ライオコット島の伝説!
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「二色用意したで。紅と白、おんなじ色同士でチームを組むんや! 円堂、立向居、最初はあんたらや! まずはキーパーを始めよう分けんとな!」
「じゃあ、こっち」
「あっ」
リカの指示通りクジを引く円堂と立向居だが、引こうとしているクジを同時に取ろうとしているので、何度やっても重なってしまう。
「ちょっ、何してんの。仲良過ぎや……」
「じゃ、立向居から」
「円堂さんからどうぞ」
「いや、俺はあとででいいよ」
「いや俺こそあとで――」
「どっちでもええわ! はよ引き!」
譲り合うGK組にリカは痺れを切らして怒った。なので目の前にあるクジを二人は引く。
「白です!」
「俺は紅組だ!」
「ほな、次はみんなの色分けや!」
円堂と立向居が決まったことで他のみんなも順番にリカからクジを引いていく。待つ間に瑞貴は宿舎へ顔を向けた。
(あの腕輪は封印したし、伸び伸びとこのサッカーを楽しめそう!)
「ハニー! 次はハニーの番やで!」
「あっ、うん!」
……リカに呼ばれた瑞貴もクジを引きに行く中、ミーティングルームで瑞貴が密封した箱が光っていた。
「それじゃあゲーム開始や!」
「「「「「オウッ!!」」」」」」
紅チーム……円堂、瑞貴、吹雪、ヒロト、エドガー、フィディオ、染岡、壁山、土方、風丸一郎太、木暮夕弥。
白チーム……立向居、鬼道、不動、テレス、マーク、ディラン、豪炎寺修也、宇都宮虎丸、飛鷹征矢、綱海条介、佐久間次郎。
紅チームのマネージャーは秋、冬花、リカ。白チームのマネージャーは春奈、夏未、塔子。
「面白くなりそうじゃないか!」
「ジャパンのみんな、よろしくな!」
「オウッ! こっちこそよろしくな!」
「今日の試合、いい思い出になるっス!」
世界と日本の混合チームなど滅多なことがない限り起こらない。ディランもマークも綱海も壁山もワクワクしている。
「おーい! 誰かビデオ撮っといてくんねぇかー?」
「はーい! 私、撮っときまーす!」
「オウッ、ありがとよ! 記念に弟たちに見せてやりてーんだ! 世界の強豪と一緒のチームなんてスゲー自慢になるからな!」
「任せてください!」
土方のお願いを春奈は快く了承してカバンからビデオを取り出して構えた。
「さあみんな! 決勝トーナメントに向けて気合いを入れるぞ!」
「まずはこの夢のチームとのゲームを心から楽しもう!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「えーそれでは、紅白戦を始めます。僭越ながら僕が主審を務めさせていただきます。キックオフは白組からです!」
「白組、ギンギンにいこうぜ!」
目金が主審として発表する中、センターラインでボールを構えるディラン。隣には豪炎寺もいる。強力なストライカー組が先頭を立つようだ。
「それでは、試合開始!」
ピカッ!!
目金がホイッスルを吹くと空が鳴った。いつの間にか暗雲が広がっているので夏未も春奈も不思議に思う。
「急に変ね」
「今日はずっと晴れの予定でしたけど」
「構うもんか! 雨だろうがなんだろうが関係ねぇ! 練習だ練習!」
ピシャ――ンッ!!
染岡が気を取り直そうとするが、眩しいくらいの雷が鳴って強く光り、木暮や瑞貴たちは一度目を閉じた。
「今の、ヤバくない……?」
「グラウンドに落ちなきゃいいんだけど……」
もう一度瑞貴は宿舎に顔を向けた。心当たりはもちろんあの二つの腕輪だ。
(リカちゃんと春奈ちゃんの腕から外したのに……)
その際、瑞貴の目が腕輪と同じように淡く輝いたことに誰も気づかなかった。
雨が降る前にと試合を開始した。ディランにボールを受け取った豪炎寺へ瑞貴が駆け込む。
「真オーロラベール! 竜吾!」
「オウッ!」
一気にボールを奪った瑞貴は染岡へパスを出す。さらに染岡がエドガーにボールを回し、エドガーは佐久間を抜いて再び瑞貴にボールを回す。
「てぇや!」
「ふっ!」
虎丸のスライディングを瑞貴はジャンプでかわした。相変わらず……いや、どんどんレベルアップしていく瑞貴のプレーに虎丸は感嘆の声を上げる。
「さすが!」
「まだまだこれからだよ! フィディオ!」
瑞貴が前線へ上がって行くフィディオにパスを送り、テレスと飛鷹がそれを防ごうと駆け出すと……。
「じゃあ、こっち」
「あっ」
リカの指示通りクジを引く円堂と立向居だが、引こうとしているクジを同時に取ろうとしているので、何度やっても重なってしまう。
「ちょっ、何してんの。仲良過ぎや……」
「じゃ、立向居から」
「円堂さんからどうぞ」
「いや、俺はあとででいいよ」
「いや俺こそあとで――」
「どっちでもええわ! はよ引き!」
譲り合うGK組にリカは痺れを切らして怒った。なので目の前にあるクジを二人は引く。
「白です!」
「俺は紅組だ!」
「ほな、次はみんなの色分けや!」
円堂と立向居が決まったことで他のみんなも順番にリカからクジを引いていく。待つ間に瑞貴は宿舎へ顔を向けた。
(あの腕輪は封印したし、伸び伸びとこのサッカーを楽しめそう!)
「ハニー! 次はハニーの番やで!」
「あっ、うん!」
……リカに呼ばれた瑞貴もクジを引きに行く中、ミーティングルームで瑞貴が密封した箱が光っていた。
「それじゃあゲーム開始や!」
「「「「「オウッ!!」」」」」」
紅チーム……円堂、瑞貴、吹雪、ヒロト、エドガー、フィディオ、染岡、壁山、土方、風丸一郎太、木暮夕弥。
白チーム……立向居、鬼道、不動、テレス、マーク、ディラン、豪炎寺修也、宇都宮虎丸、飛鷹征矢、綱海条介、佐久間次郎。
紅チームのマネージャーは秋、冬花、リカ。白チームのマネージャーは春奈、夏未、塔子。
「面白くなりそうじゃないか!」
「ジャパンのみんな、よろしくな!」
「オウッ! こっちこそよろしくな!」
「今日の試合、いい思い出になるっス!」
世界と日本の混合チームなど滅多なことがない限り起こらない。ディランもマークも綱海も壁山もワクワクしている。
「おーい! 誰かビデオ撮っといてくんねぇかー?」
「はーい! 私、撮っときまーす!」
「オウッ、ありがとよ! 記念に弟たちに見せてやりてーんだ! 世界の強豪と一緒のチームなんてスゲー自慢になるからな!」
「任せてください!」
土方のお願いを春奈は快く了承してカバンからビデオを取り出して構えた。
「さあみんな! 決勝トーナメントに向けて気合いを入れるぞ!」
「まずはこの夢のチームとのゲームを心から楽しもう!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「えーそれでは、紅白戦を始めます。僭越ながら僕が主審を務めさせていただきます。キックオフは白組からです!」
「白組、ギンギンにいこうぜ!」
目金が主審として発表する中、センターラインでボールを構えるディラン。隣には豪炎寺もいる。強力なストライカー組が先頭を立つようだ。
「それでは、試合開始!」
ピカッ!!
目金がホイッスルを吹くと空が鳴った。いつの間にか暗雲が広がっているので夏未も春奈も不思議に思う。
「急に変ね」
「今日はずっと晴れの予定でしたけど」
「構うもんか! 雨だろうがなんだろうが関係ねぇ! 練習だ練習!」
ピシャ――ンッ!!
染岡が気を取り直そうとするが、眩しいくらいの雷が鳴って強く光り、木暮や瑞貴たちは一度目を閉じた。
「今の、ヤバくない……?」
「グラウンドに落ちなきゃいいんだけど……」
もう一度瑞貴は宿舎に顔を向けた。心当たりはもちろんあの二つの腕輪だ。
(リカちゃんと春奈ちゃんの腕から外したのに……)
その際、瑞貴の目が腕輪と同じように淡く輝いたことに誰も気づかなかった。
雨が降る前にと試合を開始した。ディランにボールを受け取った豪炎寺へ瑞貴が駆け込む。
「真オーロラベール! 竜吾!」
「オウッ!」
一気にボールを奪った瑞貴は染岡へパスを出す。さらに染岡がエドガーにボールを回し、エドガーは佐久間を抜いて再び瑞貴にボールを回す。
「てぇや!」
「ふっ!」
虎丸のスライディングを瑞貴はジャンプでかわした。相変わらず……いや、どんどんレベルアップしていく瑞貴のプレーに虎丸は感嘆の声を上げる。
「さすが!」
「まだまだこれからだよ! フィディオ!」
瑞貴が前線へ上がって行くフィディオにパスを送り、テレスと飛鷹がそれを防ごうと駆け出すと……。