ザ・キングダムの闇!
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「何を話しているんだ……?」
「なんか、様子がおかしいね」
二人の場所から離れているので、それ以降の会話はこちらにまで聞こえない。だけど先ほどと雰囲気が打って変わっているのは感じた。
話は終了したのか、ロニージョは円堂に背を向けて去って行く。
「待てよ!」
すると円堂が呼び止めたのでロニージョは驚いて足を振り向くと、ボールが飛んできた。突然のこととはいえロニージョは見事なトラップで受け止めた。大きな声なので瑞貴と土方にもハッキリ聞こえる。
「そこから俺に、シュートを撃ってみろ!」
「何?」
「来い、ロニージョ!」
構える円堂にロニージョは凄まじいシュートを撃つ。円堂は受け止めるも威力の強さに押し負けて取り損なってしまった。うしろに落ちたのだから試合ではゴールを決められただろう。
「これでわかっただろう? ムダなことはしないほうがいいってね!」
そう言ってロニージョは今度こそ去って行った。今までのことから只事じゃないと感じ、瑞貴と土方は円堂に近づく。
「守?」
「何があったんだ?」
円堂は二人にロニージョとの会話を話した。その内容はロニージョが『イナズマジャパン対ザ・キングダムとの試合を負けてくれ』と言ったのだ。
「何!? それじゃ、八百長を頼みに来たってことか!?」
「だけど、ロニージョのシュートは本気だった。あいつもちゃんと真正面から全力で戦いたいと思っているんだ」
「だから守はシュートを撃つように言ったのね……」
土方と瑞貴は自分たちが去る前に見たロニージョの悲しげな顔を思い出す。円堂が感じたことが本当なら、何かあるに違いない。
「ザ・キングダムに何か起こったのかもしれねぇな」
「大きく動くのは避けたほうがいいかもね。有人とヒロトには話そう。あの二人は春奈ちゃんと別にデータ収集とかしてるし、頭がいいから知恵ももらえるかもしれない」
「ああ」
――瑞貴と円堂と土方は鬼道と基山ヒロトを呼び出し、今は誰も使っていないミーティングルームで話し合うことにした。
「これが、ザ・キングダムの予選データだ」
ヒロトは自分のパソコンを動かしてザ・キングダムのデータを映し出す。そこには全員が驚くことばかりがあった。
「パス成功率93パーセントだって!?」
「ボール保持率は72パーセントもあるぜ!?」
「セカンドボールをほとんど奪っているよ!?」
「どの試合も圧倒的な攻撃展開だ」
「各選手の運動量は、物凄く多い」
円堂も土方も瑞貴も高い確率に驚き、鬼道もゲームメーカーとして目を見張るものがあり、ヒロトは一人や二人じゃなく全員の運動量に注目する。
だからこそ、土方はロニージョが何故八百長を頼みに来たのかわからなかった。瑞貴も両腕を組んで昨日見た試合を思い出す。
「こんなにスゴいなら、『負けてくれ』なんて頼む必要ねぇだろ」
「フランス戦でも圧倒的な実力で勝ったからね。それを私たちは目の当たりにしているし」
「ロニージョの真意がわからないな……」
「いくら負けたくないと言っても、無敗で勝ち上がった強豪チームのキャプテンが八百長を持ちかける理由が見当たらない……」
鬼道もヒロトもこれだけの情報じゃわからないようだ。すると円堂が我慢できないというように叫び出す。
「こんな気持ちじゃ戦えない! ロニージョに会いに行くぞ!」
「なんか、様子がおかしいね」
二人の場所から離れているので、それ以降の会話はこちらにまで聞こえない。だけど先ほどと雰囲気が打って変わっているのは感じた。
話は終了したのか、ロニージョは円堂に背を向けて去って行く。
「待てよ!」
すると円堂が呼び止めたのでロニージョは驚いて足を振り向くと、ボールが飛んできた。突然のこととはいえロニージョは見事なトラップで受け止めた。大きな声なので瑞貴と土方にもハッキリ聞こえる。
「そこから俺に、シュートを撃ってみろ!」
「何?」
「来い、ロニージョ!」
構える円堂にロニージョは凄まじいシュートを撃つ。円堂は受け止めるも威力の強さに押し負けて取り損なってしまった。うしろに落ちたのだから試合ではゴールを決められただろう。
「これでわかっただろう? ムダなことはしないほうがいいってね!」
そう言ってロニージョは今度こそ去って行った。今までのことから只事じゃないと感じ、瑞貴と土方は円堂に近づく。
「守?」
「何があったんだ?」
円堂は二人にロニージョとの会話を話した。その内容はロニージョが『イナズマジャパン対ザ・キングダムとの試合を負けてくれ』と言ったのだ。
「何!? それじゃ、八百長を頼みに来たってことか!?」
「だけど、ロニージョのシュートは本気だった。あいつもちゃんと真正面から全力で戦いたいと思っているんだ」
「だから守はシュートを撃つように言ったのね……」
土方と瑞貴は自分たちが去る前に見たロニージョの悲しげな顔を思い出す。円堂が感じたことが本当なら、何かあるに違いない。
「ザ・キングダムに何か起こったのかもしれねぇな」
「大きく動くのは避けたほうがいいかもね。有人とヒロトには話そう。あの二人は春奈ちゃんと別にデータ収集とかしてるし、頭がいいから知恵ももらえるかもしれない」
「ああ」
――瑞貴と円堂と土方は鬼道と基山ヒロトを呼び出し、今は誰も使っていないミーティングルームで話し合うことにした。
「これが、ザ・キングダムの予選データだ」
ヒロトは自分のパソコンを動かしてザ・キングダムのデータを映し出す。そこには全員が驚くことばかりがあった。
「パス成功率93パーセントだって!?」
「ボール保持率は72パーセントもあるぜ!?」
「セカンドボールをほとんど奪っているよ!?」
「どの試合も圧倒的な攻撃展開だ」
「各選手の運動量は、物凄く多い」
円堂も土方も瑞貴も高い確率に驚き、鬼道もゲームメーカーとして目を見張るものがあり、ヒロトは一人や二人じゃなく全員の運動量に注目する。
だからこそ、土方はロニージョが何故八百長を頼みに来たのかわからなかった。瑞貴も両腕を組んで昨日見た試合を思い出す。
「こんなにスゴいなら、『負けてくれ』なんて頼む必要ねぇだろ」
「フランス戦でも圧倒的な実力で勝ったからね。それを私たちは目の当たりにしているし」
「ロニージョの真意がわからないな……」
「いくら負けたくないと言っても、無敗で勝ち上がった強豪チームのキャプテンが八百長を持ちかける理由が見当たらない……」
鬼道もヒロトもこれだけの情報じゃわからないようだ。すると円堂が我慢できないというように叫び出す。
「こんな気持ちじゃ戦えない! ロニージョに会いに行くぞ!」