サッカー王国の逆襲!
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「恵まれた環境で生活してきたお前に、俺たちの何がわかる!」
「家族の思いだ」
「家族の……?」
意外な言葉にロニージョは落ち着きを取り戻した。土方の脳裏に浮かぶのは沖縄にいる自分の弟妹たちのことだ。
「俺にも兄弟がいる。一番上の俺がこの世界大会に出場している間、弟たちは寂しい思いをしているはずだ……。だが、それでも弟たちは俺を世界大会に送り出してくれた。何故だかわかるか?」
「…………?」
「自分たちのことよりも、俺がサッカーで活躍する姿が見たいからだ。弟たちのその思いがあるから、俺はがんばれる。ロニージョ、きっとお前たちの家族もそうだ。お前にサッカーをさせてやりたい……お前の活躍を見たいからこそ、お前をこの大会に送り出してくれたはずだ」
「――しっかりしろ! 兄ちゃん!」
観客席から声が上がったのは、瑞貴たちも出会ったラガルートの弟だ。彼は階段を駆け下りて一番前の席まで来たのだ。兄に自分の気持ちを伝えるために。
「俺はカッコいい兄ちゃんが見たいんだ!」
「あいつ……!」
必死に訴えるその姿は、本当に自分のサッカーをする姿が見たいのだと言っている。それがロニージョにも伝わり、ラガルートの肩に手を置いた。
「俺たちは勘違いしてたようだな。あの日、家族が笑顔で送り出してくれたのは『サッカーで輝いている俺たちが見たかったから』か……!」
「ああ!」
ロニージョの言葉にラガルートを始め、全員が笑顔で頷いた。もうその表情に迷いは見えない。
「やろうぜ! 俺たちザ・キングダムの本当のサッカーを!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
完全にやる気に満ちたザ・キングダム。今まで以上に激しい戦いになるだろうと土方もヒロトも鬼道も感じていた。
「余計なことしちまったかな?」
「緑川風に言えば、『寝た子を起こした』かな?」
「ディフェンス、忙しくなりそうだな」
「ありがとう、雷電」
「これでやっと本気のあいつらと対決できる!」
円堂と瑞貴は土方に礼を言うと顔を見合わせて頷き、イナズマジャパン全員に向かってかけ声を上げる。
「「みんな! こっちもイナズマジャパン魂、見せてやろうぜ!」」
「「「「「オウッ!!」」」」」
同点に追いつかれたザ・キングダムのキックオフで試合再開。ガトがロニージョにボールを渡した。すると……。
「えっ?」
「ダ、ダンス?」
ロニージョがなんとドリブルすることも、ボールを回すこともせず、ただその場で軽快にステップを取って踊り始めた。その動きに思わずイナズマジャパンは唖然とする。
鬼道が前に出てボールを取ろうとするが、ロニージョはボールをうしろに移動した。
「っ!?」
《おおっとこれは!? まるでボールが踊っているようだ!》
さらに足にボールが吸い付くように操ってレオナルドにパスを出した。さらにレオナルドもリズムを取りながらリフティングをするので、吹雪が奪取しようにも取らせない。
「家族の思いだ」
「家族の……?」
意外な言葉にロニージョは落ち着きを取り戻した。土方の脳裏に浮かぶのは沖縄にいる自分の弟妹たちのことだ。
「俺にも兄弟がいる。一番上の俺がこの世界大会に出場している間、弟たちは寂しい思いをしているはずだ……。だが、それでも弟たちは俺を世界大会に送り出してくれた。何故だかわかるか?」
「…………?」
「自分たちのことよりも、俺がサッカーで活躍する姿が見たいからだ。弟たちのその思いがあるから、俺はがんばれる。ロニージョ、きっとお前たちの家族もそうだ。お前にサッカーをさせてやりたい……お前の活躍を見たいからこそ、お前をこの大会に送り出してくれたはずだ」
「――しっかりしろ! 兄ちゃん!」
観客席から声が上がったのは、瑞貴たちも出会ったラガルートの弟だ。彼は階段を駆け下りて一番前の席まで来たのだ。兄に自分の気持ちを伝えるために。
「俺はカッコいい兄ちゃんが見たいんだ!」
「あいつ……!」
必死に訴えるその姿は、本当に自分のサッカーをする姿が見たいのだと言っている。それがロニージョにも伝わり、ラガルートの肩に手を置いた。
「俺たちは勘違いしてたようだな。あの日、家族が笑顔で送り出してくれたのは『サッカーで輝いている俺たちが見たかったから』か……!」
「ああ!」
ロニージョの言葉にラガルートを始め、全員が笑顔で頷いた。もうその表情に迷いは見えない。
「やろうぜ! 俺たちザ・キングダムの本当のサッカーを!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
完全にやる気に満ちたザ・キングダム。今まで以上に激しい戦いになるだろうと土方もヒロトも鬼道も感じていた。
「余計なことしちまったかな?」
「緑川風に言えば、『寝た子を起こした』かな?」
「ディフェンス、忙しくなりそうだな」
「ありがとう、雷電」
「これでやっと本気のあいつらと対決できる!」
円堂と瑞貴は土方に礼を言うと顔を見合わせて頷き、イナズマジャパン全員に向かってかけ声を上げる。
「「みんな! こっちもイナズマジャパン魂、見せてやろうぜ!」」
「「「「「オウッ!!」」」」」
同点に追いつかれたザ・キングダムのキックオフで試合再開。ガトがロニージョにボールを渡した。すると……。
「えっ?」
「ダ、ダンス?」
ロニージョがなんとドリブルすることも、ボールを回すこともせず、ただその場で軽快にステップを取って踊り始めた。その動きに思わずイナズマジャパンは唖然とする。
鬼道が前に出てボールを取ろうとするが、ロニージョはボールをうしろに移動した。
「っ!?」
《おおっとこれは!? まるでボールが踊っているようだ!》
さらに足にボールが吸い付くように操ってレオナルドにパスを出した。さらにレオナルドもリズムを取りながらリフティングをするので、吹雪が奪取しようにも取らせない。