驚異! リトルギガント‼
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「『明日はフィディオたちの試合を見に行くぞー!』とか思いっきり乗り気だった全員が寝坊するとはね」
揺すっても、叫んでも、目覚まし時計を耳元で鳴らしても起きなかった者たちには、マネージャー組に頼まれた瑞貴が言葉通り容赦なく叩き起こしたのだ。
『起きろ! バカ共――っ!!』
ドカッ! バキッ! ボカッ!
『『『ぎゃあぁぁあああ!!』』』
宿舎から打撃音と幾人の悲鳴が上がったが、自業自得ということで誰も責めなかった。一部は合掌していたが。
「仕方ありませんよ。あんなスゴい試合だったんですから」
「確かに。お互い全て出し切ったからな」
久遠冬花と土方雷電の脳裏に浮かぶのは昨日のザ・キングダム戦だ。立ち上がることもできないくらいに、よく攻めよく守った激しい試合だった。
「だから、起きれなくても仕方がない!」
「開き直らないでください!」
「あんたも乗り気の一人だったでしょ!」
両腕を後頭部に当てて宣言する土方に音無春奈と瑞貴は呆れた。土方にとっては思い入れのある試合だったが、それとこれとは話が別である。彼も円堂や綱海条介と共々にタンコブができている者なのだから。
「とにかく急いで! 試合が終わっちゃう!」
「とりあえず、このまま行けば次の船には間に合うね」
予選リーグでは引き分けで終わってしまったため、フィディオと決勝戦でもう一度戦うと約束した円堂と瑞貴たちだった。
――ようやくスタジアムの観客席に到着したときには試合終了の直前になっていた。しかし、円堂や瑞貴たちが驚いたのはそこではなく、電光得点板に表示された得点だ。
「なんだよ、これ……?」
「オルフェウスが1点も取れてない……!」
前半3点で後半は5点で計8点のリトルギガントに対し、オルフェウスは0点という圧倒的に点差があった。グラウンドにいるフィディオたちもボロボロで、得点が取れないまま試合終了のホイッスルが鳴り響く。
《試合終了――っ!! 勝ったのはコトアール代表リトルギガントです!! いやーレビンさん、大方の予想を覆して、一方的な試合となりましたね》
《決してオルフェウスの調子が悪かったわけではありません。とにかく、リトルギガントが強かったということでしょう。しかも、オルフェウスの戦術にキッチリ対応していました。よほど研究してきたのでしょうね》
《なるほど。今大会のダークホースと見られていたリトルギガント、その実力は本物だったようです。優勝候補オルフェウス、ここで敗れました!》
もう影山零治がいないし、ヒデもピッチにいないとはいえ、フィディオがキャプテンをするオルフェウスの実力は高いと鬼道有人も認めていたが、こんなにも差があるとは思わなかった。
「あのオルフェウスがここまで圧倒的にやられるとは……」
「みんな先に帰っててくれ!」
「守!? ちょっと!」
急に廊下を走り出した円堂を瑞貴は慌てて追いかける。すぐに走ったせいか早く隣に追いついて横から見れば、円堂は信じられないという顔をしていた。
「オルフェウスが……フィディオが負けるなんて!」
「それほど、リトルギガントが強いってことだね……」
イナズマジャパンの選手ということで警備員にオルフェウスの控え室へ通させてもらい、円堂はすぐ扉を開いて瑞貴も続いた。
「「フィディオ!」」
「マモル……。ミズキ……」
入って来た二人に対し、ベンチに座るフィディオはキャプテンマークを握り締めて弱々しく微笑んでいた。
「すまない……。もう一度戦うという約束、果たせなかったよ……」
「なんで、お前たちがこんな……!?」
「とてつもない相手だったよ……リトルギガントは……」
揺すっても、叫んでも、目覚まし時計を耳元で鳴らしても起きなかった者たちには、マネージャー組に頼まれた瑞貴が言葉通り容赦なく叩き起こしたのだ。
『起きろ! バカ共――っ!!』
ドカッ! バキッ! ボカッ!
『『『ぎゃあぁぁあああ!!』』』
宿舎から打撃音と幾人の悲鳴が上がったが、自業自得ということで誰も責めなかった。一部は合掌していたが。
「仕方ありませんよ。あんなスゴい試合だったんですから」
「確かに。お互い全て出し切ったからな」
久遠冬花と土方雷電の脳裏に浮かぶのは昨日のザ・キングダム戦だ。立ち上がることもできないくらいに、よく攻めよく守った激しい試合だった。
「だから、起きれなくても仕方がない!」
「開き直らないでください!」
「あんたも乗り気の一人だったでしょ!」
両腕を後頭部に当てて宣言する土方に音無春奈と瑞貴は呆れた。土方にとっては思い入れのある試合だったが、それとこれとは話が別である。彼も円堂や綱海条介と共々にタンコブができている者なのだから。
「とにかく急いで! 試合が終わっちゃう!」
「とりあえず、このまま行けば次の船には間に合うね」
予選リーグでは引き分けで終わってしまったため、フィディオと決勝戦でもう一度戦うと約束した円堂と瑞貴たちだった。
――ようやくスタジアムの観客席に到着したときには試合終了の直前になっていた。しかし、円堂や瑞貴たちが驚いたのはそこではなく、電光得点板に表示された得点だ。
「なんだよ、これ……?」
「オルフェウスが1点も取れてない……!」
前半3点で後半は5点で計8点のリトルギガントに対し、オルフェウスは0点という圧倒的に点差があった。グラウンドにいるフィディオたちもボロボロで、得点が取れないまま試合終了のホイッスルが鳴り響く。
《試合終了――っ!! 勝ったのはコトアール代表リトルギガントです!! いやーレビンさん、大方の予想を覆して、一方的な試合となりましたね》
《決してオルフェウスの調子が悪かったわけではありません。とにかく、リトルギガントが強かったということでしょう。しかも、オルフェウスの戦術にキッチリ対応していました。よほど研究してきたのでしょうね》
《なるほど。今大会のダークホースと見られていたリトルギガント、その実力は本物だったようです。優勝候補オルフェウス、ここで敗れました!》
もう影山零治がいないし、ヒデもピッチにいないとはいえ、フィディオがキャプテンをするオルフェウスの実力は高いと鬼道有人も認めていたが、こんなにも差があるとは思わなかった。
「あのオルフェウスがここまで圧倒的にやられるとは……」
「みんな先に帰っててくれ!」
「守!? ちょっと!」
急に廊下を走り出した円堂を瑞貴は慌てて追いかける。すぐに走ったせいか早く隣に追いついて横から見れば、円堂は信じられないという顔をしていた。
「オルフェウスが……フィディオが負けるなんて!」
「それほど、リトルギガントが強いってことだね……」
イナズマジャパンの選手ということで警備員にオルフェウスの控え室へ通させてもらい、円堂はすぐ扉を開いて瑞貴も続いた。
「「フィディオ!」」
「マモル……。ミズキ……」
入って来た二人に対し、ベンチに座るフィディオはキャプテンマークを握り締めて弱々しく微笑んでいた。
「すまない……。もう一度戦うという約束、果たせなかったよ……」
「なんで、お前たちがこんな……!?」
「とてつもない相手だったよ……リトルギガントは……」