魔王降臨! ダークエンジェル‼
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伝承の鍵に選ばれ二つに分かれた井上瑞貴が天界のヘブンズガーデンと魔界のデモンズゲートに連れて行かれた。だが、イナズマジャパンと海外組の混合紅白チームのおかげで無事に救出される。
円堂守たち紅組がデモンズゲートにいる鬼道有人たち白組と合流し、瑞貴が一つになった。しかし、突如現れたのは魔界軍団Zと天空の使徒の一部が集まった十一人の少年少女だった。
「っ……円堂……! 瑞貴……!」
「セイン!?」
「どうしたの!?」
「……黙れ」
セインが頭を抑えて苦しみ始めたので円堂と瑞貴が声をかけるも、顔を上げれば不敵に笑っていた。
「セイン……」
「どうなってるんだ……!?」
「――魔界が天界を飲み込んだのだ」
財前塔子や鬼道たちが声がした砂時計がある場所を見ると、そこには天界と魔界の行く道を示し、それぞれの試合の主審をした二人の老人がいた。
「また出た!?」
「お前たちは何者なんだ!?」
「「我らは天界魔界の儀式を執り行う者」」
「セインに何かしたのか!?」
円堂が声を上げると、老人たちはこれまでの経緯を説明する。
「数刻前、この者たちは花嫁と生贄を奪われたことで、最早互いに相手を実力で封じようと考えた」
古よりの定め――魔界は天界を、天界は魔界を憎み、その憎しみはデモンズゲートの地中深くに溜め込まれていった。長い時間をかけて満たされた双方の憎しみは、新たなる邪悪な力を生み出すこととなった。
「均衡していた二つのバランスは崩れ、そして魔が天を飲み込み、絶望に染める。その天魔の化身こそ――ダークエンジェルなのだ!」
天界と魔界が手を組み……いや、魔界が天界を飲み込んで作り上げたチームなのだろう。するとデスタが嬉しそうに声を上げ、円堂と瑞貴は警戒する。
「ついに…ついに復活したんだ……――魔王様が!」
「魔王?」
「私を生贄にして復活、または花嫁にして封印しようとしていた奴……!」
「ど、どこにいるっスか!?」
壁山塀吾郎や木暮夕弥が周りを見渡すが、それらしき者の姿は見えない。
「いるだろう。お前たちの目の前に!」
「まさか!」
「そう――俺たちこそが魔王だったんだよ!」
「ダークエンジェルが魔王だったのか!?」
円堂も瑞貴たちも驚きを隠せない。復活する魔王が一人ではなく、ダークエンジェル自身が魔王という衝撃の事実に……。
するとセインの瞳が揺れ、先ほどまでとは様子が違った。
「悪魔に意識を支配されるなど…なんということだ……。止めてくれ! 我らの手が汚れぬ内に――……!」
「「セイン!」」
「――フッフッフッ……フハハハッ!」
助けを請うように手を伸ばすセイン。その口調は天界で会ったときと同じものだったが、すぐに不気味に高笑いしてボールを取り出すとリフティングする。
「はあっ!」
「うわっ!」
「守!」
そのままセインがシュートを撃つ。円堂は受け止めるが弾き飛ばされ瑞貴がなんとか支えた。
「ハッハッハッ。お前たちの魂……寄越すがいい」
「サッカーはそんなことのために使うんじゃない! お前は、俺たちと試合してサッカーの楽しさをわかってくれたんじゃないのか!?」
「自分たちの熱き魂で、魔王を封印するって言ったじゃない!」
「知らんよ」
「セイン!」
「我らは魔界も天界も超えた存在、ダークエンジェル……魔王なのだ!」
デスタが声を上げた途端、浦部リカたちの周りを十一本の光の柱が囲むように回る。
「な、なんやこれ……?」
「戦ってわかった。お前たちの魂は素晴らしい……。よって我々がより完璧な魔王になるための生贄にしてやるぜ!」
「「「「「!?」」」」」
円堂守たち紅組がデモンズゲートにいる鬼道有人たち白組と合流し、瑞貴が一つになった。しかし、突如現れたのは魔界軍団Zと天空の使徒の一部が集まった十一人の少年少女だった。
「っ……円堂……! 瑞貴……!」
「セイン!?」
「どうしたの!?」
「……黙れ」
セインが頭を抑えて苦しみ始めたので円堂と瑞貴が声をかけるも、顔を上げれば不敵に笑っていた。
「セイン……」
「どうなってるんだ……!?」
「――魔界が天界を飲み込んだのだ」
財前塔子や鬼道たちが声がした砂時計がある場所を見ると、そこには天界と魔界の行く道を示し、それぞれの試合の主審をした二人の老人がいた。
「また出た!?」
「お前たちは何者なんだ!?」
「「我らは天界魔界の儀式を執り行う者」」
「セインに何かしたのか!?」
円堂が声を上げると、老人たちはこれまでの経緯を説明する。
「数刻前、この者たちは花嫁と生贄を奪われたことで、最早互いに相手を実力で封じようと考えた」
古よりの定め――魔界は天界を、天界は魔界を憎み、その憎しみはデモンズゲートの地中深くに溜め込まれていった。長い時間をかけて満たされた双方の憎しみは、新たなる邪悪な力を生み出すこととなった。
「均衡していた二つのバランスは崩れ、そして魔が天を飲み込み、絶望に染める。その天魔の化身こそ――ダークエンジェルなのだ!」
天界と魔界が手を組み……いや、魔界が天界を飲み込んで作り上げたチームなのだろう。するとデスタが嬉しそうに声を上げ、円堂と瑞貴は警戒する。
「ついに…ついに復活したんだ……――魔王様が!」
「魔王?」
「私を生贄にして復活、または花嫁にして封印しようとしていた奴……!」
「ど、どこにいるっスか!?」
壁山塀吾郎や木暮夕弥が周りを見渡すが、それらしき者の姿は見えない。
「いるだろう。お前たちの目の前に!」
「まさか!」
「そう――俺たちこそが魔王だったんだよ!」
「ダークエンジェルが魔王だったのか!?」
円堂も瑞貴たちも驚きを隠せない。復活する魔王が一人ではなく、ダークエンジェル自身が魔王という衝撃の事実に……。
するとセインの瞳が揺れ、先ほどまでとは様子が違った。
「悪魔に意識を支配されるなど…なんということだ……。止めてくれ! 我らの手が汚れぬ内に――……!」
「「セイン!」」
「――フッフッフッ……フハハハッ!」
助けを請うように手を伸ばすセイン。その口調は天界で会ったときと同じものだったが、すぐに不気味に高笑いしてボールを取り出すとリフティングする。
「はあっ!」
「うわっ!」
「守!」
そのままセインがシュートを撃つ。円堂は受け止めるが弾き飛ばされ瑞貴がなんとか支えた。
「ハッハッハッ。お前たちの魂……寄越すがいい」
「サッカーはそんなことのために使うんじゃない! お前は、俺たちと試合してサッカーの楽しさをわかってくれたんじゃないのか!?」
「自分たちの熱き魂で、魔王を封印するって言ったじゃない!」
「知らんよ」
「セイン!」
「我らは魔界も天界も超えた存在、ダークエンジェル……魔王なのだ!」
デスタが声を上げた途端、浦部リカたちの周りを十一本の光の柱が囲むように回る。
「な、なんやこれ……?」
「戦ってわかった。お前たちの魂は素晴らしい……。よって我々がより完璧な魔王になるための生贄にしてやるぜ!」
「「「「「!?」」」」」