ライオコット島の伝説!
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「誰なんだ、あいつは……?」
「いったいどこから……?」
「ずいぶんと妙な格好をしているね……」
「ててて、天使……!?」
「なんだよ、お前!」
鬼道やフィディオやヒロトが警戒し、壁山が腰を抜かして綱海が声を上げると、少年はボールを高く上げ、自らも飛ぶと一気にシュートを撃った。
「はあっ!」
「「「「「うわあぁぁあああ!!」」」」」
「「きゃあぁぁあああ!!」」
地に亀裂を起こすほどの威力を持つシュートに選手たちが吹き飛ばされ、二人の瑞貴も左右も分かれて飛ばされて地に倒れた。
「なんなんだよ、いったい……――何っ!?」
体を起こした白い腕輪を付ける瑞貴の前に少年が微笑んで立っていた。警戒して顔をしかめる瑞貴だが、少年は優雅に笑う。
「迎えに来た……」
「ハアッ!? ――っ!」
少年が瑞貴の額に人差し指を触れると、瞳から生気のなくなった瑞貴は大人しく立ち上がった。そして少年が瑞貴に近づこうとするのを見て円堂はすぐに走り出す。
「おい! 瑞貴に何するんだ!」
「人間……邪魔をするな!」
「うわっ!」
「円堂!」
「守!」
強烈なシュートが円堂の体にぶつけて風丸と紫の腕輪を付ける瑞貴が声を上げた。倒れた円堂の前に、眠ってしまった白い腕輪を付ける瑞貴を横抱きにした少年が立つ。
「これ以上の邪魔立ては恐ろしい結末を迎えることになるぞ」
「っ!」
「きゃー!」
「「!?」」
悲鳴が上がって円堂と少年が顔を向けると、黒い服を着た少年がもう一人の瑞貴の前に立っていた。白い服を着た少年が円堂のときのようにシュートを撃つが、黒い服の少年はなんなくトラップをする。
「ふっ!」
「失せろ! ここはお前たちのような邪悪な者共の来る場所ではない」
「偉そうに言ってんじゃねぇよ! お前こそ消えろ! 世界は魔王と魔界軍団Zが支配するって決まってんだよ!」
「おいおい…魔界って言ったぞ……?」
黒い服の少年が言う『魔界』は綱海たちも聞いたばかりだ。夏未から告げられた『魔王伝説』の話に出てきたのだから。
「笑止! 世界を統べるは天の輝きのみ……天空の使徒が今ここでお前を成敗してくれよう」
「天空の使徒だって……?」
「やっぱり、本物の天使と悪魔ってことっスか……!?」
「うるせぇよ人間共! ガタガタ抜かすとお前らの魂も食っちまうぞ!」
「「ヒイイィィイイイ!!」」
白い服の少年が言う言葉に土方が反応し、壁山は黒い服の少年の恐ろしさに目金と抱き合う。ただ白い服の少年は動じなかった。
「黙れ、不浄の者」
「フッ。――ん? なんだこれは!?」
「なっ!」
どうやら二人の少年も瑞貴が二人いることに気づいたようだ。交互に見比べて驚いている。
「双子か……!?」
「異世界より舞い降りし者は、一人のはず!」
「異世界……?」
エドガーは白い少年の言葉に反応した、先ほどまで驚いていた黒い服の少年がすぐに笑みを浮かべた。
「まあいい」
「きゃっ!」
「瑞貴ー!」
「チッ! はあっ!」
「ぐわっ!」
紫の腕輪を付ける瑞貴を助け出そうとする鬼道に黒い服の少年は舌打ちするとシュートを放った。それをマトモに受けてしまった鬼道は円堂同様に倒れてしまう。
「有人!」
「お前は選ばれた……」
駆け寄ろうとする瑞貴の腕をつかんだ黒い服の少年の目が光る、それを見た瑞貴も目を光って生気を失い体の力をなくす。そしてそのまま黒い服の少年に横抱きにされた。
「いったいどこから……?」
「ずいぶんと妙な格好をしているね……」
「ててて、天使……!?」
「なんだよ、お前!」
鬼道やフィディオやヒロトが警戒し、壁山が腰を抜かして綱海が声を上げると、少年はボールを高く上げ、自らも飛ぶと一気にシュートを撃った。
「はあっ!」
「「「「「うわあぁぁあああ!!」」」」」
「「きゃあぁぁあああ!!」」
地に亀裂を起こすほどの威力を持つシュートに選手たちが吹き飛ばされ、二人の瑞貴も左右も分かれて飛ばされて地に倒れた。
「なんなんだよ、いったい……――何っ!?」
体を起こした白い腕輪を付ける瑞貴の前に少年が微笑んで立っていた。警戒して顔をしかめる瑞貴だが、少年は優雅に笑う。
「迎えに来た……」
「ハアッ!? ――っ!」
少年が瑞貴の額に人差し指を触れると、瞳から生気のなくなった瑞貴は大人しく立ち上がった。そして少年が瑞貴に近づこうとするのを見て円堂はすぐに走り出す。
「おい! 瑞貴に何するんだ!」
「人間……邪魔をするな!」
「うわっ!」
「円堂!」
「守!」
強烈なシュートが円堂の体にぶつけて風丸と紫の腕輪を付ける瑞貴が声を上げた。倒れた円堂の前に、眠ってしまった白い腕輪を付ける瑞貴を横抱きにした少年が立つ。
「これ以上の邪魔立ては恐ろしい結末を迎えることになるぞ」
「っ!」
「きゃー!」
「「!?」」
悲鳴が上がって円堂と少年が顔を向けると、黒い服を着た少年がもう一人の瑞貴の前に立っていた。白い服を着た少年が円堂のときのようにシュートを撃つが、黒い服の少年はなんなくトラップをする。
「ふっ!」
「失せろ! ここはお前たちのような邪悪な者共の来る場所ではない」
「偉そうに言ってんじゃねぇよ! お前こそ消えろ! 世界は魔王と魔界軍団Zが支配するって決まってんだよ!」
「おいおい…魔界って言ったぞ……?」
黒い服の少年が言う『魔界』は綱海たちも聞いたばかりだ。夏未から告げられた『魔王伝説』の話に出てきたのだから。
「笑止! 世界を統べるは天の輝きのみ……天空の使徒が今ここでお前を成敗してくれよう」
「天空の使徒だって……?」
「やっぱり、本物の天使と悪魔ってことっスか……!?」
「うるせぇよ人間共! ガタガタ抜かすとお前らの魂も食っちまうぞ!」
「「ヒイイィィイイイ!!」」
白い服の少年が言う言葉に土方が反応し、壁山は黒い服の少年の恐ろしさに目金と抱き合う。ただ白い服の少年は動じなかった。
「黙れ、不浄の者」
「フッ。――ん? なんだこれは!?」
「なっ!」
どうやら二人の少年も瑞貴が二人いることに気づいたようだ。交互に見比べて驚いている。
「双子か……!?」
「異世界より舞い降りし者は、一人のはず!」
「異世界……?」
エドガーは白い少年の言葉に反応した、先ほどまで驚いていた黒い服の少年がすぐに笑みを浮かべた。
「まあいい」
「きゃっ!」
「瑞貴ー!」
「チッ! はあっ!」
「ぐわっ!」
紫の腕輪を付ける瑞貴を助け出そうとする鬼道に黒い服の少年は舌打ちするとシュートを放った。それをマトモに受けてしまった鬼道は円堂同様に倒れてしまう。
「有人!」
「お前は選ばれた……」
駆け寄ろうとする瑞貴の腕をつかんだ黒い服の少年の目が光る、それを見た瑞貴も目を光って生気を失い体の力をなくす。そしてそのまま黒い服の少年に横抱きにされた。