
「決勝戦で待ってるわ」
「なんで……なんでなんだよ! 夏未!」
「…………!」
そう言い残して去って行った夏未に、円堂は声を上げて瑞貴は目を見開いた。そのまま二人は何も言えなくなってしまう。
三人が見えなくなったとき、ようやく円堂が口を開いた。
「夏未…なんで……!」
「……夏未ちゃんには、夏未ちゃんの考えがあるんだよ。宿舎へ戻ろう」
「瑞貴! ――っ!?」
冷静に歩き出す瑞貴に円堂は何か言おうとしたが、その拳が強く握られて震えていることに気づいた。このままでは爪が皮膚に食い込んで血が出てしまう恐れがあり、円堂は歩き出して隣に並び、瑞貴の拳の上に自分の手を重ねた。
「守……」
「行こう」
「……うん」
その温かさのおかげか瑞貴は拳をゆっくり開くことができた。そしてさらに円堂が手を重ねて握ると瑞貴も応えて握り返す。
「夏未ちゃんがリトルギガントに入ったのは自分で決めたことなんだ。親友が悩んで決断した道を応援しないといけないときもあるから……」
「そうだな……」
二人はお互いの心が落ち着くまで手を繋いで行った。
「そしてここにいるのは、キャプテンのロココ」
(フィディオたちのシュートを、全て必殺技ナシで止めた……!)
瑞貴も目の当たりにしたオルフェウスの強烈なシュートを、全て必殺技を使わずに止めたロココ=ウルパを見る。それに気づいたのか今まで円堂を見ていた彼が瑞貴に顔を向け、先ほどまで真顔だった表情がニコッと微笑んだ。
「リトルギガント……――私のチームよ」
「「なっ!?」」
イナズマジャパンを辞めた夏未がリトルギガントにいるなど、円堂は思いも寄らなかった。瑞貴も覚えている部分とはいえ、実際に親友の口から言われるとショックだった。
「どういうことだよ……!?」
「私、リトルギガントのチームオペレーターになったのよ。情報収集から相手戦術の分析までなんでもやるのよ。――このチームを世界一にするためにね」
「まさか……! オルフェウスのサッカーを分析したのって……夏未ちゃん……!?」
彼女の分析能力は雷門中サッカー部時代から知っていたし、そのおかげで何度も瑞貴たちの助けになっていたのだ。
「夏未…お前……! このために……!?」
「お別れはしたはずよ?」
「「!」」
円堂と瑞貴の脳裏に浮かぶのは、天空の使徒と魔界軍団Zとの戦いが終わったあとの出来事だ。
『今の円堂くんの言葉を聞いて、私の考えは間違ってないと確信できたわ』
『さよなら、円堂くん』
『瑞貴……行く前にあなたの本音が聞けてよかったわ』
『さよなら』
確かに別れの言葉は告げられた。だけど再び会えると思っていたが、まさかこんな形でとは思わなかった。
「行くぞ」
「はい」
赤キャップの老人――荒矢大介に促された夏未はロココと共に、円堂と瑞貴に背を向けた。
「決勝戦で待ってるわ」
「なんで……なんでなんだよ! 夏未!」
「…………!」
そう言い残して去って行った夏未に、円堂は声を上げて瑞貴は目を見開いた。そのまま二人は何も言えなくなってしまう。
三人が見えなくなったとき、ようやく円堂が口を開いた。
「夏未…なんで……!」
「……夏未ちゃんには、夏未ちゃんの考えがあるんだよ。宿舎へ戻ろう」
「瑞貴! ――っ!?」
冷静に歩き出す瑞貴に円堂は何か言おうとしたが、その拳が強く握られて震えていることに気づいた。このままでは爪が皮膚に食い込んで血が出てしまう恐れがあり、円堂は歩き出して隣に並び、瑞貴の拳の上に自分の手を重ねた。
「守……」
「行こう」
「……うん」
その温かさのおかげか瑞貴は拳をゆっくり開くことができた。そしてさらに円堂が手を重ねて握ると瑞貴も応えて握り返す。
「夏未ちゃんがリトルギガントに入ったのは自分で決めたことなんだ。親友が悩んで決断した道を応援しないといけないときもあるから……」
「そうだな……」
二人はお互いの心が落ち着くまで手を繋いで行った。