魔王降臨! ダークエンジェル‼
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「マモル、ミズキ、俺たちが次に戦えるのは決勝だ。お互い準決勝を勝ち抜き、必ず決勝で会おう!」
「必ず!」
「うん!」
フィディオは円堂と瑞貴とそれぞれ握手を交わした。そしてバスが来て五人はそれに乗って窓から笑顔を向け、イナズマジャパンも声を上げたり手を振ったりと、お互いの姿が見えなくなるまでそうしていた。
――夜になっても天界と魔界の戦いの興奮が冷めぬ中、瑞貴は秋と夏未と冬花を部屋に呼んだ。全員分の椅子がないのでベッドに三人を座らせ、そして……。
「ごめんなさい!」
「「「ええっ!?」」」
なんと三人に向けて瑞貴は土下座したのだ。あまりの行動に秋たちも驚きの声を上げて立ち上がる。
「ど、どうしたの瑞貴ちゃん!」
「そうよ! なんで土下座なんか!」
「顔を上げて!」
三人が必死に説得して瑞貴は顔を上げるが、未だに正座したままで真剣な表情でいる。
「私は三人に申し訳ないことをした。友達だから…親友だから遠慮して…むしろ気づいたら嫌われると思って……――でも間違いだった。だから最初に謝って、ちゃんと言うって決めた」
「「「!」」」
秋たちも瑞貴が何故自分たちを集め、土下座までして謝ったのかがわかり目を見開いた。
「私も……円堂守が好きです! 相棒としてだけじゃなく、異性として心から大好きです!」
ちゃんと瑞貴は三人の目を見て言い切った。もちろん悪口だろうが文句だろうが全て受け止めるつもりで。そして三人の取った行動は……。
「やっと言ってくれたね!」
「えっ?」
「遅過ぎなのよ、全く。そこも好きな人と似たのかしら」
「えっ? えっ?」
「でも、瑞貴ちゃんらしいと私は思います」
「えっ? えっ? えっ? まさか……とっくに気づいてたの!?」
「「「もちろん」」」
「え――っ!?」
キッパリと言い切った秋と夏未と冬花に今度は瑞貴が驚かされた。まさか知られているとは思ってなかったからだ。
「瑞貴ちゃんってば、私たちに遠慮して円堂くんへの気持ちを抑えようとしているもの。説得しても肯定しないだろうから、言ってくれるのを待とうってみんなで決めてたのよ」
「円堂くんが好きだからって、それで私たちが親友をやめると思ったら大間違いよ」
「私たちはマモルくんも好きだけど、瑞貴ちゃんも好きなんだから」
「秋ちゃん……夏未ちゃん……冬花ちゃん……。うぅっ……」
三人の優しさに瑞貴は思わず力が抜けて涙を流す。それに三人は優しく瑞貴を抱きしめた。
部屋の外で木暮夕弥と神崎シンが聞き耳を立てていた。円堂とは別に瑞貴に近い者だからこそ、彼女の様子から何かを察していたのだろう。
「瑞貴姉……よかった……」
「本当に、素晴らしい友達に出会えたね」
二人は顔を見合わせて笑うと静かにその場を去った。
☆☆☆☆☆
翌日。早朝特訓のために瑞貴はランニングをしていると、タイヤ特訓をしている円堂を見かけた。
「おはよう、守!」
「み、瑞貴! お、おはよう!」
瑞貴は普通に挨拶をしたのだが、タイヤを受け止めた円堂は何故か戸惑っている。
「どうしたの? 私の顔に何か付いてる?」
「い、いや、そうじゃなくて……」
今度は少し頬を赤らめて顔を逸らした。
(す、好きって自覚したのはいいけど……どうすればいいんだ? まだ大会も残っているし、今気持ちを伝えたらマズいだろうし……)
(守の様子がおかしい……。何かあったのかな? それとも私が何かしたのかな?)
恋愛事には興味がなかった円堂は初めて『恋』というものを知り、それが今まで相棒と接していた相手なので接し方が難しいのだろう。
一方気持ちは両想いということも瑞貴は気づかず、ただ円堂の様子がおかしいと思うだけだった。
「必ず!」
「うん!」
フィディオは円堂と瑞貴とそれぞれ握手を交わした。そしてバスが来て五人はそれに乗って窓から笑顔を向け、イナズマジャパンも声を上げたり手を振ったりと、お互いの姿が見えなくなるまでそうしていた。
――夜になっても天界と魔界の戦いの興奮が冷めぬ中、瑞貴は秋と夏未と冬花を部屋に呼んだ。全員分の椅子がないのでベッドに三人を座らせ、そして……。
「ごめんなさい!」
「「「ええっ!?」」」
なんと三人に向けて瑞貴は土下座したのだ。あまりの行動に秋たちも驚きの声を上げて立ち上がる。
「ど、どうしたの瑞貴ちゃん!」
「そうよ! なんで土下座なんか!」
「顔を上げて!」
三人が必死に説得して瑞貴は顔を上げるが、未だに正座したままで真剣な表情でいる。
「私は三人に申し訳ないことをした。友達だから…親友だから遠慮して…むしろ気づいたら嫌われると思って……――でも間違いだった。だから最初に謝って、ちゃんと言うって決めた」
「「「!」」」
秋たちも瑞貴が何故自分たちを集め、土下座までして謝ったのかがわかり目を見開いた。
「私も……円堂守が好きです! 相棒としてだけじゃなく、異性として心から大好きです!」
ちゃんと瑞貴は三人の目を見て言い切った。もちろん悪口だろうが文句だろうが全て受け止めるつもりで。そして三人の取った行動は……。
「やっと言ってくれたね!」
「えっ?」
「遅過ぎなのよ、全く。そこも好きな人と似たのかしら」
「えっ? えっ?」
「でも、瑞貴ちゃんらしいと私は思います」
「えっ? えっ? えっ? まさか……とっくに気づいてたの!?」
「「「もちろん」」」
「え――っ!?」
キッパリと言い切った秋と夏未と冬花に今度は瑞貴が驚かされた。まさか知られているとは思ってなかったからだ。
「瑞貴ちゃんってば、私たちに遠慮して円堂くんへの気持ちを抑えようとしているもの。説得しても肯定しないだろうから、言ってくれるのを待とうってみんなで決めてたのよ」
「円堂くんが好きだからって、それで私たちが親友をやめると思ったら大間違いよ」
「私たちはマモルくんも好きだけど、瑞貴ちゃんも好きなんだから」
「秋ちゃん……夏未ちゃん……冬花ちゃん……。うぅっ……」
三人の優しさに瑞貴は思わず力が抜けて涙を流す。それに三人は優しく瑞貴を抱きしめた。
部屋の外で木暮夕弥と神崎シンが聞き耳を立てていた。円堂とは別に瑞貴に近い者だからこそ、彼女の様子から何かを察していたのだろう。
「瑞貴姉……よかった……」
「本当に、素晴らしい友達に出会えたね」
二人は顔を見合わせて笑うと静かにその場を去った。
☆☆☆☆☆
翌日。早朝特訓のために瑞貴はランニングをしていると、タイヤ特訓をしている円堂を見かけた。
「おはよう、守!」
「み、瑞貴! お、おはよう!」
瑞貴は普通に挨拶をしたのだが、タイヤを受け止めた円堂は何故か戸惑っている。
「どうしたの? 私の顔に何か付いてる?」
「い、いや、そうじゃなくて……」
今度は少し頬を赤らめて顔を逸らした。
(す、好きって自覚したのはいいけど……どうすればいいんだ? まだ大会も残っているし、今気持ちを伝えたらマズいだろうし……)
(守の様子がおかしい……。何かあったのかな? それとも私が何かしたのかな?)
恋愛事には興味がなかった円堂は初めて『恋』というものを知り、それが今まで相棒と接していた相手なので接し方が難しいのだろう。
一方気持ちは両想いということも瑞貴は気づかず、ただ円堂の様子がおかしいと思うだけだった。