驚異! リトルギガント‼
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脳裏に浮かぶ先ほどまでの試合――いくら情報を集めても戦い方が見えない不気味なチームだが、今の自分たちは絶対に負けないと意気込んでいた。
しかし、カテナチオカウンターが決まってラファエレ=ジェネラーニがフリーズショットを撃ったが、相手のGKは必殺技も使わず片手で止めた。そこからはカウンターをされた。
さらにFWがノーマルシュートを撃ったのでジジ=ブラージが真っ向から対抗して受け止めたが、ボールは腕の中で暴れてゴールに入ってしまった。
「ラファエレのフリーズショットが、必殺技ナシで止められた……!?」
「ああ……」
「それに、ただのシュートが止められなかったっていうのか……!? ブラージが……!?」
「ああ……強烈だったぜ……。今でもこの手が痺れてやがる……!」
イナズマジャパン戦で、ラファエレは円堂からゴールを奪い、ブラージは染岡竜吾のドラゴンスレイヤーを止めた強力な選手だ。リトルギガントは、その二人に必殺技も使わず勝った。
「そこから俺たちは、さらに思い知らされたよ……本物の絶望って奴をね……」
……リトルギガントに次々ボールを奪われ、シュートを決められていく。こちらのシュートチャンスになっても相手のGKは難なく片手で止められた。オルフェウスは点を取られていく一方だった。
決勝戦で円堂と瑞貴たちイナズマジャパンが待っている、勝って真の世界一になるとフィディオはオーディンソードを撃ったが、GKは両手とはいえまたも必殺技ナシで止めた。そのまま試合終了のホイッスルが鳴り響いてしまった。
「悔しいけど、攻撃は全て潰された……」
「俺たちのサッカーは完璧に分析されてたんだ……」
「だが、リトルギガントは一度も必殺技を出すことなく俺たちを押さえ込みやがった……」
「完璧に分析するなんて……」
「しかも必殺技を使うことなく……!」
フィディオだけじゃなく、ラファエレもブラージも完敗と呼べる試合だったのだ。どんなに分析されても、それを超えていく自信があったのに、相手の分析能力は思った以上だった。
「恐らくは――いや、あとは自分の目で確かめるべきだろう」
フィディオは一度二人を見て何か言いたそうだったが、顔をうつむけて黙ってしまった。
「すまないマモル、ミズキ。しばらく俺たちだけにしてくれないか? 今は、少し休みたい……」
「あ、ああ。ごめん……」
「じゃあね……」
負けたショックが相当堪えているんだろう。フィディオたちにはいつもの覇気が欠片もなかった。円堂と瑞貴は静かに控え室を去って行った。
「……決めたばかりなのにな」
昨夜に心に決めていた目標がアッサリと打ち砕かれてしまって、フィディオの心境はさらに重く一筋の涙を流した。
二人は廊下を歩きながらフィディオたちの姿とリトルギガントの強さを思い返していた。
「フィディオが…負けた……」
「リトルギガント……彼らが私たちの決勝戦の相手に……」
ギイイィィイイイ――……。
「「ん?」」
「ん?」
扉が開いた音が聞こえて二人は足を止めると、そこから出てきたのはいつしかの赤キャップの老人、そして――リトルギガントのGKだった。さらに続けて出てきたのは――。
「どうしたんですか? 監督」
「な、夏未!?」
「夏未ちゃん!」
「円堂くん……。瑞貴……」
なんとイナズマジャパンを離れた雷門夏未だった。驚く二人を余所に、彼女は赤キャップの老人の隣へと移動する。
「なんで、お前こんな所に……? それに、今その人のこと『監督』って……!」
「ええ。こちらはミスター荒矢。コトアール代表の監督よ」
(えっ!? この人が、リトルギガントの監督……!?)
只者ではないと円堂は薄々感じていただろうが、まさか決勝戦を戦う相手の監督とは思いもしなかっただろう。
しかし、カテナチオカウンターが決まってラファエレ=ジェネラーニがフリーズショットを撃ったが、相手のGKは必殺技も使わず片手で止めた。そこからはカウンターをされた。
さらにFWがノーマルシュートを撃ったのでジジ=ブラージが真っ向から対抗して受け止めたが、ボールは腕の中で暴れてゴールに入ってしまった。
「ラファエレのフリーズショットが、必殺技ナシで止められた……!?」
「ああ……」
「それに、ただのシュートが止められなかったっていうのか……!? ブラージが……!?」
「ああ……強烈だったぜ……。今でもこの手が痺れてやがる……!」
イナズマジャパン戦で、ラファエレは円堂からゴールを奪い、ブラージは染岡竜吾のドラゴンスレイヤーを止めた強力な選手だ。リトルギガントは、その二人に必殺技も使わず勝った。
「そこから俺たちは、さらに思い知らされたよ……本物の絶望って奴をね……」
……リトルギガントに次々ボールを奪われ、シュートを決められていく。こちらのシュートチャンスになっても相手のGKは難なく片手で止められた。オルフェウスは点を取られていく一方だった。
決勝戦で円堂と瑞貴たちイナズマジャパンが待っている、勝って真の世界一になるとフィディオはオーディンソードを撃ったが、GKは両手とはいえまたも必殺技ナシで止めた。そのまま試合終了のホイッスルが鳴り響いてしまった。
「悔しいけど、攻撃は全て潰された……」
「俺たちのサッカーは完璧に分析されてたんだ……」
「だが、リトルギガントは一度も必殺技を出すことなく俺たちを押さえ込みやがった……」
「完璧に分析するなんて……」
「しかも必殺技を使うことなく……!」
フィディオだけじゃなく、ラファエレもブラージも完敗と呼べる試合だったのだ。どんなに分析されても、それを超えていく自信があったのに、相手の分析能力は思った以上だった。
「恐らくは――いや、あとは自分の目で確かめるべきだろう」
フィディオは一度二人を見て何か言いたそうだったが、顔をうつむけて黙ってしまった。
「すまないマモル、ミズキ。しばらく俺たちだけにしてくれないか? 今は、少し休みたい……」
「あ、ああ。ごめん……」
「じゃあね……」
負けたショックが相当堪えているんだろう。フィディオたちにはいつもの覇気が欠片もなかった。円堂と瑞貴は静かに控え室を去って行った。
「……決めたばかりなのにな」
昨夜に心に決めていた目標がアッサリと打ち砕かれてしまって、フィディオの心境はさらに重く一筋の涙を流した。
二人は廊下を歩きながらフィディオたちの姿とリトルギガントの強さを思い返していた。
「フィディオが…負けた……」
「リトルギガント……彼らが私たちの決勝戦の相手に……」
ギイイィィイイイ――……。
「「ん?」」
「ん?」
扉が開いた音が聞こえて二人は足を止めると、そこから出てきたのはいつしかの赤キャップの老人、そして――リトルギガントのGKだった。さらに続けて出てきたのは――。
「どうしたんですか? 監督」
「な、夏未!?」
「夏未ちゃん!」
「円堂くん……。瑞貴……」
なんとイナズマジャパンを離れた雷門夏未だった。驚く二人を余所に、彼女は赤キャップの老人の隣へと移動する。
「なんで、お前こんな所に……? それに、今その人のこと『監督』って……!」
「ええ。こちらはミスター荒矢。コトアール代表の監督よ」
(えっ!? この人が、リトルギガントの監督……!?)
只者ではないと円堂は薄々感じていただろうが、まさか決勝戦を戦う相手の監督とは思いもしなかっただろう。