最強タクティクス! カテナチオカウンター‼
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ついに始まったイナズマジャパン対オルフェウスの試合。豪炎寺修也と吹雪士郎のクロスファイアで先取点を獲得に成功する。
《決まりました! イナズマジャパン先制です! イタリア代表オルフェウス、日本を追いかける展開となりました!!》
《優勝候補であるオルフェウスから先制を取るとは、イナズマジャパンのチームとしての成長は著しいですね》
始めはあまり注目されなかったイナズマジャパンも試合を進むに連れ、マクスター=ランドやレビン=マードックから褒め言葉をもらえるほど成長していた。
一方オルフェウスは、フィディオ=アルデナが影山零治の采配力を買っているのとは逆に、他のチームメイトはよく思っていなかった。
「必ず取り返すぞ!」
「ああ。俺たちの力で逆転するんだ!」
(俺たちは、俺たちのサッカーで勝ってみせる! ミスターKの采配などなくても!)
ラファエレ=ジェラーニも、ジャンルカ=ザナルディも、ジジ=ブラージも、影山の手を借りずに勝とうとしていた。
(みんなの気持ちがバラバラだ……。このままでは勝てない……!)
フィディオはベンチにいる影山に顔を向けるが、彼は何も指示を出してこない。いや、出したとしても大人しく聞き入れてくれるわけがないだろう。
「だが、みんながミスターKのサッカーを理解することができれば――完成するはずなんだ! イナズマジャパンを打ち倒す、必殺タクティクス・カテナチオカウンターが!」
必殺タクティクス・カテナチオカウンターは影山が提案したが練習で完成できず、逆にオルフェウスの不信感を募らせるだけだった。
それでもフィディオはやろうとしたが一人では何もできない。チームでやる強力な必殺タクティクスなのだ。
「イタリアから先制点を取るとはな……」
「ええ。ですが、オルフェウスがこのまま終わるはずがありません」
「イナズマジャパンが成長したのもありますが、オルフェウスの動きが鈍いですね」
ベンチから響木正剛と久遠道也と神崎シンがそれぞれ見解を出すと、久遠冬花と目金欠流も気になることがあった。
「あの人たち、気になる言葉を言ってましたよね」
「カテナチオカウンターですね。僕も気になってました」
「なんですか? 『カテナチオ』って」
「カテナチオとは、『鍵』を意味するイタリアの古い戦術のことです」
「「鍵?」」
「なんでそんな言葉を突然言い出したのかしら?」
音無春奈が質問して目金が説明すると、冬花と口をそろえた木野秋が再びフィールドに目を移す。
オルフェウスボールから試合再開。フィディオが隣のラファエレにボールを渡す。
「いくぞ、ラファエレ!」
「…………」
「ラファエレ!?」
(俺が必ず取り返す!)
声をかけたフィディオを無視して、ラファエレが一人でイナズマジャパン陣内に切り込んでいく。
「一人で突っ込んで来るとは。戦術やチームの意思を感じない……フィディオも機能していないようだ……バラバラということか! チームも、フィディオも、影山も!」
鬼道有人はいつものオルフェウスじゃないことに気づき、影山と顔を見合わせるとチャンスとばかりに攻め込む。
《決まりました! イナズマジャパン先制です! イタリア代表オルフェウス、日本を追いかける展開となりました!!》
《優勝候補であるオルフェウスから先制を取るとは、イナズマジャパンのチームとしての成長は著しいですね》
始めはあまり注目されなかったイナズマジャパンも試合を進むに連れ、マクスター=ランドやレビン=マードックから褒め言葉をもらえるほど成長していた。
一方オルフェウスは、フィディオ=アルデナが影山零治の采配力を買っているのとは逆に、他のチームメイトはよく思っていなかった。
「必ず取り返すぞ!」
「ああ。俺たちの力で逆転するんだ!」
(俺たちは、俺たちのサッカーで勝ってみせる! ミスターKの采配などなくても!)
ラファエレ=ジェラーニも、ジャンルカ=ザナルディも、ジジ=ブラージも、影山の手を借りずに勝とうとしていた。
(みんなの気持ちがバラバラだ……。このままでは勝てない……!)
フィディオはベンチにいる影山に顔を向けるが、彼は何も指示を出してこない。いや、出したとしても大人しく聞き入れてくれるわけがないだろう。
「だが、みんながミスターKのサッカーを理解することができれば――完成するはずなんだ! イナズマジャパンを打ち倒す、必殺タクティクス・カテナチオカウンターが!」
必殺タクティクス・カテナチオカウンターは影山が提案したが練習で完成できず、逆にオルフェウスの不信感を募らせるだけだった。
それでもフィディオはやろうとしたが一人では何もできない。チームでやる強力な必殺タクティクスなのだ。
「イタリアから先制点を取るとはな……」
「ええ。ですが、オルフェウスがこのまま終わるはずがありません」
「イナズマジャパンが成長したのもありますが、オルフェウスの動きが鈍いですね」
ベンチから響木正剛と久遠道也と神崎シンがそれぞれ見解を出すと、久遠冬花と目金欠流も気になることがあった。
「あの人たち、気になる言葉を言ってましたよね」
「カテナチオカウンターですね。僕も気になってました」
「なんですか? 『カテナチオ』って」
「カテナチオとは、『鍵』を意味するイタリアの古い戦術のことです」
「「鍵?」」
「なんでそんな言葉を突然言い出したのかしら?」
音無春奈が質問して目金が説明すると、冬花と口をそろえた木野秋が再びフィールドに目を移す。
オルフェウスボールから試合再開。フィディオが隣のラファエレにボールを渡す。
「いくぞ、ラファエレ!」
「…………」
「ラファエレ!?」
(俺が必ず取り返す!)
声をかけたフィディオを無視して、ラファエレが一人でイナズマジャパン陣内に切り込んでいく。
「一人で突っ込んで来るとは。戦術やチームの意思を感じない……フィディオも機能していないようだ……バラバラということか! チームも、フィディオも、影山も!」
鬼道有人はいつものオルフェウスじゃないことに気づき、影山と顔を見合わせるとチャンスとばかりに攻め込む。