よみがえる記憶! 冬花の真実‼
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「もう1点取るぞ! 皇帝ペンギン3号だ!」
「っ!」
しかし鬼道は皇帝ペンギン3号を撃とうとせず、二人を抜いて猛スピードで走って行く。さらにアントニオ=ガリウスとラファエロ=ロペスをかわし、上空からノーマルシュートを放った。
ファルミンはそれを受け止めてうしろに下がっていくが、上にクリアすることで得点を阻止した。
「クッ!」
「お前、何焦ってんだよ」
「…………」
「おい! 聞いてんのか!」
「鬼道……」
不動の言葉にも鬼道は反応しなかった。佐久間も春奈と同じようにように鬼道が焦っていることに気づいていた。
それから両チームの激しい攻防の末、1対1の同点で試合が終わった。新たなデータも取れて目金欠流と立向居勇気は笑い合う。
「データ収集完了です!」
「あとで見せてください!」
「もちろんです!」
二人がピッチに顔を向けると、円堂とケラルドが笑顔で握手していた。
「決勝トーナメントで会おうぜ!」
「ああ! 今度は勝負をつける!」
パチパチパチ――……!
「スッゴい! 本当にどちらもスゴかった!」
「ホント! 練習試合とは思えないくらい!」
「…………」
マネージャーたちが両チームの戦いに感動して拍手をする中、春奈は鬼道を見るとみんなと少し離れた場所で顔をうつむいていた。
――練習試合を終えたあとミーティングも終了し、本日のメニューは全て終わった。気分転換に瑞貴は買い物に行って宿舎に帰るところだった。
「カモミールだけじゃなくダージリンもアッサムも買ったし、今度のお茶会は賑やかになりそうだな~」
考えるだけでもワクワクしていると、見覚えのある車が横を通り過ぎて少し前に止まった。
「井上! 乗れ!」
「久遠監督!? どうしたんですか!?」
「冬花ちゃんが倒れたんた! 今病院に向かっている!」
「冬花ちゃんが……!?」
シンから告げられた言葉に瑞貴は目を見開き、即座に後部座席に乗り込んだ。それを確認したシンは再び車を発進させて病院へと向かって行った。
それから救急車を呼んで共に病院にいた円堂と合流し、シンは響木正剛やイナズマジャパンにも伝えるために宿舎に戻り、冬花の検査が済んで病室に運ばれたときにはもう夜になっていた。冬花は目が開いているものの意識どころか生気すらない。
「冬花ちゃん……!」
以前やったように瑞貴は冬花の頭を撫でるが変わらない。久遠は瑞貴の肩に手を置き、ムダだというように無言で首を横に振った。
「監督! フユッペは、やっぱり記憶が戻って……!」
「円堂、井上。お前たちがそばにいれば冬花は本当の自分を取り戻せるのでは、悲しみに耐えられるのでは……と思った。だが……」
「俺に何かできることはないんですか!?」
「私も、なんだってします!」
「ない。悲しみを克服できるのは冬花自身だけ。その冬花がこれでは……」
言葉をかけても何をやっても反応しない。冬花は過去の悲しみに押し潰されたのだ。
「っ!」
しかし鬼道は皇帝ペンギン3号を撃とうとせず、二人を抜いて猛スピードで走って行く。さらにアントニオ=ガリウスとラファエロ=ロペスをかわし、上空からノーマルシュートを放った。
ファルミンはそれを受け止めてうしろに下がっていくが、上にクリアすることで得点を阻止した。
「クッ!」
「お前、何焦ってんだよ」
「…………」
「おい! 聞いてんのか!」
「鬼道……」
不動の言葉にも鬼道は反応しなかった。佐久間も春奈と同じようにように鬼道が焦っていることに気づいていた。
それから両チームの激しい攻防の末、1対1の同点で試合が終わった。新たなデータも取れて目金欠流と立向居勇気は笑い合う。
「データ収集完了です!」
「あとで見せてください!」
「もちろんです!」
二人がピッチに顔を向けると、円堂とケラルドが笑顔で握手していた。
「決勝トーナメントで会おうぜ!」
「ああ! 今度は勝負をつける!」
パチパチパチ――……!
「スッゴい! 本当にどちらもスゴかった!」
「ホント! 練習試合とは思えないくらい!」
「…………」
マネージャーたちが両チームの戦いに感動して拍手をする中、春奈は鬼道を見るとみんなと少し離れた場所で顔をうつむいていた。
――練習試合を終えたあとミーティングも終了し、本日のメニューは全て終わった。気分転換に瑞貴は買い物に行って宿舎に帰るところだった。
「カモミールだけじゃなくダージリンもアッサムも買ったし、今度のお茶会は賑やかになりそうだな~」
考えるだけでもワクワクしていると、見覚えのある車が横を通り過ぎて少し前に止まった。
「井上! 乗れ!」
「久遠監督!? どうしたんですか!?」
「冬花ちゃんが倒れたんた! 今病院に向かっている!」
「冬花ちゃんが……!?」
シンから告げられた言葉に瑞貴は目を見開き、即座に後部座席に乗り込んだ。それを確認したシンは再び車を発進させて病院へと向かって行った。
それから救急車を呼んで共に病院にいた円堂と合流し、シンは響木正剛やイナズマジャパンにも伝えるために宿舎に戻り、冬花の検査が済んで病室に運ばれたときにはもう夜になっていた。冬花は目が開いているものの意識どころか生気すらない。
「冬花ちゃん……!」
以前やったように瑞貴は冬花の頭を撫でるが変わらない。久遠は瑞貴の肩に手を置き、ムダだというように無言で首を横に振った。
「監督! フユッペは、やっぱり記憶が戻って……!」
「円堂、井上。お前たちがそばにいれば冬花は本当の自分を取り戻せるのでは、悲しみに耐えられるのでは……と思った。だが……」
「俺に何かできることはないんですか!?」
「私も、なんだってします!」
「ない。悲しみを克服できるのは冬花自身だけ。その冬花がこれでは……」
言葉をかけても何をやっても反応しない。冬花は過去の悲しみに押し潰されたのだ。