じいちゃんの最後のノート!
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一番前で試合を観戦していた瑞貴と円堂は、椅子から立ち上がってみんなに体を向ける。みんなも同様に椅子から立ち上がっていた。
「よーし、決勝トーナメント進出だ! 一哉や戦ってきたみんなの思いと一緒に、全力の上にも全力でいこう!」
「決勝トーナメントまであと四日! てっぺん目指して、特訓だ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
決勝トーナメントにはオルフェウスも含めた強豪チームがいる。だからこそ、特訓に精を出してミーティングルームを出る中、虎丸は久々に髪を整える飛鷹征矢に気づいた。
「あれ? 飛鷹さん、そんな風にするとこ久しぶりですね」
「スゲーことになってきたと思ってな。気合い入れ直しだ」
「それで入れ直しなんだ。ウッシッシッシッ」
「…………」
「えっ! ウッ…ウッシッシッシッ……」
こればかりは飛鷹に冗談も通じず、睨まれた木暮夕弥は控えめに笑って瑞貴の元へ駆け寄る。
「瑞貴姉! 早くグラウンドに行こう!」
「うん。行こうか」
もちろんその光景を全て見ていた瑞貴は、義弟の行動に苦笑した。
「秋さん、円堂くん、瑞貴、ちょっといいかな」
「「?」」
ミーティングルームの入口から顔を出した神崎シンに、三人は顔を見合わせて不思議に思いつつ詳細を聞くため近寄る。
「土門くんが明日でアメリカに行くんだ」
「土門くんが!?」
「えー! 決勝トーナメントを見てくれないのか!?」
「きっと、一哉が心配なんだね……」
「送っていくから三人共、空港に行く?」
「「「もちろん!」」」
☆☆☆☆☆
空港に着くとシンは久遠道也と響木正剛に呼ばれているため、三人を送ったあと宿舎に戻った。瑞貴と円堂と秋は土門を見つけて駆け寄る。
「飛鳥!」
「おーい土門!」
「土門くん!」
「えっ!? なんでみんながここに……?」
土門は驚いたが三人から事情を聞いて納得した。本当はシンに伝えてほしいと頼んだだけだが、まさか直接来るとは思っていなかったようだ。
「決勝、見届けてほしかったな」
「ワリィ。やっぱり一之瀬のことが気になるしな。俺の代わりってわけじゃないけど、マークとディランは最後まで見届けるってよ」
「じゃあ飛鳥は、アメリカで一哉と一緒に見届けてね」
「ああ」
円堂と瑞貴が笑顔で接する中、秋が眉を下げて顔をうつむいているのを土門は気づく。
「おいおい。一之瀬の手術はこれからなんだぞ。そんな顔すんなって」
「やっぱり、私も……」
「何言ってんだ! お前はイナズマジャパンのマネージャーだろうが。一之瀬のことは、俺に任せとけって!」
「う、うん……」
そうは言うも秋の顔は浮かない。やっぱり幼馴染としてそばにいたいという心境があるのだろう?
「よーし、決勝トーナメント進出だ! 一哉や戦ってきたみんなの思いと一緒に、全力の上にも全力でいこう!」
「決勝トーナメントまであと四日! てっぺん目指して、特訓だ!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
決勝トーナメントにはオルフェウスも含めた強豪チームがいる。だからこそ、特訓に精を出してミーティングルームを出る中、虎丸は久々に髪を整える飛鷹征矢に気づいた。
「あれ? 飛鷹さん、そんな風にするとこ久しぶりですね」
「スゲーことになってきたと思ってな。気合い入れ直しだ」
「それで入れ直しなんだ。ウッシッシッシッ」
「…………」
「えっ! ウッ…ウッシッシッシッ……」
こればかりは飛鷹に冗談も通じず、睨まれた木暮夕弥は控えめに笑って瑞貴の元へ駆け寄る。
「瑞貴姉! 早くグラウンドに行こう!」
「うん。行こうか」
もちろんその光景を全て見ていた瑞貴は、義弟の行動に苦笑した。
「秋さん、円堂くん、瑞貴、ちょっといいかな」
「「?」」
ミーティングルームの入口から顔を出した神崎シンに、三人は顔を見合わせて不思議に思いつつ詳細を聞くため近寄る。
「土門くんが明日でアメリカに行くんだ」
「土門くんが!?」
「えー! 決勝トーナメントを見てくれないのか!?」
「きっと、一哉が心配なんだね……」
「送っていくから三人共、空港に行く?」
「「「もちろん!」」」
☆☆☆☆☆
空港に着くとシンは久遠道也と響木正剛に呼ばれているため、三人を送ったあと宿舎に戻った。瑞貴と円堂と秋は土門を見つけて駆け寄る。
「飛鳥!」
「おーい土門!」
「土門くん!」
「えっ!? なんでみんながここに……?」
土門は驚いたが三人から事情を聞いて納得した。本当はシンに伝えてほしいと頼んだだけだが、まさか直接来るとは思っていなかったようだ。
「決勝、見届けてほしかったな」
「ワリィ。やっぱり一之瀬のことが気になるしな。俺の代わりってわけじゃないけど、マークとディランは最後まで見届けるってよ」
「じゃあ飛鳥は、アメリカで一哉と一緒に見届けてね」
「ああ」
円堂と瑞貴が笑顔で接する中、秋が眉を下げて顔をうつむいているのを土門は気づく。
「おいおい。一之瀬の手術はこれからなんだぞ。そんな顔すんなって」
「やっぱり、私も……」
「何言ってんだ! お前はイナズマジャパンのマネージャーだろうが。一之瀬のことは、俺に任せとけって!」
「う、うん……」
そうは言うも秋の顔は浮かない。やっぱり幼馴染としてそばにいたいという心境があるのだろう?