最強タクティクス! カテナチオカウンター‼
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「危なかったな、ブラージ!」
「…………」
「えっ」
フィディオが声をかけるとブラージは無言で背を向けた。その様子にさらにフィディオが周りを見るとオルフェウスはアンジェロを除いて誰も喜んでいなかった。フィディオはギュッと拳を握って声を上げる。
「みんな、聞いてくれ! 俺たちのサッカーをすれば悔いのない試合ができるだろう……でも、それでは今のイナズマジャパンには勝てない!」
「!」
ブラージがわずかに反応し、フィディオは影山に顔を向ける。
「けれど、ミスターK……あの人のサッカーなら、カテナチオカウンターを完成させることができれば、必ず勝てる! そのためにはみんなの力が必要なんだ!」
「どうしてそこまであいつに肩入れする!」
「そうだ! あいつにされたことを忘れたのか!?」
イタリア代表決定戦の一件や瑞貴たちから聞いた影山の悪行……イギリス戦に勝ててアメリカ戦に引き分けられたのは影山の采配だ。しかし、今までのことを考えれば打ち消すには到底足りない。
「忘れてはいない! あの人は自分の犯した罪をキチンと償うべきだと思っている。でも、あの人の考えているサッカーは、もしかしたら俺たちを次の次元へと導いてくれるかもしれない……そんな予感がするんだ。ミスターKが生み出した必殺タクティクス、あれを完成させるためには俺たちにも更なる高度なプレーが要求される!」
フィディオは拳を手の平に強く叩き込んだ。
「だが、全てのプレーが噛み合ったとき、カテナチオカウンター……そして、究極のサッカーが姿を現すはずなんだ。俺はそれが見たい!」
「フィディオ……」
「頼む! ワガママだとはわかってる……。でも5分だけ俺にくれ! イナズマジャパンに勝つため、そして世界の頂点に立つために!」
自分につかみかかって必死に懇願するフィディオに、ブラージはフッと優しく笑った。
「向こうのスローインだ。フィディオ、みんなにディフェンスの指示を」
「えっ」
「お前に頭を下げられれば、誰も断ることなどできない。キャプテンはお前だからな。5分だ。5分だけはお前を信じる。いいな、みんな!」
「フィディオ!」
背を向けてゴールに戻るブラージの言葉に他のみんなも頷いた。全員が了承したことにアンジェロも嬉しくなり、フィディオは聞き入れてくれたみんなに礼を言う。
「ありがとう、みんな!」
瑞貴のスローイングで試合再開。周りを見渡した瑞貴はボールを投げた。
「有人!」
「染岡!」
ボールが回った鬼道はラファエレのチャージを抑え、染岡にパスを送る。
「アンジェロ!」
「うん!」
フィディオの指示でアンジェロが素早くボールを取った。
「…………」
「えっ」
フィディオが声をかけるとブラージは無言で背を向けた。その様子にさらにフィディオが周りを見るとオルフェウスはアンジェロを除いて誰も喜んでいなかった。フィディオはギュッと拳を握って声を上げる。
「みんな、聞いてくれ! 俺たちのサッカーをすれば悔いのない試合ができるだろう……でも、それでは今のイナズマジャパンには勝てない!」
「!」
ブラージがわずかに反応し、フィディオは影山に顔を向ける。
「けれど、ミスターK……あの人のサッカーなら、カテナチオカウンターを完成させることができれば、必ず勝てる! そのためにはみんなの力が必要なんだ!」
「どうしてそこまであいつに肩入れする!」
「そうだ! あいつにされたことを忘れたのか!?」
イタリア代表決定戦の一件や瑞貴たちから聞いた影山の悪行……イギリス戦に勝ててアメリカ戦に引き分けられたのは影山の采配だ。しかし、今までのことを考えれば打ち消すには到底足りない。
「忘れてはいない! あの人は自分の犯した罪をキチンと償うべきだと思っている。でも、あの人の考えているサッカーは、もしかしたら俺たちを次の次元へと導いてくれるかもしれない……そんな予感がするんだ。ミスターKが生み出した必殺タクティクス、あれを完成させるためには俺たちにも更なる高度なプレーが要求される!」
フィディオは拳を手の平に強く叩き込んだ。
「だが、全てのプレーが噛み合ったとき、カテナチオカウンター……そして、究極のサッカーが姿を現すはずなんだ。俺はそれが見たい!」
「フィディオ……」
「頼む! ワガママだとはわかってる……。でも5分だけ俺にくれ! イナズマジャパンに勝つため、そして世界の頂点に立つために!」
自分につかみかかって必死に懇願するフィディオに、ブラージはフッと優しく笑った。
「向こうのスローインだ。フィディオ、みんなにディフェンスの指示を」
「えっ」
「お前に頭を下げられれば、誰も断ることなどできない。キャプテンはお前だからな。5分だ。5分だけはお前を信じる。いいな、みんな!」
「フィディオ!」
背を向けてゴールに戻るブラージの言葉に他のみんなも頷いた。全員が了承したことにアンジェロも嬉しくなり、フィディオは聞き入れてくれたみんなに礼を言う。
「ありがとう、みんな!」
瑞貴のスローイングで試合再開。周りを見渡した瑞貴はボールを投げた。
「有人!」
「染岡!」
ボールが回った鬼道はラファエレのチャージを抑え、染岡にパスを送る。
「アンジェロ!」
「うん!」
フィディオの指示でアンジェロが素早くボールを取った。