ガルシルドの陰謀!
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「ガルシルドは戦争を引き起こそうとしている」
「戦争をするのに石油は欠かせない。そして、もし今戦争が起こればどの国も限られた量の油田を奪い合い、その価格は一挙に高騰……ガルシルドの枯れかけた油田も莫大な利益を生むことができる。さらに兵器を自らが供給すれば――」
「世界を征服したも同然ってことですね……!」
「ヒイッ!」
瑞貴が恐るべき結果を述べると宇都宮虎丸は悲鳴を上げた。
「ガルシルドがFFIを開催したのは、参加各国を互いにいがみ合わせ戦争を起こさせるため。その証拠もそろっている」
「まさか……。FFIの裏に、そんな事情があったなんて……!」
「ったく、何が『私の愛するサッカーを通じて世界の平和を目指す』だ。全く反対じゃねぇか!」
「クッ……!」
風丸一郎太も綱海も自分たちは純粋に世界とサッカーするために参加したのだが、その裏にとんでもない陰謀が隠されていて、犯人が世界平和を目指す主催者とは思わなかった。
土方も脳裏に浮かぶのはザ・キングダムのラガルート=カルロスと彼の弟のこと。彼らはガルシルドの駒として使われていると知り、歯を食いしばった。
「「許せない……!」」
「「「「「!」」」」」
いつもより重たい声で呟いた円堂と瑞貴に、秋を始め全員が反応する。
「サッカーを、そんなことに利用するなんて……!」
「しかも、悲しみを生み出す戦争を仕掛けるなんて……!」
「円堂くん……。瑞貴ちゃん……」
「でもよかったじゃないですか!」
「「ん?」」
突然立ち上がって安心の声を出す目金に、同じテーブルにいた壁山塀吾郎と木暮夕弥は目をパチクリする。
「その証拠のデータは我らの手にあるんです。これを警察へ持って行けば、ガルシルドが逮捕されるのは間違いありません!」
「そうですよね! これだけの証拠があれば逮捕できますよね!」
「「!」」
「これは俺が持って行こう」
立向居も賛同すると先ほどまで顔をしかめていた円堂も瑞貴も笑顔になった。そしてデータが記録してあるUSBメモリを響木に託すことにした。
☆☆☆☆☆
翌日。響木がデータを渡しに警察に行くことになり、円堂と瑞貴と久遠とシンとマネージャーを始め少数が見送りする。
「それじゃあ、行ってくる」
「はい!」
「お願いします!」
円堂と瑞貴が言うと響木は力強く頷いてその場を去って行った。
「これでロニージョさんもみんなも、家族のことを気にせず思いっきりプレーできるんですね!」
「ああ!」
「よーし!」
「「うわっ/みぎゃ!」」
「さっそくあいつらに知らせてやんなくちゃな!」
「うえっ!」
「みぎゃあ!」
音無春奈の言葉に円堂と瑞貴が同意したら、ザ・キングダムの事情を誰よりも気にかけていた土方が嬉しさのあまり二人の肩に勢いよく腕を回して引っ張って行った。その光景に残った者たちは驚いたり苦笑していた。
「戦争をするのに石油は欠かせない。そして、もし今戦争が起こればどの国も限られた量の油田を奪い合い、その価格は一挙に高騰……ガルシルドの枯れかけた油田も莫大な利益を生むことができる。さらに兵器を自らが供給すれば――」
「世界を征服したも同然ってことですね……!」
「ヒイッ!」
瑞貴が恐るべき結果を述べると宇都宮虎丸は悲鳴を上げた。
「ガルシルドがFFIを開催したのは、参加各国を互いにいがみ合わせ戦争を起こさせるため。その証拠もそろっている」
「まさか……。FFIの裏に、そんな事情があったなんて……!」
「ったく、何が『私の愛するサッカーを通じて世界の平和を目指す』だ。全く反対じゃねぇか!」
「クッ……!」
風丸一郎太も綱海も自分たちは純粋に世界とサッカーするために参加したのだが、その裏にとんでもない陰謀が隠されていて、犯人が世界平和を目指す主催者とは思わなかった。
土方も脳裏に浮かぶのはザ・キングダムのラガルート=カルロスと彼の弟のこと。彼らはガルシルドの駒として使われていると知り、歯を食いしばった。
「「許せない……!」」
「「「「「!」」」」」
いつもより重たい声で呟いた円堂と瑞貴に、秋を始め全員が反応する。
「サッカーを、そんなことに利用するなんて……!」
「しかも、悲しみを生み出す戦争を仕掛けるなんて……!」
「円堂くん……。瑞貴ちゃん……」
「でもよかったじゃないですか!」
「「ん?」」
突然立ち上がって安心の声を出す目金に、同じテーブルにいた壁山塀吾郎と木暮夕弥は目をパチクリする。
「その証拠のデータは我らの手にあるんです。これを警察へ持って行けば、ガルシルドが逮捕されるのは間違いありません!」
「そうですよね! これだけの証拠があれば逮捕できますよね!」
「「!」」
「これは俺が持って行こう」
立向居も賛同すると先ほどまで顔をしかめていた円堂も瑞貴も笑顔になった。そしてデータが記録してあるUSBメモリを響木に託すことにした。
☆☆☆☆☆
翌日。響木がデータを渡しに警察に行くことになり、円堂と瑞貴と久遠とシンとマネージャーを始め少数が見送りする。
「それじゃあ、行ってくる」
「はい!」
「お願いします!」
円堂と瑞貴が言うと響木は力強く頷いてその場を去って行った。
「これでロニージョさんもみんなも、家族のことを気にせず思いっきりプレーできるんですね!」
「ああ!」
「よーし!」
「「うわっ/みぎゃ!」」
「さっそくあいつらに知らせてやんなくちゃな!」
「うえっ!」
「みぎゃあ!」
音無春奈の言葉に円堂と瑞貴が同意したら、ザ・キングダムの事情を誰よりも気にかけていた土方が嬉しさのあまり二人の肩に勢いよく腕を回して引っ張って行った。その光景に残った者たちは驚いたり苦笑していた。