よみがえる記憶! 冬花の真実‼
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「円堂くんには前にも言った通り、あなたのおじい様――円堂大介さんは生きているわ。命を狙われ大怪我したおじい様を匿い、国外に逃亡させた人たちがいたから」
「円堂大介を救ったのは、影山の仲間でありながら影山の悪行を止めようとした者たち。その中心となった男が――小野正隆」
「!」
「小野? ……まさか!」
鬼瓦の口から出た名前に冬花と円堂は反応する。
「そうだ。そのお嬢さんの本当の父親だ」
「「「「っ!」」」」
冬花の本当の父親がこんな所で繋がりがあり驚く冬花に、円堂も瑞貴も久遠も顔を向けた。
……冬花の父親・小野正隆は影山零治に仕えていたのだ。裏の顔を知らずに。けど影山の悪事の数々を知り許せなくなった。だが当時、影山に反抗することはできなかった。そんな状況で辛うじてできたのが大介を逃がすことだったのだ。
「まさか、冬花の両親は影山の手で……」
「いや、奴は手を下してはいない。……だが」
「だが?」
「調べていく内に、俺はとんでもない事実にぶち当たった。影山は操られていた可能性がある……もっと恐ろしい存在に」
「「「!」」」
「…………」
サッカー界に闇を広げる影山の背後に、黒幕がいた事実を円堂も冬花も久遠も驚く。……ただ一人、原作でその誰かを知る瑞貴を除いて。彼女がみんなと違う反応をしていたことに誰も気づかなかった。
――調査報告を伝えてこれ以上冬花の病室にいるわけにもいかないので、鬼瓦は引き続き調査をするために病院を出る。夏未も同行するようだ。円堂と瑞貴は外で車に乗って待機している鬼瓦共々、夏未を見送ることにした。
「ありがとうな、夏未。いろいろ調べてくれて」
「うん」
「あっ、夏未ちゃん。これ持って行って」
瑞貴は冬花の見舞い用に持ってきた紙袋から一つの缶を取り出して夏未に渡す。
「これ、ハーブティー?」
「うん。時にはリラックスが必要だよ。ひと息つくことで今まで見えなかったことが見えることもあるから」
「ありがとう」
夏未は瑞貴に微笑むと車の助手席に乗り込んでシートベルトを締める。それを確認した円堂は開いている窓枠に両手を置いた。
「じいちゃんのこと、何かわかったら……」
「ええ、もちろん……。ハッキリしたら必ず伝えるわ」
「ごめんな、夏未」
「大丈夫。これが終わったら必ず帰るわ。円堂くんの……」
「ん?」
「っ……」
言葉を濁す夏未に円堂は首を傾げ、瑞貴は聞こえないように息を呑んだ。
「円堂くんや瑞貴たち、みんなの所へ!」
「ああ! 待ってる!」
「今度女子会しようって考えているんだ。夏未ちゃんも参加してね」
「ええ」
そう言い残して鬼瓦も夏未も去って行き、瑞貴と円堂は見えなくなるまでその場にいた。
「じゃ、フユッペの病室に戻るか」
「先に行ってて。ちょっと風に当たりたいから」
「わかった。またあとでな!」
円堂が病院に入ったのを確認すると、瑞貴は空を見上げた。その表情はどこか悲しげで複雑な感情が入り混じっているようだ。
最初の言葉の続きを夏未はハッキリ言わなかったが、瑞貴は改めて確認することができた。
(夏未ちゃん、本当に守のことが好きなんだ……)
瑞貴には夏未たちも自分にとって大切な人だ。秋や冬花も含めて誰か一人でもこの気持ちを否定されたらあきらめるつもりでいる。
初めて人を想うことがわかり、今まで近くで過ごしてきた瑞貴には充分幸せで満足したし、その代償として覚悟を決めている。
「冬花ちゃんも記憶が戻ったし、みんなにちゃんと言わなきゃ……。私も守が好きだって」
☆副キャプテン 今日の格言☆
ひと息つくことで今まで見えなかったことが見えることもあるから
以上!!
「円堂大介を救ったのは、影山の仲間でありながら影山の悪行を止めようとした者たち。その中心となった男が――小野正隆」
「!」
「小野? ……まさか!」
鬼瓦の口から出た名前に冬花と円堂は反応する。
「そうだ。そのお嬢さんの本当の父親だ」
「「「「っ!」」」」
冬花の本当の父親がこんな所で繋がりがあり驚く冬花に、円堂も瑞貴も久遠も顔を向けた。
……冬花の父親・小野正隆は影山零治に仕えていたのだ。裏の顔を知らずに。けど影山の悪事の数々を知り許せなくなった。だが当時、影山に反抗することはできなかった。そんな状況で辛うじてできたのが大介を逃がすことだったのだ。
「まさか、冬花の両親は影山の手で……」
「いや、奴は手を下してはいない。……だが」
「だが?」
「調べていく内に、俺はとんでもない事実にぶち当たった。影山は操られていた可能性がある……もっと恐ろしい存在に」
「「「!」」」
「…………」
サッカー界に闇を広げる影山の背後に、黒幕がいた事実を円堂も冬花も久遠も驚く。……ただ一人、原作でその誰かを知る瑞貴を除いて。彼女がみんなと違う反応をしていたことに誰も気づかなかった。
――調査報告を伝えてこれ以上冬花の病室にいるわけにもいかないので、鬼瓦は引き続き調査をするために病院を出る。夏未も同行するようだ。円堂と瑞貴は外で車に乗って待機している鬼瓦共々、夏未を見送ることにした。
「ありがとうな、夏未。いろいろ調べてくれて」
「うん」
「あっ、夏未ちゃん。これ持って行って」
瑞貴は冬花の見舞い用に持ってきた紙袋から一つの缶を取り出して夏未に渡す。
「これ、ハーブティー?」
「うん。時にはリラックスが必要だよ。ひと息つくことで今まで見えなかったことが見えることもあるから」
「ありがとう」
夏未は瑞貴に微笑むと車の助手席に乗り込んでシートベルトを締める。それを確認した円堂は開いている窓枠に両手を置いた。
「じいちゃんのこと、何かわかったら……」
「ええ、もちろん……。ハッキリしたら必ず伝えるわ」
「ごめんな、夏未」
「大丈夫。これが終わったら必ず帰るわ。円堂くんの……」
「ん?」
「っ……」
言葉を濁す夏未に円堂は首を傾げ、瑞貴は聞こえないように息を呑んだ。
「円堂くんや瑞貴たち、みんなの所へ!」
「ああ! 待ってる!」
「今度女子会しようって考えているんだ。夏未ちゃんも参加してね」
「ええ」
そう言い残して鬼瓦も夏未も去って行き、瑞貴と円堂は見えなくなるまでその場にいた。
「じゃ、フユッペの病室に戻るか」
「先に行ってて。ちょっと風に当たりたいから」
「わかった。またあとでな!」
円堂が病院に入ったのを確認すると、瑞貴は空を見上げた。その表情はどこか悲しげで複雑な感情が入り混じっているようだ。
最初の言葉の続きを夏未はハッキリ言わなかったが、瑞貴は改めて確認することができた。
(夏未ちゃん、本当に守のことが好きなんだ……)
瑞貴には夏未たちも自分にとって大切な人だ。秋や冬花も含めて誰か一人でもこの気持ちを否定されたらあきらめるつもりでいる。
初めて人を想うことがわかり、今まで近くで過ごしてきた瑞貴には充分幸せで満足したし、その代償として覚悟を決めている。
「冬花ちゃんも記憶が戻ったし、みんなにちゃんと言わなきゃ……。私も守が好きだって」
☆副キャプテン 今日の格言☆
ひと息つくことで今まで見えなかったことが見えることもあるから
以上!!