天空の使徒!
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「何故だ……力では圧倒的に上回っているはずなのに……」
「何故? そんなモン決まっとるやろ!」
「!」
「お前らなんもわかってへん! サッカーちゅうんはな、ただの手段なんかやない! 魂と魂のぶつかり合いなんや! どっちが上下かなんてそんなモン関係あらへんのや!」
「魂と魂のぶつかり合い……――っ!」
瑞貴とリカを含めた紅組を見渡すセインは、同時に神殿に描かれた壁画の伝説の意味を知る。
「そういうことだったのか……。どうやら君たちには礼を言う必要がありそうだな」
「「礼?」」
突然の言葉に円堂と瑞貴はキョトンとする。
「私にはどうしてもわからないことがあった。千年前、何故我らの先祖がサッカーで勝負をつけたか……。サッカーは魂と魂のぶつかり合い――我らの先祖はその熱き魂で魔王を封印したのだ」
「それじゃあ、あの壁画は……」
「ああ。そのことを語り継がれていたんだ」
ウイネルもセインと同様に壁画に残された伝説の意味を知った。
「円堂……そう呼んでもいいかな?」
「もちろんさ!」
「君たちのおかげで私の心は決まった。我らも先祖と同じ、魔界の民とはサッカーで決着をつける。そして魔王は、我らの熱き魂で必ず封印してみせる!」
「セイン……! ああ! お前たちなら絶対できるさ!」
円堂とセインは拳を軽くぶつけた。まるでこの誓いの証を表すかのように。次いでセインは瑞貴に顔を向ける。
「あなたにも、迷惑をかけたな」
「なんのことだ?」
「えっ」
「俺はお前たちに、迷惑をかけられるようなことをされた覚えはねぇさ」
今までの行為をなかったことにする瑞貴の広い心に、セインは笑みを浮かべて瑞貴の手を取ると片膝を付ける。
「セイン!?」
「試合に負けたので約束は約束だ。だが、私があなたに惹かれたのは本当だ。これからも神の祝福があらんことを……」
チュッ。
「「「「「あ――っ!!」」」」」
「おいっ!」
セインが瑞貴の手の甲にキスし、紅組と天空の使徒は驚きの声を上げる。即座に円堂がセインから瑞貴を離して自分の背に回した。
「これであとはもう一人の瑞貴だな」
「ああ。頼んだぞ……鬼道!」
☆☆☆☆☆
魔界・デモンズゲートにいるもう一人の瑞貴を助けるために向かった鬼道有人が率いる白組。まるで鍾乳洞のような洞窟の中で瑞貴を探していると……。
「有人!」
「!」
見たことのない衣装をまとい、髪をツインテールにし、両腕を鎖でうしろに縛られて石段の上に座っている瑞貴を発見した。
☆副キャプテン 今日の格言☆
俺はみんなを信じている。絶対に勝つってな!
以上!!
「何故? そんなモン決まっとるやろ!」
「!」
「お前らなんもわかってへん! サッカーちゅうんはな、ただの手段なんかやない! 魂と魂のぶつかり合いなんや! どっちが上下かなんてそんなモン関係あらへんのや!」
「魂と魂のぶつかり合い……――っ!」
瑞貴とリカを含めた紅組を見渡すセインは、同時に神殿に描かれた壁画の伝説の意味を知る。
「そういうことだったのか……。どうやら君たちには礼を言う必要がありそうだな」
「「礼?」」
突然の言葉に円堂と瑞貴はキョトンとする。
「私にはどうしてもわからないことがあった。千年前、何故我らの先祖がサッカーで勝負をつけたか……。サッカーは魂と魂のぶつかり合い――我らの先祖はその熱き魂で魔王を封印したのだ」
「それじゃあ、あの壁画は……」
「ああ。そのことを語り継がれていたんだ」
ウイネルもセインと同様に壁画に残された伝説の意味を知った。
「円堂……そう呼んでもいいかな?」
「もちろんさ!」
「君たちのおかげで私の心は決まった。我らも先祖と同じ、魔界の民とはサッカーで決着をつける。そして魔王は、我らの熱き魂で必ず封印してみせる!」
「セイン……! ああ! お前たちなら絶対できるさ!」
円堂とセインは拳を軽くぶつけた。まるでこの誓いの証を表すかのように。次いでセインは瑞貴に顔を向ける。
「あなたにも、迷惑をかけたな」
「なんのことだ?」
「えっ」
「俺はお前たちに、迷惑をかけられるようなことをされた覚えはねぇさ」
今までの行為をなかったことにする瑞貴の広い心に、セインは笑みを浮かべて瑞貴の手を取ると片膝を付ける。
「セイン!?」
「試合に負けたので約束は約束だ。だが、私があなたに惹かれたのは本当だ。これからも神の祝福があらんことを……」
チュッ。
「「「「「あ――っ!!」」」」」
「おいっ!」
セインが瑞貴の手の甲にキスし、紅組と天空の使徒は驚きの声を上げる。即座に円堂がセインから瑞貴を離して自分の背に回した。
「これであとはもう一人の瑞貴だな」
「ああ。頼んだぞ……鬼道!」
☆☆☆☆☆
魔界・デモンズゲートにいるもう一人の瑞貴を助けるために向かった鬼道有人が率いる白組。まるで鍾乳洞のような洞窟の中で瑞貴を探していると……。
「有人!」
「!」
見たことのない衣装をまとい、髪をツインテールにし、両腕を鎖でうしろに縛られて石段の上に座っている瑞貴を発見した。
☆副キャプテン 今日の格言☆
俺はみんなを信じている。絶対に勝つってな!
以上!!