魔王降臨! ダークエンジェル‼
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そしてダークエンジェルは元のユニフォームに戻り、残りの天空の使徒と魔界軍団Zも合流した。円堂と瑞貴たちはセインたちと向き合う。
「戻ったんだな、お前たち」
「セイン、みんな、よかった……!」
「感謝するぞ。円堂、瑞貴」
セインは笑顔で礼を言うと、次いで顔をしかめてデスタたちに向ける。
「デスタ。使命によりお前たちを封印する」
「クッ……!」
「「待った!」」
「!?」
デスタたち魔界軍団Zを封印しようとしたセインに、円堂と瑞貴が制止の声を上げた。
「サッカーは、使命とかそんなモンでやるんじゃない。もっと楽しいモノだぜ!」
「サッカーは天使も悪魔も人間も関係なく、たくさんの人々を繋いでいくスゴいモノだよ!」
「お前たち…何を……!?」
セインが二人に顔を向けた途端、石の扉が開いて魔界軍団Zが全員入った。
「今回は失敗したが、次の千年後には必ず、我ら魔界の民が天界を征服する! ハッハッハッ!」
「待て!」
そう言い残して石の扉は完全に閉まった。そうなればセインたちも手を出すことができないのか、忌々しげに円堂と瑞貴を睨み付ける。
「お前たちが止めなければ、奴らを永遠に封じ込めることが――そうか……そうだったのか……!」
何かに気づいたセインに、ギュエールが声をかける。
「セイン?」
「今わかった……。私の中にある憎しみの心、そのせいで私は悪魔に付け込まれたんだ。我ら天界と魔界の者とが合体したチームが魔王そのものだとするなら、魔王とは……我々の中にある醜く争う心だということになる」
「どういうことだ?」
「伝説にあったような魔王はいないのだ。魔王は――自分の中にあったのだから」
エルフェルが問いかけるとセインは魔王の存在わ示した。形として現れるモノじゃなく、心にありのだと。
「先祖は魂と魂のぶつかり合うことの大切さ……それを伝えるためにサッカーを選んだのではない。自分自身の醜い心を抑えるための修行として、サッカーを選んだのだ」
「あなたの言う通りかもしれないわね」
ギュエールたちも、ただ魔王封印の使命を果たす行為が逆効果だという事実を実際感じてわかった。だからセインの言葉が先祖の残した本当の意味だと理解する。
頷いたセインはもう一度円堂と瑞貴たちに体を向ける。
「お前たちのおかげで、ようやく理解できたような気がする。サッカーとは――心の修行なのだな」
「修行かどうかはよくわからないけど、楽しいモンだぜ!」
「うん。だからこそセインたちと友達になれたんだし!」
「楽しいか……そうだな!」
セインたちにも帰るときがやってきた。天空の使徒は天界に続く石段を上り、そこから瑞貴たちを笑顔で見下ろす。
「また千年後に備えなければならない。魔界の民にも、この事実を伝承するためにも。さらばだ! サッカーの素晴らしさを教えてくれたこと、感謝する! 円堂! 瑞貴!」
「「セイーン! また一緒に、サッカーやろうなー!」」
歩み出して奥に消えていくセインたちに、円堂と瑞貴は力一杯に叫んだ。
☆☆☆☆☆
デモンズゲートを出ると暗雲に満ちた空が晴れて、綺麗な夕日が輝いていた。
全員一度ジャパンエリアの宿舎に戻って、心配していた木野秋と雷門夏未と音無春奈と久遠冬花に無事な姿を見せるためだ。四人は円堂たちの無事にも喜んだが、瑞貴が元の一人に戻ったことが嬉しくて抱きついたので危うく瑞貴は潰れかけた。
そしてフィディオ、テレス、エドガー=バルチナス、マーク=クルーガー、ディラン=キースはそれぞれのエリアに帰ることにし、イナズマジャパンもバス停で五人を見送るために来た。
「ありがとうな、みんな」
「みんなのおかげで私はこうしてここにいる……本当に、感謝してもし尽くせないよ」
「エンドウ、ミズキ、フィディオ、決勝トーナメントでの活躍を期待しているぜ」
「「ああ/うん!」」
テレスの言葉に円堂と瑞貴はハッキリ答え、フィディオは二人と向き合う。
「戻ったんだな、お前たち」
「セイン、みんな、よかった……!」
「感謝するぞ。円堂、瑞貴」
セインは笑顔で礼を言うと、次いで顔をしかめてデスタたちに向ける。
「デスタ。使命によりお前たちを封印する」
「クッ……!」
「「待った!」」
「!?」
デスタたち魔界軍団Zを封印しようとしたセインに、円堂と瑞貴が制止の声を上げた。
「サッカーは、使命とかそんなモンでやるんじゃない。もっと楽しいモノだぜ!」
「サッカーは天使も悪魔も人間も関係なく、たくさんの人々を繋いでいくスゴいモノだよ!」
「お前たち…何を……!?」
セインが二人に顔を向けた途端、石の扉が開いて魔界軍団Zが全員入った。
「今回は失敗したが、次の千年後には必ず、我ら魔界の民が天界を征服する! ハッハッハッ!」
「待て!」
そう言い残して石の扉は完全に閉まった。そうなればセインたちも手を出すことができないのか、忌々しげに円堂と瑞貴を睨み付ける。
「お前たちが止めなければ、奴らを永遠に封じ込めることが――そうか……そうだったのか……!」
何かに気づいたセインに、ギュエールが声をかける。
「セイン?」
「今わかった……。私の中にある憎しみの心、そのせいで私は悪魔に付け込まれたんだ。我ら天界と魔界の者とが合体したチームが魔王そのものだとするなら、魔王とは……我々の中にある醜く争う心だということになる」
「どういうことだ?」
「伝説にあったような魔王はいないのだ。魔王は――自分の中にあったのだから」
エルフェルが問いかけるとセインは魔王の存在わ示した。形として現れるモノじゃなく、心にありのだと。
「先祖は魂と魂のぶつかり合うことの大切さ……それを伝えるためにサッカーを選んだのではない。自分自身の醜い心を抑えるための修行として、サッカーを選んだのだ」
「あなたの言う通りかもしれないわね」
ギュエールたちも、ただ魔王封印の使命を果たす行為が逆効果だという事実を実際感じてわかった。だからセインの言葉が先祖の残した本当の意味だと理解する。
頷いたセインはもう一度円堂と瑞貴たちに体を向ける。
「お前たちのおかげで、ようやく理解できたような気がする。サッカーとは――心の修行なのだな」
「修行かどうかはよくわからないけど、楽しいモンだぜ!」
「うん。だからこそセインたちと友達になれたんだし!」
「楽しいか……そうだな!」
セインたちにも帰るときがやってきた。天空の使徒は天界に続く石段を上り、そこから瑞貴たちを笑顔で見下ろす。
「また千年後に備えなければならない。魔界の民にも、この事実を伝承するためにも。さらばだ! サッカーの素晴らしさを教えてくれたこと、感謝する! 円堂! 瑞貴!」
「「セイーン! また一緒に、サッカーやろうなー!」」
歩み出して奥に消えていくセインたちに、円堂と瑞貴は力一杯に叫んだ。
☆☆☆☆☆
デモンズゲートを出ると暗雲に満ちた空が晴れて、綺麗な夕日が輝いていた。
全員一度ジャパンエリアの宿舎に戻って、心配していた木野秋と雷門夏未と音無春奈と久遠冬花に無事な姿を見せるためだ。四人は円堂たちの無事にも喜んだが、瑞貴が元の一人に戻ったことが嬉しくて抱きついたので危うく瑞貴は潰れかけた。
そしてフィディオ、テレス、エドガー=バルチナス、マーク=クルーガー、ディラン=キースはそれぞれのエリアに帰ることにし、イナズマジャパンもバス停で五人を見送るために来た。
「ありがとうな、みんな」
「みんなのおかげで私はこうしてここにいる……本当に、感謝してもし尽くせないよ」
「エンドウ、ミズキ、フィディオ、決勝トーナメントでの活躍を期待しているぜ」
「「ああ/うん!」」
テレスの言葉に円堂と瑞貴はハッキリ答え、フィディオは二人と向き合う。