じいちゃんの最後のノート!
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ついに今日はAグループ予選リーグの最後の試合である、アメリカ代表ユニコーン対アルゼンチン代表ジ・エンパイアだ。1対0でジ・エンパイアのリードする中、後半の残り時間があとわずか。
ボールが渡った土門飛鳥はアメリカで入院している一之瀬一哉のことを思う。
(一之瀬……俺は勝つ! 決勝トーナメントへは俺たちアメリカが行く! お前の夢――アメリカをサッカー大国にするためにも!)
次々とジ・エンパイアをかわしてドリブルして行く土門。マーク=クルーガーもディラン=キースも走り込んでいた。
「ドモン! いいぞ!」
「回せー!」
ゴール前に立ち塞がったのは、アンデスの不落の要塞と呼ばれるテレス=トルーエ。
「来い!」
グループAの決勝トーナメント進出はイタリアが一位で決めているが、さらにもう一チームいる日本となるか、アメリカとなるか、この試合は自力進出がなくなったイナズマジャパンにとっても大事な一戦。ミーティングルームで固唾を呑んで見守っている。
「いけー!」
「いくぞ、ディラン!」
「オウッ!」
フリオ=アコスタが迫る前に土門がマークとディランにパスを出した。絶好のチャンスである。
「「ユニコーンブースト!」」
「アイアンウォール!」
二人の渾身の必殺技にテレスも負けじと対抗し、見事に食い止めた。
ユニコーンは果敢に攻めるが、もう一つ力が及ばずことごとくジ・エンパイアに防がれてしまう。イナズマジャパン戦まで活躍していた一之瀬の欠場が大きく響いているようだ。
「遠いな……アルゼンチンのゴールは!」
「ヘタなキーパーより、いいプレーしてくれるよ! まったく!」
キーパーにたどり着く前に鉄壁のディフェンスが攻撃を防がれてしまう。マークにも土門にも大きな壁を乗り越えるためにあきらめない。するとディランとの連携でボールをうまく奪ったマークが駆け上がり、攻撃体勢に移る。
「ドモン!」
「よし!」
ボールを受け取った土門がテレスと対峙する。……だが、そこで試合終了のホイッスルが鳴ってしまった。1対0でジ・エンパイアが勝利し、ユニコーンはこれで決勝トーナメントに行けなくなった。
――もちろんイナズマジャパンも、それをしっかりと見届けて壁山塀吾郎が呟く。
「ユニコーンが負けちゃったっス……」
「ということは……」
「アメリカに勝ち点が付かない!」
立向居勇気や宇都宮虎丸のように決勝トーナメントに進めることに喜ぶ者もいるが、円堂守と井上瑞貴のように複雑な心境の者もいる。それを見かねた鬼道有人が声を出す。
「俺たちは前に進む。敗れたチームの思いを受けて、進み続けるだけだ! そうだろう、円堂、瑞貴」
「ああ……!」
「そうだね……!」
これでグループAの全日程が終了した。一位はオルフェウス、二位はイナズマジャパンと決まった。この二チームが決勝トーナメントに進むことになる。
ボールが渡った土門飛鳥はアメリカで入院している一之瀬一哉のことを思う。
(一之瀬……俺は勝つ! 決勝トーナメントへは俺たちアメリカが行く! お前の夢――アメリカをサッカー大国にするためにも!)
次々とジ・エンパイアをかわしてドリブルして行く土門。マーク=クルーガーもディラン=キースも走り込んでいた。
「ドモン! いいぞ!」
「回せー!」
ゴール前に立ち塞がったのは、アンデスの不落の要塞と呼ばれるテレス=トルーエ。
「来い!」
グループAの決勝トーナメント進出はイタリアが一位で決めているが、さらにもう一チームいる日本となるか、アメリカとなるか、この試合は自力進出がなくなったイナズマジャパンにとっても大事な一戦。ミーティングルームで固唾を呑んで見守っている。
「いけー!」
「いくぞ、ディラン!」
「オウッ!」
フリオ=アコスタが迫る前に土門がマークとディランにパスを出した。絶好のチャンスである。
「「ユニコーンブースト!」」
「アイアンウォール!」
二人の渾身の必殺技にテレスも負けじと対抗し、見事に食い止めた。
ユニコーンは果敢に攻めるが、もう一つ力が及ばずことごとくジ・エンパイアに防がれてしまう。イナズマジャパン戦まで活躍していた一之瀬の欠場が大きく響いているようだ。
「遠いな……アルゼンチンのゴールは!」
「ヘタなキーパーより、いいプレーしてくれるよ! まったく!」
キーパーにたどり着く前に鉄壁のディフェンスが攻撃を防がれてしまう。マークにも土門にも大きな壁を乗り越えるためにあきらめない。するとディランとの連携でボールをうまく奪ったマークが駆け上がり、攻撃体勢に移る。
「ドモン!」
「よし!」
ボールを受け取った土門がテレスと対峙する。……だが、そこで試合終了のホイッスルが鳴ってしまった。1対0でジ・エンパイアが勝利し、ユニコーンはこれで決勝トーナメントに行けなくなった。
――もちろんイナズマジャパンも、それをしっかりと見届けて壁山塀吾郎が呟く。
「ユニコーンが負けちゃったっス……」
「ということは……」
「アメリカに勝ち点が付かない!」
立向居勇気や宇都宮虎丸のように決勝トーナメントに進めることに喜ぶ者もいるが、円堂守と井上瑞貴のように複雑な心境の者もいる。それを見かねた鬼道有人が声を出す。
「俺たちは前に進む。敗れたチームの思いを受けて、進み続けるだけだ! そうだろう、円堂、瑞貴」
「ああ……!」
「そうだね……!」
これでグループAの全日程が終了した。一位はオルフェウス、二位はイナズマジャパンと決まった。この二チームが決勝トーナメントに進むことになる。